決着! マッチと滝丸捨て身の大技!
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「うらあ!」
「っ!」
すぐさまマッチが飛び出して竜王で斬ろうとするが、バリーガモンは頭の防具で防ぐ。
「遅いねぇ」
「うらあぁぁあああ!!」
マッチが何度も斬りつけてもバリーガモンは両手の防具で防ぎ、さらにマッチの首に向けて防具をぶつけた。その衝撃でマッチは吹っ飛んでしまい、シンが声を上げる。
「マッチさん!」
「お前まさか自分がいつも通りに動けているとでも思ってんのか? 氷点下だぞ? 人は体温が低下状態では最高のパフォーマンスなんてできやしねぇ! 俺の体は不凍液の特殊なタンパク質で体温を高く保つことができる。つまりだ、俺の肉体は常にトップギア! 最高のパフォーマンスをいつでも披露できる状態なのさ!」
(確かに寒さで動きが鈍ってたんじゃあ、技の威力もスピードも発揮できねぇ……。かと言って俺は瑞貴みたいに適応体質なんて持っていない。もっと…振り幅を……!)
なんとか立ち上がったマッチは竜王を鞘に納めると目を閉じて体を動かさないでいる。これは脱力の体勢だ。
「ああ? よーし、潔く死ぬ気になったか。すぐにミンチにしてやるぜ!!」
ガガガガン!!
「!?」
マッチの元へ行こうとしたバリーガモンだが、横から弾丸が来たので動きを止めて振り向く。そこはアイスマシンガンを持つラム、刀わ持つルイ、氷銃(アイスガン)を持つシンがいた。
「突進しか能がねぇのか!」
「たまには向きを変えてみろよ!」
「俺たちが相手してやっから!」
「ああん? この寒さで腐らないが、とりあえず生ゴミが三つできちまうな!」
(あいつら、俺のために時間を稼ぐつもりか……。すまん……ほんの少しの間堪えてくれ……! 完全なる脱力が完成するまでの時間――3分!)
脱力の状態でも音や声は耳に届くので、マッチは部下たちのために脱力を完成させようと誓う。
「「「うおおぉぉおおお!!」」」
「ミンチクラッシュ!!」
先に餌食になったのはシンだった。倒れた地には亀裂も走っているので、その衝撃がどれほどのものか物語っている。
「おいおい。せめて一人10秒はもってくれよ」
「野郎……!」
「マッチさん! 続けてください!」
「っ!?」
脱力を解こうとしたマッチにラムが声を上げて止めた。そして倒れたはずのシンがバリーガモンの足にしがみついて抑えている。
「俺たちを信じて……脱力を……! ネルグ街のガキ共に…スープを食わせたい……!」
「シン……! ぐっ!」
「っ!」
すぐさまマッチが飛び出して竜王で斬ろうとするが、バリーガモンは頭の防具で防ぐ。
「遅いねぇ」
「うらあぁぁあああ!!」
マッチが何度も斬りつけてもバリーガモンは両手の防具で防ぎ、さらにマッチの首に向けて防具をぶつけた。その衝撃でマッチは吹っ飛んでしまい、シンが声を上げる。
「マッチさん!」
「お前まさか自分がいつも通りに動けているとでも思ってんのか? 氷点下だぞ? 人は体温が低下状態では最高のパフォーマンスなんてできやしねぇ! 俺の体は不凍液の特殊なタンパク質で体温を高く保つことができる。つまりだ、俺の肉体は常にトップギア! 最高のパフォーマンスをいつでも披露できる状態なのさ!」
(確かに寒さで動きが鈍ってたんじゃあ、技の威力もスピードも発揮できねぇ……。かと言って俺は瑞貴みたいに適応体質なんて持っていない。もっと…振り幅を……!)
なんとか立ち上がったマッチは竜王を鞘に納めると目を閉じて体を動かさないでいる。これは脱力の体勢だ。
「ああ? よーし、潔く死ぬ気になったか。すぐにミンチにしてやるぜ!!」
ガガガガン!!
「!?」
マッチの元へ行こうとしたバリーガモンだが、横から弾丸が来たので動きを止めて振り向く。そこはアイスマシンガンを持つラム、刀わ持つルイ、氷銃(アイスガン)を持つシンがいた。
「突進しか能がねぇのか!」
「たまには向きを変えてみろよ!」
「俺たちが相手してやっから!」
「ああん? この寒さで腐らないが、とりあえず生ゴミが三つできちまうな!」
(あいつら、俺のために時間を稼ぐつもりか……。すまん……ほんの少しの間堪えてくれ……! 完全なる脱力が完成するまでの時間――3分!)
脱力の状態でも音や声は耳に届くので、マッチは部下たちのために脱力を完成させようと誓う。
「「「うおおぉぉおおお!!」」」
「ミンチクラッシュ!!」
先に餌食になったのはシンだった。倒れた地には亀裂も走っているので、その衝撃がどれほどのものか物語っている。
「おいおい。せめて一人10秒はもってくれよ」
「野郎……!」
「マッチさん! 続けてください!」
「っ!?」
脱力を解こうとしたマッチにラムが声を上げて止めた。そして倒れたはずのシンがバリーガモンの足にしがみついて抑えている。
「俺たちを信じて……脱力を……! ネルグ街のガキ共に…スープを食わせたい……!」
「シン……! ぐっ!」