真っ向勝負! 激闘トリコ対トミーロッド!
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「さすがに千匹一気にはかなりの体力が消耗するな……。これ以上体力を削るわけにはいかない……『こいつ』のためにも温存しとかないと。――ん?」
トリコですら恐れる昆虫を体に宿しているため、トミーロッドはこれ以上な体力消耗を避けたかった。ふと振り向いた先には竜王を構えるマッチがいる。
「ふんっ!」
「っ!」
トミーロッドがグルメ細胞の青タコを出現させると、その迫力にマッチは腰を地に落としてしまった。
「フンッ、小物が」
「……俺を殺さなくていいのか?」
「ん?」
「小さなネズミでも確実に殺しておかねぇと、いつか虎に成長して、てめぇの寝首を掻きに来るぜ」
「ああん? お前はもう殺してるけどー?」
「っ!? ――ウッ! ぐわあっ!」
いつの間にかマッチの周りには大量のジョンガルクワガタがいて、襲い掛かって来た。
「フンッ。お前の命なんか最初(ハナ)から眼中にねぇよ。――確実に殺しておかねぇと……か」
トミーロッドはマッチから昆虫に埋もれているトリコに視線を移す。
「本当に、死んだのか? 確実にスープをゲットする上でトリコの生死は無視できない問題だ。何故膝を付いたまま倒れない? スープ入手を妨げる可能性は、たとえ1パーセントだろうが完璧に排除せねば! やはり昆虫共では安心できんなぁ!」
トミーロッドは背中の羽根を広げて一気にトリコの元へと飛び立つ。
「確実に僕の手で殺しておこう! 二度と這い上がれない地獄の淵まで深く沈みな、トリコ!!」
「っ!」
トミーロッドの手がトリコに掛かった瞬間、マッチも最悪の状況を考えた。だが、それとは反対に昆虫はどんどんトリコから離れていきトミーロッドの手首はトリコがしっかりつかんでいた。
「やっと……お近づきになれたな、トミーロッド!」
「っ!?」
大量の昆虫に埋もれたにもかかわらず、トリコは大怪我など一切していなかった。
「招待するぜアイスヘル……ここが地獄だ。ただし――お前のな!」
「ぐっ!」
「釘パンチ!! 10連だ!!」
ついにトリコの攻撃がトミーロッドへ命中した。遠くへ弾き飛ばされたにも関わらずトミーロッドはまだ動いているが、確実に体へ撃たれた衝撃は強い。トリコは釘パンチを撃った右手をギュッと握り締める。
トリコですら恐れる昆虫を体に宿しているため、トミーロッドはこれ以上な体力消耗を避けたかった。ふと振り向いた先には竜王を構えるマッチがいる。
「ふんっ!」
「っ!」
トミーロッドがグルメ細胞の青タコを出現させると、その迫力にマッチは腰を地に落としてしまった。
「フンッ、小物が」
「……俺を殺さなくていいのか?」
「ん?」
「小さなネズミでも確実に殺しておかねぇと、いつか虎に成長して、てめぇの寝首を掻きに来るぜ」
「ああん? お前はもう殺してるけどー?」
「っ!? ――ウッ! ぐわあっ!」
いつの間にかマッチの周りには大量のジョンガルクワガタがいて、襲い掛かって来た。
「フンッ。お前の命なんか最初(ハナ)から眼中にねぇよ。――確実に殺しておかねぇと……か」
トミーロッドはマッチから昆虫に埋もれているトリコに視線を移す。
「本当に、死んだのか? 確実にスープをゲットする上でトリコの生死は無視できない問題だ。何故膝を付いたまま倒れない? スープ入手を妨げる可能性は、たとえ1パーセントだろうが完璧に排除せねば! やはり昆虫共では安心できんなぁ!」
トミーロッドは背中の羽根を広げて一気にトリコの元へと飛び立つ。
「確実に僕の手で殺しておこう! 二度と這い上がれない地獄の淵まで深く沈みな、トリコ!!」
「っ!」
トミーロッドの手がトリコに掛かった瞬間、マッチも最悪の状況を考えた。だが、それとは反対に昆虫はどんどんトリコから離れていきトミーロッドの手首はトリコがしっかりつかんでいた。
「やっと……お近づきになれたな、トミーロッド!」
「っ!?」
大量の昆虫に埋もれたにもかかわらず、トリコは大怪我など一切していなかった。
「招待するぜアイスヘル……ここが地獄だ。ただし――お前のな!」
「ぐっ!」
「釘パンチ!! 10連だ!!」
ついにトリコの攻撃がトミーロッドへ命中した。遠くへ弾き飛ばされたにも関わらずトミーロッドはまだ動いているが、確実に体へ撃たれた衝撃は強い。トリコは釘パンチを撃った右手をギュッと握り締める。