狂気の圧力! グリンパーチ対トリコ&##NAME1##!
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「うおおっ! 舌の上に乗せた途端、淡雪のように消えていく……! なんという優しい味わい……!」
ひと口だけでも感動に至るものだったようで、ドヘム大統領はもうひと口食べた。
「トロ、甘エビ、ホタテ、サーモン……んん~! 海の幸をふんだんに合わせたかのような味が口いっぱいに広がる! そして、味を引き立てるこのソース! 山菜やキノコ、ふんだんな山の幸の味! これは……海の幸、山の幸、究極のコラボレーション!!」
全て食べ終えたドヘム大統領は涙を流しながら立ち上がり、小松さんと向き合って手を差し出す。
「最高のバブリートロに、見事なソース……シェフ、素晴らしいよ」
「あ、ありがとうございます!」
その言葉に小松も最高の笑顔で手を重ねる。そのうしろでティナは再び疑問に思った。
「でも、なんでバブリートロは熟成されたわけ?」
「そうか、ウージャングルの植物の成長速度はパネェくらいに速ぇ! あのエリマキトカゲのアロエ、あれも肌の新陳代謝活性化するってんで、美容に良(イ)とされてんだ!」
「ジャングルの植物…ウールスターソースの実には成長を促進させる効果があんだな。素材をおいしく熟成させる力が」
「素材の味を引き出す……まさに究極のソースってわけだね」
「で、私たちが採ったウール火山の火山灰の塩で占められ、ほどよい熟成で止まったんだ」
あそこは食獣植物が多くて気味が悪かったけど、こんな素晴らしいソースの実ができるってスゴいね!
するとウーメン梅田さんがドヘム大統領のうしろから両手でゴマすりしながら訊いてくる。
「大統領? 法案の決議ですが……」
「こんなにおいしい料理を出すシェフがいる……IGO、あんたたちを信じよう」
「「「「「やった――っ!!」」」」」
ドヘム大統領が法案に賛成してくれたということは、小松さんの仕事が見事に完遂できたんだ!
「やったな、小松!」
「おめでとう、小松さん!」
「トリコさん、瑞貴さん、ありがとうございます!」
「おっ、そうだ。おい全部運んでくれ!」
トリコが合図を出すと扉からウェイターの人たちが大きな箱を乗せた台車を三台も運んで来た。
「BBコーンだ。約束通り持って帰って来たぜ」
「これが、BBコーン!?」
「小松さんのウールスターソースの実、それをかければまたおいしくなると思ってね」
「めでてぇし、みんなでBBコーンのポップコーン、食うとしようぜ!」
「「「「「オオ――ッ!!」」」」
それからたくさんの丸テーブルと椅子が運ばれ、首脳陣やホテルグルメのスタッフ共々、全員で小松さん特製のウールスターソースの実で作ったソースをかけるバブリートロやポップコーンを食べていく。
「あむっ……うめー! 香ばしいソースがコーンの味をさらに香ばしくしやがる! あむっ……ついつい手が伸びちまう! もう加速がついて止まらねぇぜ!」
「若いモンにはまだまだ負けん!」
手づかみで次々食べていくトリコに対し、ドヘム大統領がフォークでポップコーンをひと口で食べた。なんの張り合いしてんだか。
「ココさん。ココさんの占いのおかげで助かりました。ありがとうございます」
「僕は何もしてないよ。小松くん、君のがんばりさ」
「アハハハッ」
謙遜し合う二人のそばのテーブルで、サニーがふてくされながらワインを飲むとグラスを叩きつけた。
「もう、今回は全然美(ツク)しい登場ができなかったし! もうヤケ、ヤケ食い。んむっ……うめぇ!?」
ヤケ食いしようとしたらBBコーンのポップコーンのおいしさに顔を輝かせた。そういえばティナさんは……あっ、いた。
「あれ?」
「どうしたの?」
「この様子を撮影しようとしたらカメラが動かなくて……あっ! サニーの無謀な着陸のせいで壊れてる! せっかくのスクープ撮れないじゃん! 部長にてんこ盛り怒られる~!」
「あの、だったら代わりにBBコーンやウールスターソースの実を持って行ったらどうかな? サミットの成功必需品と貴族のおやつと謳われた食材だから少しはマシになるかも……」
「そうよ、それだわ! ありがとう瑞貴、てんこ盛り嬉しい!」
まあ……カメラが壊れたことに関してはどうやってもムリだろうけど。
ひと口だけでも感動に至るものだったようで、ドヘム大統領はもうひと口食べた。
「トロ、甘エビ、ホタテ、サーモン……んん~! 海の幸をふんだんに合わせたかのような味が口いっぱいに広がる! そして、味を引き立てるこのソース! 山菜やキノコ、ふんだんな山の幸の味! これは……海の幸、山の幸、究極のコラボレーション!!」
全て食べ終えたドヘム大統領は涙を流しながら立ち上がり、小松さんと向き合って手を差し出す。
「最高のバブリートロに、見事なソース……シェフ、素晴らしいよ」
「あ、ありがとうございます!」
その言葉に小松も最高の笑顔で手を重ねる。そのうしろでティナは再び疑問に思った。
「でも、なんでバブリートロは熟成されたわけ?」
「そうか、ウージャングルの植物の成長速度はパネェくらいに速ぇ! あのエリマキトカゲのアロエ、あれも肌の新陳代謝活性化するってんで、美容に良(イ)とされてんだ!」
「ジャングルの植物…ウールスターソースの実には成長を促進させる効果があんだな。素材をおいしく熟成させる力が」
「素材の味を引き出す……まさに究極のソースってわけだね」
「で、私たちが採ったウール火山の火山灰の塩で占められ、ほどよい熟成で止まったんだ」
あそこは食獣植物が多くて気味が悪かったけど、こんな素晴らしいソースの実ができるってスゴいね!
するとウーメン梅田さんがドヘム大統領のうしろから両手でゴマすりしながら訊いてくる。
「大統領? 法案の決議ですが……」
「こんなにおいしい料理を出すシェフがいる……IGO、あんたたちを信じよう」
「「「「「やった――っ!!」」」」」
ドヘム大統領が法案に賛成してくれたということは、小松さんの仕事が見事に完遂できたんだ!
「やったな、小松!」
「おめでとう、小松さん!」
「トリコさん、瑞貴さん、ありがとうございます!」
「おっ、そうだ。おい全部運んでくれ!」
トリコが合図を出すと扉からウェイターの人たちが大きな箱を乗せた台車を三台も運んで来た。
「BBコーンだ。約束通り持って帰って来たぜ」
「これが、BBコーン!?」
「小松さんのウールスターソースの実、それをかければまたおいしくなると思ってね」
「めでてぇし、みんなでBBコーンのポップコーン、食うとしようぜ!」
「「「「「オオ――ッ!!」」」」
それからたくさんの丸テーブルと椅子が運ばれ、首脳陣やホテルグルメのスタッフ共々、全員で小松さん特製のウールスターソースの実で作ったソースをかけるバブリートロやポップコーンを食べていく。
「あむっ……うめー! 香ばしいソースがコーンの味をさらに香ばしくしやがる! あむっ……ついつい手が伸びちまう! もう加速がついて止まらねぇぜ!」
「若いモンにはまだまだ負けん!」
手づかみで次々食べていくトリコに対し、ドヘム大統領がフォークでポップコーンをひと口で食べた。なんの張り合いしてんだか。
「ココさん。ココさんの占いのおかげで助かりました。ありがとうございます」
「僕は何もしてないよ。小松くん、君のがんばりさ」
「アハハハッ」
謙遜し合う二人のそばのテーブルで、サニーがふてくされながらワインを飲むとグラスを叩きつけた。
「もう、今回は全然美(ツク)しい登場ができなかったし! もうヤケ、ヤケ食い。んむっ……うめぇ!?」
ヤケ食いしようとしたらBBコーンのポップコーンのおいしさに顔を輝かせた。そういえばティナさんは……あっ、いた。
「あれ?」
「どうしたの?」
「この様子を撮影しようとしたらカメラが動かなくて……あっ! サニーの無謀な着陸のせいで壊れてる! せっかくのスクープ撮れないじゃん! 部長にてんこ盛り怒られる~!」
「あの、だったら代わりにBBコーンやウールスターソースの実を持って行ったらどうかな? サミットの成功必需品と貴族のおやつと謳われた食材だから少しはマシになるかも……」
「そうよ、それだわ! ありがとう瑞貴、てんこ盛り嬉しい!」
まあ……カメラが壊れたことに関してはどうやってもムリだろうけど。