最後の滴! センチュリースープは誰の手に!?
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「どうした小松!?」
「瑞貴も落ち着いて!」
「「あっ!」」
マッチさんとティナさんの声で私たちは落ち着くことができた。小松さんは起き上がり、私も息を吐いてみんなに体を向ける。
「す、すみません。つい淫らな顔を……」
「パーフェクトにニヤけてたぞ。瑞貴は背を向けたからわからなかったが。で、どうだった? 味は?」
「にへ~~」
「わみゃあ!」
トリコが味を尋ねたせいで小松さんの顔はまたニヤけ、私も再び顔を隠して背を向けるハメになった!
「だから何その顔! それになんでうしろを向くの!」
「ちゃんと覚えてんだろうな!?」
「覚えてる! 覚えてるからティナさんもトリコも安心して!」
「トリコしゃ~ん。こんにゃにおいしいシュープ……わしゅれたくてもわしゅれられましぇんよ~」
「う~! 俺も飲みたかった~!」
「わ~しまった~! 1グラムも撮影してなかった~!」
〈クポクポ〉
……瑞貴と小松の感想を聞いて、トリコとティナは頬に手を当てて涙ぐむ。ティナの場合は自業自得だから何度も声をかけたクルッポーは首を横に振って「やれやれ」というように呆れている。
パラパラ――……。
「おっと。急がないとな、そろそろ氷山も持ち――」
「「!」」
再び崩れる音が聞こえたと思ったら、私はブレスレットを薙刀にして鉄平と共に天井を見上げながら目を見開いた、その様子にただごとじゃないと伝わったのか、マッチさんが声をかける。
「どうした!?」
「気配が……! 猛獣たちじゃない…もっと強力な存在……!」
「相当な実力者だよ……近くにいる!」
「えっ!?」
トミーロッドやパラサイトエンペラーやヘルボロス……今まで会った強さの持ち主なんて、まるで赤子のように思ってしまうくらい相当な実力者が近くにいる!
☆☆☆☆☆
……決戦の場の壁を破壊したのはバリーガモンとボギーウッズを従えるアルファロ。彼は重傷を負って倒れるトミーロッドを見る。
「トミーをここまで追い詰めるとは……スタージュンのGTロボを破壊し、グリンパーチも一目置く男……今の内に処理しておかなければ、のちのち面倒なことになりそいですねぇ。トリコ……」
「アルファロ様、面倒なことになるのはトリコだけじゃありません。瑞貴っていう女もです」
「ん?」
「龍に変身した途端、重傷とはいえトミー様を簡単に薙ぎ払うほどの力をお持ちでした」
ボギーウッズとバリーガモンの報告を聞いて、アルファロは無を細めた。
「ホォ……ならばその瑞貴という娘も、始末しておかなければなりませんね」
「瑞貴も落ち着いて!」
「「あっ!」」
マッチさんとティナさんの声で私たちは落ち着くことができた。小松さんは起き上がり、私も息を吐いてみんなに体を向ける。
「す、すみません。つい淫らな顔を……」
「パーフェクトにニヤけてたぞ。瑞貴は背を向けたからわからなかったが。で、どうだった? 味は?」
「にへ~~」
「わみゃあ!」
トリコが味を尋ねたせいで小松さんの顔はまたニヤけ、私も再び顔を隠して背を向けるハメになった!
「だから何その顔! それになんでうしろを向くの!」
「ちゃんと覚えてんだろうな!?」
「覚えてる! 覚えてるからティナさんもトリコも安心して!」
「トリコしゃ~ん。こんにゃにおいしいシュープ……わしゅれたくてもわしゅれられましぇんよ~」
「う~! 俺も飲みたかった~!」
「わ~しまった~! 1グラムも撮影してなかった~!」
〈クポクポ〉
……瑞貴と小松の感想を聞いて、トリコとティナは頬に手を当てて涙ぐむ。ティナの場合は自業自得だから何度も声をかけたクルッポーは首を横に振って「やれやれ」というように呆れている。
パラパラ――……。
「おっと。急がないとな、そろそろ氷山も持ち――」
「「!」」
再び崩れる音が聞こえたと思ったら、私はブレスレットを薙刀にして鉄平と共に天井を見上げながら目を見開いた、その様子にただごとじゃないと伝わったのか、マッチさんが声をかける。
「どうした!?」
「気配が……! 猛獣たちじゃない…もっと強力な存在……!」
「相当な実力者だよ……近くにいる!」
「えっ!?」
トミーロッドやパラサイトエンペラーやヘルボロス……今まで会った強さの持ち主なんて、まるで赤子のように思ってしまうくらい相当な実力者が近くにいる!
☆☆☆☆☆
……決戦の場の壁を破壊したのはバリーガモンとボギーウッズを従えるアルファロ。彼は重傷を負って倒れるトミーロッドを見る。
「トミーをここまで追い詰めるとは……スタージュンのGTロボを破壊し、グリンパーチも一目置く男……今の内に処理しておかなければ、のちのち面倒なことになりそいですねぇ。トリコ……」
「アルファロ様、面倒なことになるのはトリコだけじゃありません。瑞貴っていう女もです」
「ん?」
「龍に変身した途端、重傷とはいえトミー様を簡単に薙ぎ払うほどの力をお持ちでした」
ボギーウッズとバリーガモンの報告を聞いて、アルファロは無を細めた。
「ホォ……ならばその瑞貴という娘も、始末しておかなければなりませんね」