出会いの酒場! 群雄割処の美食屋達!
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「へぇ。シャークロコダイルか。刺身がうまいんだ、こいつは」
「もしかして食べるの?」
「貴重な食料だからな。俺がやる」
捕獲レベル6の爬虫獣類・シャークロコダイル。私に出番はくれそうにないので一歩下がるとトリコは両手を合わせる。
「この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます!」
襲い掛かってくるシャークロコダイルに、トリコは横腹を左手が埋まるくらい深く突き刺した。それは拳ではなく人差し指だけ。
「ノッキング、完了!」
「スゴい……! 指でノッキングを……!」
「感心する暇は、あまりないようだよ」
「何っ!?」
トリコのノッキングの技術に驚く滝丸くんだけど、次々と来る気配に私は目を向けた。さっきと同じシャークロコダイルが何頭も船に上がって来たのだ。
この船にはたくさんの美食屋がいるからみんなも甲板に降りて戦っている。力の差があり過ぎて逃げまとう人もいれば、ベテランなのか冷静に戦う人もいる。
「「ゾンゲ様ー!」」
「くらえ! ゾンゲスマーッシュ!!」
大斧を投げるゾンゲだがシャークロコダイルにコツンと当たっただけで、その反動で海に落ちていった。
「今だー! 早く来い! 一旦引くぞ~!」
ありゃりゃ、結局持ち前の逃げ足で逃げちゃったよ……。
「今度こそスクープを……!」
〈クポッ、クポッ〉
……ピンクのラインが入ったライタースーツを着たティナは、鳥用のライタースーツを着たクルッポーと、物陰で戦いの様子をしっかりカメラで撮影していた。
「騒がしいな……」
「マッチさん!」
なぬっ!? マッチさん!? あの人も私が好きなキャラなんだよ! クールで熱い心と優しさを持ってるもん!
ちょうど戦うみたいで、迫り来るシャークロコダイルに対し刀を構えている。シャークロコダイルが一気に食べようとするとマッチさんは刀を素早く振って、シャークロコダイルが完全に通り過ぎたとき刀を鞘に納めた。
「居合・三枚下ろし!!」
マッチさんのうしろに倒れたシャークロコダイルは、文字通り三枚に下ろされた。その切れ味と切り口は見事なもので私は目を輝かせた。
「マッチさん」
「あと、よろしくな」
「はい」
マッチさをの部下の……シンさん、ラムさん、ルイさん、だっけ? 三人にあとを任せた。
滝丸くんは目を閉じて集中しながら構えると、シャークロコダイルが一気に襲い掛かって来た。それに合わせて滝丸くんも目を開く。
「栓抜きショット!!」
ゴキッと嫌な音をを立てたシャークロコダイルは全て体をあらぬ方向にして倒れた。
「ホォ、骨を外しやがった。これほどの技をこなす集中力……さすがグルメ騎士(ナイト)のメンバーだな」
「強い! 滝丸くんスゴい!」
「トリコさ――んっ!! 瑞貴さ――んっ!!」
「「ん?」」
残っているシャークロコダイルと乱闘している場所から、小松さんが慌ててこっちに駆け寄って来た。
「もしかして食べるの?」
「貴重な食料だからな。俺がやる」
捕獲レベル6の爬虫獣類・シャークロコダイル。私に出番はくれそうにないので一歩下がるとトリコは両手を合わせる。
「この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます!」
襲い掛かってくるシャークロコダイルに、トリコは横腹を左手が埋まるくらい深く突き刺した。それは拳ではなく人差し指だけ。
「ノッキング、完了!」
「スゴい……! 指でノッキングを……!」
「感心する暇は、あまりないようだよ」
「何っ!?」
トリコのノッキングの技術に驚く滝丸くんだけど、次々と来る気配に私は目を向けた。さっきと同じシャークロコダイルが何頭も船に上がって来たのだ。
この船にはたくさんの美食屋がいるからみんなも甲板に降りて戦っている。力の差があり過ぎて逃げまとう人もいれば、ベテランなのか冷静に戦う人もいる。
「「ゾンゲ様ー!」」
「くらえ! ゾンゲスマーッシュ!!」
大斧を投げるゾンゲだがシャークロコダイルにコツンと当たっただけで、その反動で海に落ちていった。
「今だー! 早く来い! 一旦引くぞ~!」
ありゃりゃ、結局持ち前の逃げ足で逃げちゃったよ……。
「今度こそスクープを……!」
〈クポッ、クポッ〉
……ピンクのラインが入ったライタースーツを着たティナは、鳥用のライタースーツを着たクルッポーと、物陰で戦いの様子をしっかりカメラで撮影していた。
「騒がしいな……」
「マッチさん!」
なぬっ!? マッチさん!? あの人も私が好きなキャラなんだよ! クールで熱い心と優しさを持ってるもん!
ちょうど戦うみたいで、迫り来るシャークロコダイルに対し刀を構えている。シャークロコダイルが一気に食べようとするとマッチさんは刀を素早く振って、シャークロコダイルが完全に通り過ぎたとき刀を鞘に納めた。
「居合・三枚下ろし!!」
マッチさんのうしろに倒れたシャークロコダイルは、文字通り三枚に下ろされた。その切れ味と切り口は見事なもので私は目を輝かせた。
「マッチさん」
「あと、よろしくな」
「はい」
マッチさをの部下の……シンさん、ラムさん、ルイさん、だっけ? 三人にあとを任せた。
滝丸くんは目を閉じて集中しながら構えると、シャークロコダイルが一気に襲い掛かって来た。それに合わせて滝丸くんも目を開く。
「栓抜きショット!!」
ゴキッと嫌な音をを立てたシャークロコダイルは全て体をあらぬ方向にして倒れた。
「ホォ、骨を外しやがった。これほどの技をこなす集中力……さすがグルメ騎士(ナイト)のメンバーだな」
「強い! 滝丸くんスゴい!」
「トリコさ――んっ!! 瑞貴さ――んっ!!」
「「ん?」」
残っているシャークロコダイルと乱闘している場所から、小松さんが慌ててこっちに駆け寄って来た。