狂気の圧力! グリンパーチ対トリコ&##NAME1##!
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……ウージャングルにやってきた瑞貴たちはBBコーンの捕獲に成功した。一方小松は、グルメサミットの成功の鍵となるウールスターソースの実を手に入れた。瑞貴はBBコーンのポップコーンを作り、トリコとテリーと味わう。
そこに美食會の使者が現れ、美食會の狙いはトリコと同じこの世の全ての食材の頂点・GODだとわかる!
☆☆☆☆☆
「今なら、巨大BBコーンもスパッといけそうだ! フライングナイフ!!」
右手から放たれるナイフがグリンパーチまでの岩場を壊していき、これまた見事に命中した。
「今はまだ薄皮を切る程度だが、その内すぐにこの距離からでも――お前の命を真っ二つにしてやるぜ!!」
グリンパーチの体に命中したあとの煙が出ている。それを奴は吸い込んで一気に傷跡が残る程度になった。
「へへっ、さすがだな。まさか遠距離からの攻撃を可能にするとはな……。だが、岩石も砕けねぇこの程度の攻撃で、お前の弱点・アキレス腱であった射程距離を克服したとは言わねぇな、トリコ! へっへっへっ」
「相手はトリコだけじゃないよ!」
「あん?」
「疾風乱舞!!」
「スウウゥゥウウウ――……!」
私が出す無数の疾風の刃がグリンパーチに襲い掛かる。それをあいつはストローをくわえて全て吸い込んでしまった。
「何っ!?」
「し、疾風乱舞が簡単に……!」
「お前の弱点はスピードがあっても威力がないことだ。一つの技にすれば大きくなるが、無数になると力が分散されて威力を弱めちまう。だが……スタージュンが言った通り、おもしれぇ奴だな」
最後は聞き取りにくかったけど、あいつは私の弱点まで読んでいた。まだまだ力を出し切ってコントロールができてない……!
「瑞貴、お前は俺の狙いに気づいているんだろ」
「うん。考えたね、トリコ」
「奴の視界を防ぐ技はあるか?」
「あるにはあるけど疾風斬より威力がないよ?」
「奴の視界を防ぐだけで充分だ。あとは俺に任せろ。一緒に来てくれたんだからな、俺はお前を信じてるぜ!」
「っ! わかった!」
その言葉には聞き覚えがあった。グルメコロシアムのとき言った私の言葉……。
『ちったあ同行者のことを信じなさい!』
あれをトリコは覚えてくれてたのか。――だったら、尚更期待に応えなくちゃね!
「何を相談してるか知らねぇが、か弱いお前のエアガンと俺のミサイルの違いを見せてやろう。スウウゥゥウウウ――……!」
今度は自分の口に空気を吸い込んでいくグリンパーチに、私は構える。
「ああそうさ……。今の段階では、まだお前にダメージを与えるまでにはいかねぇ……」
「ンなことは、わかってんのよ!」
限界になるまで空気を吸い込んだのか、グリンパーチの体も頬も風船のように膨らんでいる。
「くらえトリコ! 女! ブレスバズーカの遠距離砲――ブレスミサイル!!」
ストローをくわえて思いっきり吐き出してきた。それに私はジャンプして薙刀を大きく振り下ろす。
「火炎壁!!」
ブレスミサイルにも負けない大きさの炎の壁が私『を』守った。攻撃が止んだときには私が火炎壁を出した周辺以外は、岩がなくなって平地となっていた。私がさっきまでいた岩石に着地するとグリンパーチは目を見開く。
今この場には私一人しかいないからね。
「何っ!? トリコはどこだ!?」
「さあね」
「!」
グリンパーチがうしろを見たときには、すでにトリコが構えていた。気づいたときにはもう遅い。
「ナイフ!!」
振り向いたときを狙ってトリコはナイフをストローに叩きつけ、さらに自分たちがいる岩石も周辺の平地も真っ二つにした。
そこに美食會の使者が現れ、美食會の狙いはトリコと同じこの世の全ての食材の頂点・GODだとわかる!
☆☆☆☆☆
「今なら、巨大BBコーンもスパッといけそうだ! フライングナイフ!!」
右手から放たれるナイフがグリンパーチまでの岩場を壊していき、これまた見事に命中した。
「今はまだ薄皮を切る程度だが、その内すぐにこの距離からでも――お前の命を真っ二つにしてやるぜ!!」
グリンパーチの体に命中したあとの煙が出ている。それを奴は吸い込んで一気に傷跡が残る程度になった。
「へへっ、さすがだな。まさか遠距離からの攻撃を可能にするとはな……。だが、岩石も砕けねぇこの程度の攻撃で、お前の弱点・アキレス腱であった射程距離を克服したとは言わねぇな、トリコ! へっへっへっ」
「相手はトリコだけじゃないよ!」
「あん?」
「疾風乱舞!!」
「スウウゥゥウウウ――……!」
私が出す無数の疾風の刃がグリンパーチに襲い掛かる。それをあいつはストローをくわえて全て吸い込んでしまった。
「何っ!?」
「し、疾風乱舞が簡単に……!」
「お前の弱点はスピードがあっても威力がないことだ。一つの技にすれば大きくなるが、無数になると力が分散されて威力を弱めちまう。だが……スタージュンが言った通り、おもしれぇ奴だな」
最後は聞き取りにくかったけど、あいつは私の弱点まで読んでいた。まだまだ力を出し切ってコントロールができてない……!
「瑞貴、お前は俺の狙いに気づいているんだろ」
「うん。考えたね、トリコ」
「奴の視界を防ぐ技はあるか?」
「あるにはあるけど疾風斬より威力がないよ?」
「奴の視界を防ぐだけで充分だ。あとは俺に任せろ。一緒に来てくれたんだからな、俺はお前を信じてるぜ!」
「っ! わかった!」
その言葉には聞き覚えがあった。グルメコロシアムのとき言った私の言葉……。
『ちったあ同行者のことを信じなさい!』
あれをトリコは覚えてくれてたのか。――だったら、尚更期待に応えなくちゃね!
「何を相談してるか知らねぇが、か弱いお前のエアガンと俺のミサイルの違いを見せてやろう。スウウゥゥウウウ――……!」
今度は自分の口に空気を吸い込んでいくグリンパーチに、私は構える。
「ああそうさ……。今の段階では、まだお前にダメージを与えるまでにはいかねぇ……」
「ンなことは、わかってんのよ!」
限界になるまで空気を吸い込んだのか、グリンパーチの体も頬も風船のように膨らんでいる。
「くらえトリコ! 女! ブレスバズーカの遠距離砲――ブレスミサイル!!」
ストローをくわえて思いっきり吐き出してきた。それに私はジャンプして薙刀を大きく振り下ろす。
「火炎壁!!」
ブレスミサイルにも負けない大きさの炎の壁が私『を』守った。攻撃が止んだときには私が火炎壁を出した周辺以外は、岩がなくなって平地となっていた。私がさっきまでいた岩石に着地するとグリンパーチは目を見開く。
今この場には私一人しかいないからね。
「何っ!? トリコはどこだ!?」
「さあね」
「!」
グリンパーチがうしろを見たときには、すでにトリコが構えていた。気づいたときにはもう遅い。
「ナイフ!!」
振り向いたときを狙ってトリコはナイフをストローに叩きつけ、さらに自分たちがいる岩石も周辺の平地も真っ二つにした。