食の再生屋と伝説のスープの行方!
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「ホントなんですか?」
「…………」
「えー! また黙っちゃったこの人!?」
「シメて吐かせるか」
「瑞貴さん! 暴力反対!」
「嫌だなぁ、冗談だよ。……半分だけ」
「半分!?」
「間違えた。1パーセントだけ」
「残り99パーセントは本気!?」
(何この子、超怖い……!)
さすがにイラッとしたので薙刀を構えたら小松さんに止められた。その際鉄平が冷や汗を流していたなんて知らないけど。
「確認したから間違いない」
「「あっ、しゃべった」」
☆☆☆☆☆
……鉄平は第二陣のヘリに乗る前にカーネル会長に会いに行ったのだが、廊下にはボギーウッズにやられた大食いチャンピオンと、グルメSPがたくさんいた。
『こりゃヒデェ……こりゃ、俺でもムリだな』
『――お主も仲間か?』
『ん?』
顔を向けた先にはグルメSPがやられてもなんとも思わず、窓の外を眺めていたカーネルがいた。覆面を付けているせいか彼は鉄平を美食會と勘違いしているらしい。
『ムダだよ、私は今ここにはおらん。甲板に戻ってスープを捕りに行くがよい。相手が誰であろうと報酬は惜しまんぞ。フッフッフッフッ』
『あ~いや~あのさ、この盗聴器、外さしてもらうけどいいよね?』
『っ! 貴様、気づいたのか!?』
『うん』
『……何者だ?』
鉄平はその質問に答えず、盗聴器が仕掛けられている横腹から外そうとする。
『骨に当たって痛いんだよね、これ』
『その盗聴器はスーツと一体だ。外すことはできん。極寒の地でそれがいらないというのなら勝手にしろ。フッフッフッ』
『ああ、じゃあ着替えさせてもらうわ』
『なぬっ!?』
『どうせ俺自分で持ってきたのあるし、まあ師匠のおさがりであんま着たくないけどしょうがないよね。っていうか、ぶっちゃけライタースーツなんて着なくても平気なんだけども、まあ寒いのは嫌だからねぇ……――って、しゃべり過ぎか? 俺』
『…………』
言葉の内容のせいか、ベラベラとしゃべり続けているせいか、鉄平にカーネルはいろんな意味で唖然としていた。
「…………」
「えー! また黙っちゃったこの人!?」
「シメて吐かせるか」
「瑞貴さん! 暴力反対!」
「嫌だなぁ、冗談だよ。……半分だけ」
「半分!?」
「間違えた。1パーセントだけ」
「残り99パーセントは本気!?」
(何この子、超怖い……!)
さすがにイラッとしたので薙刀を構えたら小松さんに止められた。その際鉄平が冷や汗を流していたなんて知らないけど。
「確認したから間違いない」
「「あっ、しゃべった」」
☆☆☆☆☆
……鉄平は第二陣のヘリに乗る前にカーネル会長に会いに行ったのだが、廊下にはボギーウッズにやられた大食いチャンピオンと、グルメSPがたくさんいた。
『こりゃヒデェ……こりゃ、俺でもムリだな』
『――お主も仲間か?』
『ん?』
顔を向けた先にはグルメSPがやられてもなんとも思わず、窓の外を眺めていたカーネルがいた。覆面を付けているせいか彼は鉄平を美食會と勘違いしているらしい。
『ムダだよ、私は今ここにはおらん。甲板に戻ってスープを捕りに行くがよい。相手が誰であろうと報酬は惜しまんぞ。フッフッフッフッ』
『あ~いや~あのさ、この盗聴器、外さしてもらうけどいいよね?』
『っ! 貴様、気づいたのか!?』
『うん』
『……何者だ?』
鉄平はその質問に答えず、盗聴器が仕掛けられている横腹から外そうとする。
『骨に当たって痛いんだよね、これ』
『その盗聴器はスーツと一体だ。外すことはできん。極寒の地でそれがいらないというのなら勝手にしろ。フッフッフッ』
『ああ、じゃあ着替えさせてもらうわ』
『なぬっ!?』
『どうせ俺自分で持ってきたのあるし、まあ師匠のおさがりであんま着たくないけどしょうがないよね。っていうか、ぶっちゃけライタースーツなんて着なくても平気なんだけども、まあ寒いのは嫌だからねぇ……――って、しゃべり過ぎか? 俺』
『…………』
言葉の内容のせいか、ベラベラとしゃべり続けているせいか、鉄平にカーネルはいろんな意味で唖然としていた。