感謝と誇り! 滝丸、渾身の栓抜きショット!
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通路の曲がり道を通って下に向かおうとすると、長髪の誰かがしゃがんでいた。
相手もこちらに気づいたようで振り向くと見覚えのある覆面……グルメタウンで見かけたあの男だ!
「えっ!?」
「小松さん! 下がって!」
立ち上がって構えた男に私は小松さんを背にして薙刀を構えると、男はスゴいスピードでこちらに向かって駆け出した。
「ヒエ――ッ!! ちょっと待って――っ!! ごめんなさいごめんなさい!」
「っ! こっちか!」
男のことよりうしろから嫌な気配がしたので私はそちらに体を向けると、男はスゴいスピードでこちらに向かって駆け出した。
「あのー……?」
「小松さん、静かに」
「はい!」
「はああぁぁあああ……」
私の真剣な声が伝わったのか小松さんは両手で口を閉じた。同時に薙刀を再度構え直すと、男も手を構えた。
そして奥から羽音と同時に現れたのは二匹の昆虫――捕獲レベル30の昆虫獣類・ガムラモスキートだった。間違いなくトミーロッドの使い手……でもこいつらなら疾風斬を使うまでもない!
「ヒエエェェエエエ!!」
「ふっ!」
パンッ!
小松さんが頭を押さえて叫び声を上げる中、私が薙刀で斬ったのに対し男は両手で叩いた。その際、別の羽音が聞こえてどこかへ飛んで行った気がしたような……。
「えっ! パ、パアンって叩いた! 全然普通だし!」
「それでも、この昆虫は捕獲レベル30の巨大蚊……並の人じゃできないことだよ」
男は両手を擦り合わせてガムラモスキートを粉々にした。
「この昆虫獣類のノッキング法は知らねぇや」
そう言って覆面を取ると出た素顔は……――あっ! この人は!
「シー……静かに。しゃべらないほうがいい。この大陸から帰れなくなるぞ」
「「?」」
……そんな彼らの様子を、ハエに乗っていた小さなGTロボが見て奥へと飛んでいたなど知る由(ヨシ)もなかった。
……一方、ティナとゾンゲらは鉄平のあとを追っていたが、またしてもRPGと現実をごっちゃにしているゾンゲと白川に坂巻は呆れ、ティナとクルッポーは改めてスクープ確保に意気込むのだった。
相手もこちらに気づいたようで振り向くと見覚えのある覆面……グルメタウンで見かけたあの男だ!
「えっ!?」
「小松さん! 下がって!」
立ち上がって構えた男に私は小松さんを背にして薙刀を構えると、男はスゴいスピードでこちらに向かって駆け出した。
「ヒエ――ッ!! ちょっと待って――っ!! ごめんなさいごめんなさい!」
「っ! こっちか!」
男のことよりうしろから嫌な気配がしたので私はそちらに体を向けると、男はスゴいスピードでこちらに向かって駆け出した。
「あのー……?」
「小松さん、静かに」
「はい!」
「はああぁぁあああ……」
私の真剣な声が伝わったのか小松さんは両手で口を閉じた。同時に薙刀を再度構え直すと、男も手を構えた。
そして奥から羽音と同時に現れたのは二匹の昆虫――捕獲レベル30の昆虫獣類・ガムラモスキートだった。間違いなくトミーロッドの使い手……でもこいつらなら疾風斬を使うまでもない!
「ヒエエェェエエエ!!」
「ふっ!」
パンッ!
小松さんが頭を押さえて叫び声を上げる中、私が薙刀で斬ったのに対し男は両手で叩いた。その際、別の羽音が聞こえてどこかへ飛んで行った気がしたような……。
「えっ! パ、パアンって叩いた! 全然普通だし!」
「それでも、この昆虫は捕獲レベル30の巨大蚊……並の人じゃできないことだよ」
男は両手を擦り合わせてガムラモスキートを粉々にした。
「この昆虫獣類のノッキング法は知らねぇや」
そう言って覆面を取ると出た素顔は……――あっ! この人は!
「シー……静かに。しゃべらないほうがいい。この大陸から帰れなくなるぞ」
「「?」」
……そんな彼らの様子を、ハエに乗っていた小さなGTロボが見て奥へと飛んでいたなど知る由(ヨシ)もなかった。
……一方、ティナとゾンゲらは鉄平のあとを追っていたが、またしてもRPGと現実をごっちゃにしているゾンゲと白川に坂巻は呆れ、ティナとクルッポーは改めてスクープ確保に意気込むのだった。