決着! マッチと滝丸捨て身の大技!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
シンたちの気持ちを受け取ったマッチは一度目を閉じると、開けたときには強い意思が宿っていた。
(怒りは筋肉を緊張させ、肉体を一気に力ませる……簡単じゃねぇな。この今にも噴火しそうな怒りのマグマの中で、リラックスし、脱力することは。静かに…冷静に怒る…脱力が完成したとき、この怒りが大きな振り幅を生む!)
「大人しくくたばってろ!」
「ぐわあ!」
足にしがみついたシンをバリーガモンはうしろ足で吹っ飛ばした。その間にルイが斬りかかる。
「はっ!」
「ふんっ!」
ルイの斬撃をバリーガモンは頭の防具で止めた。そしてルイの刀はマッチとは違うので粉々に砕かれてしまう。
「肉叩きヘッド!!」
「ぐわっ!」
バリーガモンの肉叩きヘッドがルイの頭に直撃してしまった。その横腹をラムがアイスマシンガンを近距離で撃つが、バリーガモンは平然としていた。
「この至近距離でも効かねぇのか!?」
「ミンチラリアット!!」
「うわあぁぁあああ!!」
「フンッ。口ほどにもねぇな、ゴミ共が! プッ」
ついにラムも倒したバリーガモンは、守護結界も解けた三人を卑下するように言うと唾まで吐き出した。その一挙一動ですら、マッチに怒りのマグマを生み出す。
(いったいどれほどの振り幅を生んでくれよう……この怒りは!)
その光景はトリコの目にも留まっていた。
「ラム! シン! ルイ!」
「くっだらねっ、命をムダに捨てたようなモンだねぇ。まっ、ゴミにふさわしい……最後じゃねぇのぉお!?」
「釘パンチ!!」
再び大量ょ昆虫を放ったトミーロッドに、トリコは地に向かって釘パンチを撃った。その衝撃で生んだ氷の欠片や爆風で昆虫が全滅する。
「あいつらは、ここに来ると決めたときから自分たちの大切な者のために、命を捨てる覚悟があった!」
「ハァ? 覚悟だぁ? ププーッ! ハハハハッ! 笑える! あんなゴミみたいになって――……バッカじゃね?」
「あいつらの覚悟をバカにするとは……お前だけは絶対に許さねぇ!」
「ウッセー。マジムカつくな、お前」
意見が相容れないこともあるせいか、トミーロッドは怒りでグルメ細胞のオーラを出すトリコを心底鬱陶しく思った。
「今度こそトドメを刺してやるぜ」
マッチに向かおうとしたバリーガモンだが、足をルイにしがみつかれる。
「ま、まだだ……! ガキ共が…スープを待ってんだ……ここでくたばるわけには――」
「しつけぇんだよ! このゴミが!」
両手を組んで高く上げたバリーガモンはそのまま振り下ろした。ルイは瀕死の状態になっているにも関わらず笑っている。
「マ、マッチさん……」
『お前らがもし大自然なんかにやられちまったら、俺は誰に敵討ちしていいのかわからねぇからよ』
「お…俺たちの…敵(カタキ)……頼みます……」
(3分、経過)
力尽きつて意識を失ったルイ。同時にマッチの脱力も完成し、竜王に手を掛ける。
(怒りは筋肉を緊張させ、肉体を一気に力ませる……簡単じゃねぇな。この今にも噴火しそうな怒りのマグマの中で、リラックスし、脱力することは。静かに…冷静に怒る…脱力が完成したとき、この怒りが大きな振り幅を生む!)
「大人しくくたばってろ!」
「ぐわあ!」
足にしがみついたシンをバリーガモンはうしろ足で吹っ飛ばした。その間にルイが斬りかかる。
「はっ!」
「ふんっ!」
ルイの斬撃をバリーガモンは頭の防具で止めた。そしてルイの刀はマッチとは違うので粉々に砕かれてしまう。
「肉叩きヘッド!!」
「ぐわっ!」
バリーガモンの肉叩きヘッドがルイの頭に直撃してしまった。その横腹をラムがアイスマシンガンを近距離で撃つが、バリーガモンは平然としていた。
「この至近距離でも効かねぇのか!?」
「ミンチラリアット!!」
「うわあぁぁあああ!!」
「フンッ。口ほどにもねぇな、ゴミ共が! プッ」
ついにラムも倒したバリーガモンは、守護結界も解けた三人を卑下するように言うと唾まで吐き出した。その一挙一動ですら、マッチに怒りのマグマを生み出す。
(いったいどれほどの振り幅を生んでくれよう……この怒りは!)
その光景はトリコの目にも留まっていた。
「ラム! シン! ルイ!」
「くっだらねっ、命をムダに捨てたようなモンだねぇ。まっ、ゴミにふさわしい……最後じゃねぇのぉお!?」
「釘パンチ!!」
再び大量ょ昆虫を放ったトミーロッドに、トリコは地に向かって釘パンチを撃った。その衝撃で生んだ氷の欠片や爆風で昆虫が全滅する。
「あいつらは、ここに来ると決めたときから自分たちの大切な者のために、命を捨てる覚悟があった!」
「ハァ? 覚悟だぁ? ププーッ! ハハハハッ! 笑える! あんなゴミみたいになって――……バッカじゃね?」
「あいつらの覚悟をバカにするとは……お前だけは絶対に許さねぇ!」
「ウッセー。マジムカつくな、お前」
意見が相容れないこともあるせいか、トミーロッドは怒りでグルメ細胞のオーラを出すトリコを心底鬱陶しく思った。
「今度こそトドメを刺してやるぜ」
マッチに向かおうとしたバリーガモンだが、足をルイにしがみつかれる。
「ま、まだだ……! ガキ共が…スープを待ってんだ……ここでくたばるわけには――」
「しつけぇんだよ! このゴミが!」
両手を組んで高く上げたバリーガモンはそのまま振り下ろした。ルイは瀕死の状態になっているにも関わらず笑っている。
「マ、マッチさん……」
『お前らがもし大自然なんかにやられちまったら、俺は誰に敵討ちしていいのかわからねぇからよ』
「お…俺たちの…敵(カタキ)……頼みます……」
(3分、経過)
力尽きつて意識を失ったルイ。同時にマッチの脱力も完成し、竜王に手を掛ける。