狂気の圧力! グリンパーチ対トリコ&##NAME1##!
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「フムゥ……。せっかくだが、そのバブリートロは食べるに値せんな。水揚げから熟成されて七日目に味のピークを迎えるバブリートロ……獲れたてでは味が弱い」
「ええっ!?」
ドヘム大統領の言った通りバブリートロには問題があった。なんとかいきそうだと思ったウーメン梅田たちは落胆するが、小松がドヘム大統領とココの間に入る。
「いえ、ウールスターソースの実でソースを作れば、味は補えるはずです!」
確認のため、小松は先ほどバブリートロが消えた皿に残っているソースを人差し指ですくって食べてみる。
「あれ? ひと味足りない……。そっか、塩分が足りないんだ」
「し、塩取ってきます!」
「普通の塩じゃ、この味のインパクトには勝てません」
シェフが調理場から塩を持って来ようとしたが、小松がそれを制した。ウールスターソースの実をかけたとき、綺麗な輝きわ放ったバブリートロをティナも目撃しているので、疑問があった。
「でも、なんで? ウールスターソースの実は、最高のソースを作る実でしょ?」
「たぶん、実を早く摘み過ぎたんだ」
「「ええっ!?」」
「ウールスターソースの実は土壌のミネラル分を吸い、塩分にすると聞いたことが。恐らく、充分なミネラル分を吸う前に摘み取ってしまった……」
ココの説明に小松は心当たりがあった。実ができ始めた頃は成長していないとわかったが、大きくなるとすぐに採った。その行動が仇になってしまったのだ。
「そんな……」
「――あのー、お取り込み中に失礼しますが……」
「――塩ならあんぞ」
「「「「「!?」」」」」
……また別の声が二つも聞こえたと思えば、そこにいたのはウール火山から帰って来た瑞貴とトリコだった。
「ト、トリコさん! 瑞貴さん!」
「お前ら、いつの間に!? つか、なんでお前らがここに!?」
「小松さんとの約束を果たすために来たの」
「ンなことより……――ほら、ウール火山の火山灰の塩だ」
トリコが出した小さな袋の中身は、あのとき私が集めた塩だ。トリコが小松さんと食べるときもそれをかけようって提案してくれたし。
「BBコーンにかけようと思って、持って帰って来たんだ」
「さっそく使うことになるとは思わなかったけどね」
「さすがトリコさんに瑞貴さん!」
「ト、ト、トリコだけじゃなく瑞貴まで美(ツク)しい登場をしやが……!? ちょームカつく!」
さっそく調理することになり、私とトリコも調理場に同行した。小松さんはコック服に着替えてバブリートロを均等に切っていく。
「ウージャングルの地層は、ウール火山の火山灰でできているんだ」
「だとしたら、ウールスターソースと火山灰の塩の相性は……」
「ピッタリなはずです!」
小松さんがグルメスパイサーにウールスターソースの実と火山灰の塩をセットし、皿に盛り付けてソースがかかっているバブリートロにかけた。するとバブリートロはまばゆいくらい輝き始める。
「おおっ!」
「わあっ! トロが熟成されていく!」
「これって、成功ってことだよね!」
そして小松さんはトロが完全に熟成したのを確認すると、レストランにいるドヘム大統領に出した。
「どうぞ」
「ウム。――おおっ、これが……!」
ドヘム大統領もバブリートロの輝きに驚いた。そしてフォークでひと切れ取って口に運ぶと……。
「ええっ!?」
ドヘム大統領の言った通りバブリートロには問題があった。なんとかいきそうだと思ったウーメン梅田たちは落胆するが、小松がドヘム大統領とココの間に入る。
「いえ、ウールスターソースの実でソースを作れば、味は補えるはずです!」
確認のため、小松は先ほどバブリートロが消えた皿に残っているソースを人差し指ですくって食べてみる。
「あれ? ひと味足りない……。そっか、塩分が足りないんだ」
「し、塩取ってきます!」
「普通の塩じゃ、この味のインパクトには勝てません」
シェフが調理場から塩を持って来ようとしたが、小松がそれを制した。ウールスターソースの実をかけたとき、綺麗な輝きわ放ったバブリートロをティナも目撃しているので、疑問があった。
「でも、なんで? ウールスターソースの実は、最高のソースを作る実でしょ?」
「たぶん、実を早く摘み過ぎたんだ」
「「ええっ!?」」
「ウールスターソースの実は土壌のミネラル分を吸い、塩分にすると聞いたことが。恐らく、充分なミネラル分を吸う前に摘み取ってしまった……」
ココの説明に小松は心当たりがあった。実ができ始めた頃は成長していないとわかったが、大きくなるとすぐに採った。その行動が仇になってしまったのだ。
「そんな……」
「――あのー、お取り込み中に失礼しますが……」
「――塩ならあんぞ」
「「「「「!?」」」」」
……また別の声が二つも聞こえたと思えば、そこにいたのはウール火山から帰って来た瑞貴とトリコだった。
「ト、トリコさん! 瑞貴さん!」
「お前ら、いつの間に!? つか、なんでお前らがここに!?」
「小松さんとの約束を果たすために来たの」
「ンなことより……――ほら、ウール火山の火山灰の塩だ」
トリコが出した小さな袋の中身は、あのとき私が集めた塩だ。トリコが小松さんと食べるときもそれをかけようって提案してくれたし。
「BBコーンにかけようと思って、持って帰って来たんだ」
「さっそく使うことになるとは思わなかったけどね」
「さすがトリコさんに瑞貴さん!」
「ト、ト、トリコだけじゃなく瑞貴まで美(ツク)しい登場をしやが……!? ちょームカつく!」
さっそく調理することになり、私とトリコも調理場に同行した。小松さんはコック服に着替えてバブリートロを均等に切っていく。
「ウージャングルの地層は、ウール火山の火山灰でできているんだ」
「だとしたら、ウールスターソースと火山灰の塩の相性は……」
「ピッタリなはずです!」
小松さんがグルメスパイサーにウールスターソースの実と火山灰の塩をセットし、皿に盛り付けてソースがかかっているバブリートロにかけた。するとバブリートロはまばゆいくらい輝き始める。
「おおっ!」
「わあっ! トロが熟成されていく!」
「これって、成功ってことだよね!」
そして小松さんはトロが完全に熟成したのを確認すると、レストランにいるドヘム大統領に出した。
「どうぞ」
「ウム。――おおっ、これが……!」
ドヘム大統領もバブリートロの輝きに驚いた。そしてフォークでひと切れ取って口に運ぶと……。