氷山を揺るがす爆炎! 覆面男の正体!
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「私たちと食材を奪い合う相手……今のは恐らくそいつらの仕業!」
「来やがったな……――美食會!」
モクモクと上がる黒煙を見てトリコはそう言った。
☆☆☆☆☆
……IGOのグルメ研究所で、マンサムはソファに座って酒を飲みながらパートナーのリッキーと共に扉を見つめていた。まるで来訪者を待ちわびているように。
ガチャ。
「おっ。早いな、ココ」
「ご無沙汰ですね、マンサム所長。やあ、リッキー。久しぶり」
〈ガウッ〉
来訪したのはココ。彼を待っていたマンサムもリッキーも笑顔で迎えた。
「やっぱり来たのは僕だけか……」
「サニーは連絡が取れんし、ゼブラを刑務所から出すわけにはいかんからな」
「センチュリースープ捕獲の件ですね」
「得意の占いで察しは付いているようだな。美食會は今回かなりの戦力を投じて来てるはず。しかも瑞貴嬢ちゃんもトリコと一緒だそうだ。もしかしたら連れ去られる可能性がある」
「瑞貴ちゃんが!?」
「トリコと嬢ちゃんだけでは危険だ。ココ、スープ捕獲に向かってくれ!」
☆☆☆☆☆
テントも荷物も全て持ったので、私も滝丸くんたちもいつでも出れる。
「トリコ! 準備OKだよ!」
「急ぐぞ!」
「はい!」
「あの~……」
「「「?」」」
〈ユーユユン! ユンユンユン! ユンユンユン!〉
小松さんの声で振り向けば、爆発があったのに羽をバタバタと振ってハシャいでいるユンちゃんがいた。
「あ~……トリコさん、瑞貴さん。あの、このペンギンさん、どうしましょう……?」
「付いて来んなら仕方ねぇだろ。その代わりお前らが、ちゃんと面倒見ろよ」
「お前『ら』?」
「瑞貴だってペンギンに懐かれてんだ。小松共々でなんとかしろ」
「了解しました!」
「決断早っ!? しかも何故に敬語!?」
小松さんは驚いていたけど仕方ない。だって可愛いユンちゃんと一緒にいれるなら嬉しいことこの上ない!
「さあ行くぞ!」
「あっ、はい。あのね、君、お願いだから大人しく付いて来てね?」
〈ユーンユンユン! ユンユン! ユユユユン!〉
「ムリっぽいね」
「……ですね」
未だにハシャぐユンちゃんを見て、小松さんは不安いっぱいの表情をしていた。
「来やがったな……――美食會!」
モクモクと上がる黒煙を見てトリコはそう言った。
☆☆☆☆☆
……IGOのグルメ研究所で、マンサムはソファに座って酒を飲みながらパートナーのリッキーと共に扉を見つめていた。まるで来訪者を待ちわびているように。
ガチャ。
「おっ。早いな、ココ」
「ご無沙汰ですね、マンサム所長。やあ、リッキー。久しぶり」
〈ガウッ〉
来訪したのはココ。彼を待っていたマンサムもリッキーも笑顔で迎えた。
「やっぱり来たのは僕だけか……」
「サニーは連絡が取れんし、ゼブラを刑務所から出すわけにはいかんからな」
「センチュリースープ捕獲の件ですね」
「得意の占いで察しは付いているようだな。美食會は今回かなりの戦力を投じて来てるはず。しかも瑞貴嬢ちゃんもトリコと一緒だそうだ。もしかしたら連れ去られる可能性がある」
「瑞貴ちゃんが!?」
「トリコと嬢ちゃんだけでは危険だ。ココ、スープ捕獲に向かってくれ!」
☆☆☆☆☆
テントも荷物も全て持ったので、私も滝丸くんたちもいつでも出れる。
「トリコ! 準備OKだよ!」
「急ぐぞ!」
「はい!」
「あの~……」
「「「?」」」
〈ユーユユン! ユンユンユン! ユンユンユン!〉
小松さんの声で振り向けば、爆発があったのに羽をバタバタと振ってハシャいでいるユンちゃんがいた。
「あ~……トリコさん、瑞貴さん。あの、このペンギンさん、どうしましょう……?」
「付いて来んなら仕方ねぇだろ。その代わりお前らが、ちゃんと面倒見ろよ」
「お前『ら』?」
「瑞貴だってペンギンに懐かれてんだ。小松共々でなんとかしろ」
「了解しました!」
「決断早っ!? しかも何故に敬語!?」
小松さんは驚いていたけど仕方ない。だって可愛いユンちゃんと一緒にいれるなら嬉しいことこの上ない!
「さあ行くぞ!」
「あっ、はい。あのね、君、お願いだから大人しく付いて来てね?」
〈ユーンユンユン! ユンユン! ユユユユン!〉
「ムリっぽいね」
「……ですね」
未だにハシャぐユンちゃんを見て、小松さんは不安いっぱいの表情をしていた。