美食屋軍団の挑戦! 上陸、極寒の地獄!
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……瑞貴とトリコと小松は、百年に一度しか入手できない伝説のセンチュリースープの捕獲を決意。グルメ大富豪・カーネル=モッコイは瑞貴やトリコ、マッチ、滝丸ら、屈強の美食屋たちに100億円の報酬でスープ捕獲を依頼する。
美食屋たちは砕氷船に乗り込み、センチュリースープがあるという極寒の大地・アイスヘルへ出発。情報を聞きつけたティナも、スクープを狙い船内に潜伏する。
砕氷船を襲う海の猛獣らを撃退した瑞貴らに、新たなる危機が迫るのであった!
☆☆☆☆☆
流氷地帯を進んで行く中、氷壁の一部が崩れて大きな氷の塊がこちらに向かって落ちてくる。船にある大砲で撃っても少しも崩れていない。
「ダメだ! ビクともしねぇ!」
「逃げろー!」
次々と逃げる美食屋たちだけど、この氷はあからさまに船全体以上の大きさに違いない。
「トリコさ――ん!! 瑞貴さ――ん!!」
「慌てんな」
「全員下がってて」
トリコと私は他の美食屋のように逃げるわけでもなく、手摺りのそばまで来た。
「俺一人で充分だぞ」
「これから極寒の大陸の本拠地に入るってのに、余計な体力は消費するモンじゃないでしょ」
「トリコさん!? 瑞貴さん!?」
「何する気だ!?」
滝丸くんやマッチさんの驚く声もするけど、トリコと私は氷に狙いを定めて構えていた。
「疾風斬!!」
「フライングフォーク!!」
まず私の疾風斬で氷を半分に切り込みを入れ、トリコのフライングフォークで粉砕……させようとしたけど、まだ足りない。
「もうひと押しか!」
「いくよ!」
「5連釘パンチ!!」
「疾風乱舞!!」
トリコが中心で私はその周りに向けて衝撃を与える。だんだん奥へ衝撃がいくけど氷の重さで船は傾いていき、ギリギリのところでなんとか真っ二つに割れた。
「どうしたの?」
「氷が割れた!?」
……逃げるのに夢中で状況を把握していないゾンゲ。真っ二つに割れた氷を見て大きく目を見開く小松。だが、トリコと瑞貴の表情は思わしくなかった。
「フライングフォーク……以前よりもパワーアップしたつもりだったがらまだ力不足だったか」
「だけど相手は氷。BBコーンのほうがタフだったんじゃない?」
「まあな」
「トリコさ――ん!! 瑞貴さ――ん!! トリコさん!! 瑞貴さん!!」
「スゴい……さすがトリコさん! それに瑞貴さんも、先ほどといいなんて力だ!」
「たまげたな、あのパワー……」
……二人掛かりとはいえ、自分たちでは崩せるかどうかの氷を見事砕いたのだ。それを目の当たりにしたからこそ、彼らの強さに滝丸もマッチも驚いた。
美食屋たちは砕氷船に乗り込み、センチュリースープがあるという極寒の大地・アイスヘルへ出発。情報を聞きつけたティナも、スクープを狙い船内に潜伏する。
砕氷船を襲う海の猛獣らを撃退した瑞貴らに、新たなる危機が迫るのであった!
☆☆☆☆☆
流氷地帯を進んで行く中、氷壁の一部が崩れて大きな氷の塊がこちらに向かって落ちてくる。船にある大砲で撃っても少しも崩れていない。
「ダメだ! ビクともしねぇ!」
「逃げろー!」
次々と逃げる美食屋たちだけど、この氷はあからさまに船全体以上の大きさに違いない。
「トリコさ――ん!! 瑞貴さ――ん!!」
「慌てんな」
「全員下がってて」
トリコと私は他の美食屋のように逃げるわけでもなく、手摺りのそばまで来た。
「俺一人で充分だぞ」
「これから極寒の大陸の本拠地に入るってのに、余計な体力は消費するモンじゃないでしょ」
「トリコさん!? 瑞貴さん!?」
「何する気だ!?」
滝丸くんやマッチさんの驚く声もするけど、トリコと私は氷に狙いを定めて構えていた。
「疾風斬!!」
「フライングフォーク!!」
まず私の疾風斬で氷を半分に切り込みを入れ、トリコのフライングフォークで粉砕……させようとしたけど、まだ足りない。
「もうひと押しか!」
「いくよ!」
「5連釘パンチ!!」
「疾風乱舞!!」
トリコが中心で私はその周りに向けて衝撃を与える。だんだん奥へ衝撃がいくけど氷の重さで船は傾いていき、ギリギリのところでなんとか真っ二つに割れた。
「どうしたの?」
「氷が割れた!?」
……逃げるのに夢中で状況を把握していないゾンゲ。真っ二つに割れた氷を見て大きく目を見開く小松。だが、トリコと瑞貴の表情は思わしくなかった。
「フライングフォーク……以前よりもパワーアップしたつもりだったがらまだ力不足だったか」
「だけど相手は氷。BBコーンのほうがタフだったんじゃない?」
「まあな」
「トリコさ――ん!! 瑞貴さ――ん!! トリコさん!! 瑞貴さん!!」
「スゴい……さすがトリコさん! それに瑞貴さんも、先ほどといいなんて力だ!」
「たまげたな、あのパワー……」
……二人掛かりとはいえ、自分たちでは崩せるかどうかの氷を見事砕いたのだ。それを目の当たりにしたからこそ、彼らの強さに滝丸もマッチも驚いた。