狂気の圧力! グリンパーチ対トリコ&##NAME1##!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「そのソース…待って……ひと味…もうひと手間だけ……僕に調理をさせてください!」
「な、何!?」
驚くドヘム大統領のバブリートロに、小松はリュックからグルメスパイサーを取り出してウールスターソースの実を入れると、できたスパイスをかけた。
するとバブリートロはピンクの光を放ち、その神々しい光景にその場にいる全員は驚く、が……。
ポワポワ、ポワン――……。
「「「「「!?」」」」」
なんとバブリートロは皿に跡形もなく残らず消えて泡になって浮かんだ。
再び全員が驚く中、サニーとヨハネスがホテルグルメの支配人・スミスに案内してもらってレストランに入った。
「バブリートロは時間が来れば泡となって消えてしまう…愛する人に気持ちが伝わらず海の泡となった人魚姫のように……。マーメイマグロ――バブリートロという名の由縁はそこにある」
「そんな……!」
小松は間に合わなかったショックを受けると浮かんだ泡も破裂して消えてしまった。当然ドヘム大統領は怒り、椅子から立ち上がる。
「ぬ~~せっかくのバブリートロを! ぬか喜びさせて……! サミットなどどうでもいいわ! 国に帰る!」
「あっ! 大統領、ちょっとお待ちを! もう少しだけ……」
「わしは帰る!」
あんなに試行錯誤して苦労してウールスターソースの実を手に入れたのに、全てムダになってしまい小松は膝から崩れ落ちる。そばでカメラを用意していたティナも旅に同行したのだから、小松の気持ちは痛いほどわかるし、かける言葉がなかった。
「そんな……!」
「小松くん……」
「――その努力、水泡(スイホウ)に帰(キ)していないよ」
「「!?」」
突如第三者の声が聞こえて小松とティナが顔を向けると――そこにはココがいた。
「ココさん!?」
「こんなこともあろうかとね」
「ん? おっ、おっ!?」
サニーも驚く隣でココがマントをひるがえして出入口を示すと、そこには袋に入ったキラキラと輝くトロがあった。もちろんその正体は――。
「って! バ、バブリートロ!?」
「「「何!?」」」
新しいバブリートロの登場に、小松だけじゃなくティナもウーメン梅田もドヘム大統領も驚いた。
――ココの店に客として来た株式会社グルだらけの二人の依頼で、ココはマーメイマグロが獲れる漁場とポイントを占った。あのとき『今日の占いは終わりだ』と言ったのはこの二人で最後にするという意味なのだ。その漁に男たちもココも同船し、結果は大成功だった。
『いや~。ココさんにマーメイマグロのポイントを教えていただいたおかげで、三本も捕獲できました』
『こりゃあ大儲け間違いナシです!』
〈――ア゙ア゙ッ!〉
『『うおっ!?』』
男たちが喜ぶとキッスが船の縁に到着した。その迫力に男たちはびっくりする。
『キッス、迎えに来てくれたんだね』
〈ア゙ア゙ー!〉
『じゃ、僕は失礼するよ。約束通り、占いの報酬としてバブリートロを一本もらっていくから』
――そしてそのまま船からホテルグルメへ向かったのだ。
「というわけで、バブリートロを急いで持って来たのさ」
「「「「「おおー!」」」」」
「ココさん!」
「さすがココ!」
〈クポー!〉
「ま、またまた美(ツク)しい登場しやがって……! ムカつく!」
ココの素晴らしい功績に、他の首脳陣もウーメン梅田も小松もティナもクルッポーも称えた。しかしヘビークリフの件といい、今回といい、ココのタイミングのいい華麗な登場にサニーは髪が尖るほどイラついた。
「な、何!?」
驚くドヘム大統領のバブリートロに、小松はリュックからグルメスパイサーを取り出してウールスターソースの実を入れると、できたスパイスをかけた。
するとバブリートロはピンクの光を放ち、その神々しい光景にその場にいる全員は驚く、が……。
ポワポワ、ポワン――……。
「「「「「!?」」」」」
なんとバブリートロは皿に跡形もなく残らず消えて泡になって浮かんだ。
再び全員が驚く中、サニーとヨハネスがホテルグルメの支配人・スミスに案内してもらってレストランに入った。
「バブリートロは時間が来れば泡となって消えてしまう…愛する人に気持ちが伝わらず海の泡となった人魚姫のように……。マーメイマグロ――バブリートロという名の由縁はそこにある」
「そんな……!」
小松は間に合わなかったショックを受けると浮かんだ泡も破裂して消えてしまった。当然ドヘム大統領は怒り、椅子から立ち上がる。
「ぬ~~せっかくのバブリートロを! ぬか喜びさせて……! サミットなどどうでもいいわ! 国に帰る!」
「あっ! 大統領、ちょっとお待ちを! もう少しだけ……」
「わしは帰る!」
あんなに試行錯誤して苦労してウールスターソースの実を手に入れたのに、全てムダになってしまい小松は膝から崩れ落ちる。そばでカメラを用意していたティナも旅に同行したのだから、小松の気持ちは痛いほどわかるし、かける言葉がなかった。
「そんな……!」
「小松くん……」
「――その努力、水泡(スイホウ)に帰(キ)していないよ」
「「!?」」
突如第三者の声が聞こえて小松とティナが顔を向けると――そこにはココがいた。
「ココさん!?」
「こんなこともあろうかとね」
「ん? おっ、おっ!?」
サニーも驚く隣でココがマントをひるがえして出入口を示すと、そこには袋に入ったキラキラと輝くトロがあった。もちろんその正体は――。
「って! バ、バブリートロ!?」
「「「何!?」」」
新しいバブリートロの登場に、小松だけじゃなくティナもウーメン梅田もドヘム大統領も驚いた。
――ココの店に客として来た株式会社グルだらけの二人の依頼で、ココはマーメイマグロが獲れる漁場とポイントを占った。あのとき『今日の占いは終わりだ』と言ったのはこの二人で最後にするという意味なのだ。その漁に男たちもココも同船し、結果は大成功だった。
『いや~。ココさんにマーメイマグロのポイントを教えていただいたおかげで、三本も捕獲できました』
『こりゃあ大儲け間違いナシです!』
〈――ア゙ア゙ッ!〉
『『うおっ!?』』
男たちが喜ぶとキッスが船の縁に到着した。その迫力に男たちはびっくりする。
『キッス、迎えに来てくれたんだね』
〈ア゙ア゙ー!〉
『じゃ、僕は失礼するよ。約束通り、占いの報酬としてバブリートロを一本もらっていくから』
――そしてそのまま船からホテルグルメへ向かったのだ。
「というわけで、バブリートロを急いで持って来たのさ」
「「「「「おおー!」」」」」
「ココさん!」
「さすがココ!」
〈クポー!〉
「ま、またまた美(ツク)しい登場しやがって……! ムカつく!」
ココの素晴らしい功績に、他の首脳陣もウーメン梅田も小松もティナもクルッポーも称えた。しかしヘビークリフの件といい、今回といい、ココのタイミングのいい華麗な登場にサニーは髪が尖るほどイラついた。