美食會の刺客! トリコの技、進化の瞬間!
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「いくぜえぇぇえええ!! ふんっ!!」
「うわあぁぁあああ!!」
「なっ!?」
トリコが守護壁の範囲の外にまた出たと思ったら左手を大きく振り上げた。するとグリンパーチの悲鳴が聞こえたと共に攻撃が止み、守護壁を解いてよく見れば相手の右肩にフォークのような四つの丸いヘコみがあった。
「あっ……! なんだ…こりゃ……!?」
「気のせいじゃねぇ……奴との距離がそう遠く感じねぇ……!」
「い、今のって……」
「ありがとよ、瑞貴。お前の言葉がヒントになったぜ」
まさか、あの呟きでトリコに新しい技を与えるキッカケになっちゃったの!? 本当なら自分で気づくはずなのに、私ってばまた原作ぶち壊してるー!
内心慌てる私を余所に、トリコは再び両手を擦り合わせて金属音を出した。
「本気で使わせてもらうぜ……進化しているナイフとフォークをよ!」
「えっ?」
「ハア?」
「リーガルマンモスの体内での自食作用(オートファジー)と宝石の肉(ジュエルミート)の融合――そいつは俺の細胞を強力にレベルアップさせてくれたようだ。確かめてみな! その三つの複眼で!」
構えたトリコは左手を思いっきり前へ突き出す。
「フォーク!!」
「っ!」
「フォ、フォークが飛んだ!?」
トリコの手から離れたフォークは真っ直ぐグリンパーチの元へ向かい、四つの先端が見事に命中した。
「『フライングフォーク』……とでも名付けるかな。この距離だとさすがに貫通するまではいかねぇが……へっ! 届いたぜ!」
「ス、スゴい……!」
「驚いたな……フォークを飛ばすとはよ!」
「ついでにもう一つ驚いてみるか?」
「あん?」
「今なら、巨大BBコーンもスパッといけそうだ! フライングナイフ!!」
右手から放たれるナイフがグリンパーチまでの岩場を壊していき、これまた見事に命中した。
「今はまだ薄皮を切る程度だが、その内すぐにこの距離からでも――お前の命を真っ二つにしてやるぜ!!」
やっぱり原作と生じゃ見るモノは同じでも感じるものは違う……! 美食屋四天王トリコの成長は凄まじいと思うのと同時に負けられないなって思うよ!
そして周りを見て同時に気づいた――トリコの作戦に!
「うわあぁぁあああ!!」
「なっ!?」
トリコが守護壁の範囲の外にまた出たと思ったら左手を大きく振り上げた。するとグリンパーチの悲鳴が聞こえたと共に攻撃が止み、守護壁を解いてよく見れば相手の右肩にフォークのような四つの丸いヘコみがあった。
「あっ……! なんだ…こりゃ……!?」
「気のせいじゃねぇ……奴との距離がそう遠く感じねぇ……!」
「い、今のって……」
「ありがとよ、瑞貴。お前の言葉がヒントになったぜ」
まさか、あの呟きでトリコに新しい技を与えるキッカケになっちゃったの!? 本当なら自分で気づくはずなのに、私ってばまた原作ぶち壊してるー!
内心慌てる私を余所に、トリコは再び両手を擦り合わせて金属音を出した。
「本気で使わせてもらうぜ……進化しているナイフとフォークをよ!」
「えっ?」
「ハア?」
「リーガルマンモスの体内での自食作用(オートファジー)と宝石の肉(ジュエルミート)の融合――そいつは俺の細胞を強力にレベルアップさせてくれたようだ。確かめてみな! その三つの複眼で!」
構えたトリコは左手を思いっきり前へ突き出す。
「フォーク!!」
「っ!」
「フォ、フォークが飛んだ!?」
トリコの手から離れたフォークは真っ直ぐグリンパーチの元へ向かい、四つの先端が見事に命中した。
「『フライングフォーク』……とでも名付けるかな。この距離だとさすがに貫通するまではいかねぇが……へっ! 届いたぜ!」
「ス、スゴい……!」
「驚いたな……フォークを飛ばすとはよ!」
「ついでにもう一つ驚いてみるか?」
「あん?」
「今なら、巨大BBコーンもスパッといけそうだ! フライングナイフ!!」
右手から放たれるナイフがグリンパーチまでの岩場を壊していき、これまた見事に命中した。
「今はまだ薄皮を切る程度だが、その内すぐにこの距離からでも――お前の命を真っ二つにしてやるぜ!!」
やっぱり原作と生じゃ見るモノは同じでも感じるものは違う……! 美食屋四天王トリコの成長は凄まじいと思うのと同時に負けられないなって思うよ!
そして周りを見て同時に気づいた――トリコの作戦に!