決着! マッチと滝丸捨て身の大技!
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「こ…このガキャ……! せ…薦骨を……抜き取りやがった……!」
「ハァ…ハァ……やっぱり…あった……! 『薦骨』……普通の人間なら薦骨は骨盤にあり背骨を支える重要な骨だが…お前の薦骨は4000個の骨を支える土台であり…形も場所も普通のものとは違う……!」
「こ…こいつ……! あれほどのダメージを受けながら…俺の薦骨を見つけ出すとは……!」
「愛丸さん…最後のプリショットルーティーン……感謝します……! そして……ごめんなさい……! スープを手に入れ…恩を返すこと…叶いませんでした……」
いくら苦痛を怯ませないプリショットルーティーンを使ってもダメージはあるので、限界が来たのか滝丸は倒れてしまう。そして最後に脳裏に浮かんだのは自分に微笑んでくれた瑞貴だった。
「瑞貴さん…こんないわく付きの僕ですが……あなたを想うことだけは…許してください……」
とうとう滝丸は気を失ってしまった。しかしボギーウッズはまだ立っている。
「せ…薦骨……うまく嵌め込めれれば…まだ動ける……! 動け……俺の体……4000の骨ぇ……!」
するとマッチが薦骨のある場所に現れ、その衝撃で薦骨が転がってしまった。
「なっ!?」
「肉叩きヘッド!!」
「ああぁぁあああ!!」
さらにそのうしろからバリーガモンがマッチを狙って攻撃する。そこに仲間の薦骨が転がっていることなど知らずに。
「ちょこまかと!」
バリーガモンの肉叩きヘッドで砕けたかと思ったが、かろうじて無事だった薦骨にボギーウッズはホッとする。しかしそれも束の間――。
「一刀両断・かぶと割り!!」
マッチのかぶと割りをバリーガモンがよけたせいで地面に亀裂が入った。そしてボギーウッズの薦骨も真っ二つに割れてしまう。
「バ…バカな……! 俺がこんなとこで……リタイアとは……!」
とうとうボギーウッズも力尽きて倒れた。バリーガモンは仲間が倒れたことや、マッチは結果的にトドメを刺したことに気づかず、お互い相手に集中している。
「肉叩きヘッド!!」
「っ!」
☆☆☆☆☆
地下にいるせいでさっきから地響きがスゴいすると思ったけど、今度は天井が崩れる勢いで次々と落ちてくる。
「ぎゃあぁぁあああ!!」
「守護壁!!」
私が守護壁を自分たちの上に張ったのと同時に、鉄平が小松さんの口を塞いだ。
「だからしゃべるなっての! マジで静かにしないとここから帰れなくなるよ!?」
「まあ、上は結構派手にやってるようだけどね」
「みんな、大丈夫かな……」
「それにしても頭上に光の壁を作るなんて、君って面白い技を持ってるんだね」
「っ、急がなきゃ!」
私に意識が向いたのと地響きが終わったとき、小松さんは口を塞いでいた手から逃れて走り出そうとしたけど、鉄平に取り押さえられてしまった。
「ハァ…ハァ……やっぱり…あった……! 『薦骨』……普通の人間なら薦骨は骨盤にあり背骨を支える重要な骨だが…お前の薦骨は4000個の骨を支える土台であり…形も場所も普通のものとは違う……!」
「こ…こいつ……! あれほどのダメージを受けながら…俺の薦骨を見つけ出すとは……!」
「愛丸さん…最後のプリショットルーティーン……感謝します……! そして……ごめんなさい……! スープを手に入れ…恩を返すこと…叶いませんでした……」
いくら苦痛を怯ませないプリショットルーティーンを使ってもダメージはあるので、限界が来たのか滝丸は倒れてしまう。そして最後に脳裏に浮かんだのは自分に微笑んでくれた瑞貴だった。
「瑞貴さん…こんないわく付きの僕ですが……あなたを想うことだけは…許してください……」
とうとう滝丸は気を失ってしまった。しかしボギーウッズはまだ立っている。
「せ…薦骨……うまく嵌め込めれれば…まだ動ける……! 動け……俺の体……4000の骨ぇ……!」
するとマッチが薦骨のある場所に現れ、その衝撃で薦骨が転がってしまった。
「なっ!?」
「肉叩きヘッド!!」
「ああぁぁあああ!!」
さらにそのうしろからバリーガモンがマッチを狙って攻撃する。そこに仲間の薦骨が転がっていることなど知らずに。
「ちょこまかと!」
バリーガモンの肉叩きヘッドで砕けたかと思ったが、かろうじて無事だった薦骨にボギーウッズはホッとする。しかしそれも束の間――。
「一刀両断・かぶと割り!!」
マッチのかぶと割りをバリーガモンがよけたせいで地面に亀裂が入った。そしてボギーウッズの薦骨も真っ二つに割れてしまう。
「バ…バカな……! 俺がこんなとこで……リタイアとは……!」
とうとうボギーウッズも力尽きて倒れた。バリーガモンは仲間が倒れたことや、マッチは結果的にトドメを刺したことに気づかず、お互い相手に集中している。
「肉叩きヘッド!!」
「っ!」
☆☆☆☆☆
地下にいるせいでさっきから地響きがスゴいすると思ったけど、今度は天井が崩れる勢いで次々と落ちてくる。
「ぎゃあぁぁあああ!!」
「守護壁!!」
私が守護壁を自分たちの上に張ったのと同時に、鉄平が小松さんの口を塞いだ。
「だからしゃべるなっての! マジで静かにしないとここから帰れなくなるよ!?」
「まあ、上は結構派手にやってるようだけどね」
「みんな、大丈夫かな……」
「それにしても頭上に光の壁を作るなんて、君って面白い技を持ってるんだね」
「っ、急がなきゃ!」
私に意識が向いたのと地響きが終わったとき、小松さんは口を塞いでいた手から逃れて走り出そうとしたけど、鉄平に取り押さえられてしまった。