出会いの酒場! 群雄割処の美食屋達!
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「トリコ」
「ん?」
「見てくといい」
「ああ。付いて来るか? 小松、瑞貴」
「「?」」
トリコと違って私たちはなんのことかわからなかった。
――とりあえずモリじいさんに付いて行くと入った部屋は酒置き場。そこの石壁に貼られている石にモリじいさんが手を当てて押すと壁が動いて隠し部屋が現れた。中にはたくさんの武器や道具が置いてある。
「うわー! スゴーい!」
「モリじいは美食屋にアイテムを売ってるんだ」
「どれもこれも普通の武器屋では見たことのないのばっかり!」
「しっかり装備をそろえていくといい」
武器だけじゃなくノッキングガンもケースに入れられて並べてある。しかも値札付きで。
「高いんですね、ノッキングガン」
「スタンダードタイプからノーマルタイプなど、いろいろある!」
「あー! ココさんがフグ鯨のときに使った奴だ!」
「デリケートタイプのノッキングガンだね。えーと……27万6千円!?」
「高っ!」
ココさんってこんな高いノッキングガンを使ってたんだ……。美食屋四天王であると同時に人気占い師だから収入もハンパじゃないのかも。
「おっ、これは……」
「『グルメスティック』ってんだ」
「グルメスティック?」
トリコが一つのショーケースから何か見つけたみたい。中にあるのは箸を広げた形をした機械だった。
試しにモリじいさんが皿にのせた肉の塊にグルメスティックを当てる。するとグルメスティックから、タンパク質や脂肪分や鉄分や糖分などデータがホログラムのように現れた。
様々なデータが一つに集まると結果が出たのか猛獣のホログラムが出てきた。
「あっ! これってガウチのヒレ肉なんですね!」
「食材の全情報がわかるアイテムだ」
「センチュリースープの在り処には何があるかわからねぇ。それ、もらうぜ!」
「あの値段って確か……」
私はチラッとグルメスティックが入っていたショーケースを見ると値札には3465万……見なかったことにしよう、うん。
☆☆☆☆☆
……グルメタウンにある屋台が並んでいる場所で、ティナとクルッポーは撮影失敗したことでヤケ酒をしていた。
「節乃食堂大公開のチャンスが~……」
〈クポ~……〉
「悪いけど、もう店仕舞いだよ」
「〈え~/クポッ!?〉」
店員の言葉にティナとクルッポーはショックを受けた。どうやらまだ飲んでいたいらしい。
「しょうがねぇだろ、肉がもうねぇんだ。どっかの富豪が買い占めやがってよ。そういえば、トリコも来ているらしいな」
「えっ! トリコ!?」
トリコの情報にティナは目の色を変えた。
「ん?」
「見てくといい」
「ああ。付いて来るか? 小松、瑞貴」
「「?」」
トリコと違って私たちはなんのことかわからなかった。
――とりあえずモリじいさんに付いて行くと入った部屋は酒置き場。そこの石壁に貼られている石にモリじいさんが手を当てて押すと壁が動いて隠し部屋が現れた。中にはたくさんの武器や道具が置いてある。
「うわー! スゴーい!」
「モリじいは美食屋にアイテムを売ってるんだ」
「どれもこれも普通の武器屋では見たことのないのばっかり!」
「しっかり装備をそろえていくといい」
武器だけじゃなくノッキングガンもケースに入れられて並べてある。しかも値札付きで。
「高いんですね、ノッキングガン」
「スタンダードタイプからノーマルタイプなど、いろいろある!」
「あー! ココさんがフグ鯨のときに使った奴だ!」
「デリケートタイプのノッキングガンだね。えーと……27万6千円!?」
「高っ!」
ココさんってこんな高いノッキングガンを使ってたんだ……。美食屋四天王であると同時に人気占い師だから収入もハンパじゃないのかも。
「おっ、これは……」
「『グルメスティック』ってんだ」
「グルメスティック?」
トリコが一つのショーケースから何か見つけたみたい。中にあるのは箸を広げた形をした機械だった。
試しにモリじいさんが皿にのせた肉の塊にグルメスティックを当てる。するとグルメスティックから、タンパク質や脂肪分や鉄分や糖分などデータがホログラムのように現れた。
様々なデータが一つに集まると結果が出たのか猛獣のホログラムが出てきた。
「あっ! これってガウチのヒレ肉なんですね!」
「食材の全情報がわかるアイテムだ」
「センチュリースープの在り処には何があるかわからねぇ。それ、もらうぜ!」
「あの値段って確か……」
私はチラッとグルメスティックが入っていたショーケースを見ると値札には3465万……見なかったことにしよう、うん。
☆☆☆☆☆
……グルメタウンにある屋台が並んでいる場所で、ティナとクルッポーは撮影失敗したことでヤケ酒をしていた。
「節乃食堂大公開のチャンスが~……」
〈クポ~……〉
「悪いけど、もう店仕舞いだよ」
「〈え~/クポッ!?〉」
店員の言葉にティナとクルッポーはショックを受けた。どうやらまだ飲んでいたいらしい。
「しょうがねぇだろ、肉がもうねぇんだ。どっかの富豪が買い占めやがってよ。そういえば、トリコも来ているらしいな」
「えっ! トリコ!?」
トリコの情報にティナは目の色を変えた。