洞窟の死闘! 打て、5連釘パンチ!
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……深海の珍味・幻のフグ鯨の捕獲を狙って旅に出たトリコと小松に同行した……もとい拉致られた瑞貴。
美食屋でカリスマ四天王のココと出会い、共に生還率0.1パーセントと言われる洞窟の砂浜へと潜入していく。だけど突然、小松が行方不明になってしまった。そこへ突如現れた伝説の魔獣が三人に襲い掛かる。
☆☆☆☆☆
「っ、トリコ! ココさん!」
「こいつが伝説の魔獣……!」
「デビル大蛇!」
〈ギュアァァアアア!!〉
雄叫びのようなデビル大蛇の鳴き声は狭い洞窟によく響いて私は耳を塞ぐ。
「うるさっ!」
「なんて声出すんだ!」
「マズい! 鳴き声が反響して……!」
☆☆☆☆☆
……洞窟の入口では巨大ヤスデから逃れたティナとゾンゲと子分の白川と坂巻がいる。彼らもここまで聞こえるデビル大蛇の鳴き声に驚いた。
「な、なんなのいったい!?」
「なんなんだ!?」
洞窟から大量のアゲハコウモリが逃げるように出てきた。更に加えて鳴き声が反響した衝撃で、洞窟の入口が崩れて完全に塞がってしまった。
「うーん。これは、何かあったに違いねぇ」
「「うんうん」」
「って、何かあったに決まってるでしょーがー! それも、てんこ盛り級に重たーい何かがね!」
誰が見ても一目瞭然な事態を自分が推理したかのように言うゾンゲに、頷く子分たち。当然ティナはツッコミを入れると、リュックからパソコンを取り出して操作し始めた。
一つの項目をクリックすると、薄暗いが洞窟の動画が出てきた。クルッポーがティナの肩に乗って一緒に見ると、横からゾンゲも気になって覗き込んだ。
〈クーポー!〉
「ああ? なんだそりゃあ?」
「おいしいニュースはね、指くわえて待ってるだけじゃありつけないのよ!」
この動画はティナが小松に貸したヘルメットにあるカメラで映しているものだ。
「小松くんのヘルメットに暗視機能搭載の超小型カメラを仕込んどいたのよ。取材も料理も仕込みが大事ってね!」
「だな~。念には念を、ヘルメットには隠しカメラを。俺と同じことを考えつくなんていい脳みそ持ってんじゃねぇか。なんならこのゾンゲ様の手下に採用してやってもいいぞ?」
「いえ、ここで見栄張らなくても……」
見栄を張るゾンゲに坂巻や白川は呆れて、ティナは全く聞いてない。
《ムググググ!》
「何これ!? 小松くん!?」
カメラにはマイク機能も付いているらしく、小松のくぐもった声と画面には大柄な男の姿が映った。
《大人しくしてな! すぐ殺してやるからよ!》
美食屋でカリスマ四天王のココと出会い、共に生還率0.1パーセントと言われる洞窟の砂浜へと潜入していく。だけど突然、小松が行方不明になってしまった。そこへ突如現れた伝説の魔獣が三人に襲い掛かる。
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「っ、トリコ! ココさん!」
「こいつが伝説の魔獣……!」
「デビル大蛇!」
〈ギュアァァアアア!!〉
雄叫びのようなデビル大蛇の鳴き声は狭い洞窟によく響いて私は耳を塞ぐ。
「うるさっ!」
「なんて声出すんだ!」
「マズい! 鳴き声が反響して……!」
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……洞窟の入口では巨大ヤスデから逃れたティナとゾンゲと子分の白川と坂巻がいる。彼らもここまで聞こえるデビル大蛇の鳴き声に驚いた。
「な、なんなのいったい!?」
「なんなんだ!?」
洞窟から大量のアゲハコウモリが逃げるように出てきた。更に加えて鳴き声が反響した衝撃で、洞窟の入口が崩れて完全に塞がってしまった。
「うーん。これは、何かあったに違いねぇ」
「「うんうん」」
「って、何かあったに決まってるでしょーがー! それも、てんこ盛り級に重たーい何かがね!」
誰が見ても一目瞭然な事態を自分が推理したかのように言うゾンゲに、頷く子分たち。当然ティナはツッコミを入れると、リュックからパソコンを取り出して操作し始めた。
一つの項目をクリックすると、薄暗いが洞窟の動画が出てきた。クルッポーがティナの肩に乗って一緒に見ると、横からゾンゲも気になって覗き込んだ。
〈クーポー!〉
「ああ? なんだそりゃあ?」
「おいしいニュースはね、指くわえて待ってるだけじゃありつけないのよ!」
この動画はティナが小松に貸したヘルメットにあるカメラで映しているものだ。
「小松くんのヘルメットに暗視機能搭載の超小型カメラを仕込んどいたのよ。取材も料理も仕込みが大事ってね!」
「だな~。念には念を、ヘルメットには隠しカメラを。俺と同じことを考えつくなんていい脳みそ持ってんじゃねぇか。なんならこのゾンゲ様の手下に採用してやってもいいぞ?」
「いえ、ここで見栄張らなくても……」
見栄を張るゾンゲに坂巻や白川は呆れて、ティナは全く聞いてない。
《ムググググ!》
「何これ!? 小松くん!?」
カメラにはマイク機能も付いているらしく、小松のくぐもった声と画面には大柄な男の姿が映った。
《大人しくしてな! すぐ殺してやるからよ!》