絶体絶命都市! トミーロッド、本気モード炸裂!
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手の平に乗せた営林の種に、耳に付けているピアスの一つの飾りを外すと中の液体を種に染み込ませた。
「プロテクトツリー……成長し、氷を保護しろ!」
鉄平はグルメショーウィンドーの横に営林の種を投げて埋め込ませる。ティナさんも再生屋の技術に興味があるのか、カメラを構え始めた。
すると営林の種から出た蔓がグルメショーウィンドーに巻き付き、地震から守っていく。
「ス、スゴい!」
「小松くんはここにいてくれ」
「えっ?」
「プロテクトツリーは、あくまで応急処置だ。上へ行ってショーウィンドーを守らないと!」
「上……トリコさん!」
グルメショーウィンドーの頂上は戦場と化している。その中でトリコたちが戦っているのだから鉄平はそこに行かなければならない。だったら――!
「私も行く!」
「瑞貴さん!?」
「ダメだ。お嬢ちゃんも小松くんとここに――」
「嫌だ!」
「「「!」」」
……制しようとする鉄平に瑞貴は叫んだ。彼女が感情を高ぶらせることなど滅多にないので小松もティナも含めて全員驚いた。
「トリコが危機に陥っているなら、私は行く。大切な仲間を失うわけにはいかない! 7流星守護結界!!」
「瑞貴さん!」
「小松さん、あとはお願い!」
「あっ! おい!」
そう叫んで私は小松さんたちに守護結界をかけて頼んだあと走り出した。トリコ……お願い! 生きて!
ドクンッ! ドクンッ!
この感覚は『力』が解き放たれる合図だ。アイスヘル編は現れる人物しか覚えていないので、最悪な場面に遭遇してしまったら……私は力を抑える自信はない。
☆☆☆☆☆
「うらあぁぁあああ!!」
……グルメショーウィンドーに叩き込まれたトリコは、トミーロッドを自分から離すために顔に蹴りを入れた。その衝撃でトミーロッドは離れる。
「グッ! ふんっ!」
しかしトミーロッドは次々とトリコに拳をぶつけていく。まるでマシンガンのようだがトリコも黙って受けていられない。
「うおおぉぉおおお!」
頭突きでトミーロッドの動きを止めたあと、右膝蹴りを命中させて自分ごとグルメショーウィンドーから脱出すると、13連釘パンチの反動で動きにくい右手を拳に変えていく。
(動け……俺の右腕……! 動け……!)
「!」
飛ばされる中、トミーロッドはトリコが拳を作っているのを見つけたため、バック転で回避したあと距離を取って着地する。そして牙を剥き出して走り出すとトリコが着地したのを狙って顔を殴り飛ばした。
「プロテクトツリー……成長し、氷を保護しろ!」
鉄平はグルメショーウィンドーの横に営林の種を投げて埋め込ませる。ティナさんも再生屋の技術に興味があるのか、カメラを構え始めた。
すると営林の種から出た蔓がグルメショーウィンドーに巻き付き、地震から守っていく。
「ス、スゴい!」
「小松くんはここにいてくれ」
「えっ?」
「プロテクトツリーは、あくまで応急処置だ。上へ行ってショーウィンドーを守らないと!」
「上……トリコさん!」
グルメショーウィンドーの頂上は戦場と化している。その中でトリコたちが戦っているのだから鉄平はそこに行かなければならない。だったら――!
「私も行く!」
「瑞貴さん!?」
「ダメだ。お嬢ちゃんも小松くんとここに――」
「嫌だ!」
「「「!」」」
……制しようとする鉄平に瑞貴は叫んだ。彼女が感情を高ぶらせることなど滅多にないので小松もティナも含めて全員驚いた。
「トリコが危機に陥っているなら、私は行く。大切な仲間を失うわけにはいかない! 7流星守護結界!!」
「瑞貴さん!」
「小松さん、あとはお願い!」
「あっ! おい!」
そう叫んで私は小松さんたちに守護結界をかけて頼んだあと走り出した。トリコ……お願い! 生きて!
ドクンッ! ドクンッ!
この感覚は『力』が解き放たれる合図だ。アイスヘル編は現れる人物しか覚えていないので、最悪な場面に遭遇してしまったら……私は力を抑える自信はない。
☆☆☆☆☆
「うらあぁぁあああ!!」
……グルメショーウィンドーに叩き込まれたトリコは、トミーロッドを自分から離すために顔に蹴りを入れた。その衝撃でトミーロッドは離れる。
「グッ! ふんっ!」
しかしトミーロッドは次々とトリコに拳をぶつけていく。まるでマシンガンのようだがトリコも黙って受けていられない。
「うおおぉぉおおお!」
頭突きでトミーロッドの動きを止めたあと、右膝蹴りを命中させて自分ごとグルメショーウィンドーから脱出すると、13連釘パンチの反動で動きにくい右手を拳に変えていく。
(動け……俺の右腕……! 動け……!)
「!」
飛ばされる中、トミーロッドはトリコが拳を作っているのを見つけたため、バック転で回避したあと距離を取って着地する。そして牙を剥き出して走り出すとトリコが着地したのを狙って顔を殴り飛ばした。