美食會の刺客! トリコの技、進化の瞬間!
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「トリコよぉ」
「ああん?」
「お前もGODを狙ってるってことは、つまりいずれ俺らは争う運命ってことだなぁ……」
「「!」」
先ほどまで飄々と話していたグリンパーチの雰囲気が変わったのを、私たちは察して顔をしかめ、奴はゆっくりと立ち上がる。
「めんどくせぇから……今の内に決着つけとくか? ん?」
「「はああぁぁあああ!!」」
……トリコも瑞貴もグルメ細胞のオーラを放つと、三つの脅威を感じ取ったウール火山に生息する火山風見鶏やマグマラットは逃げるように大慌てで去って行った。
「テリー!! もっとずっと遠くまで離れてろ!!」
〈ワウッ!?〉
「行きなさい!!」
私たちに言われたテリーは指示通りにさらに遠くへと駆けて行った。
「ヒッヒッヒッ。トリコォ~そこの女も~お前らの心臓……吸っていい~?」
「デッケェ蚊だな!」
「私、蚊って嫌いなんだけど!」
「吸っちゃうよ~?」
「来い!」
「目が覚めるのを吸わせてやるよ!」
ストローをくわえたグリンパーチに対し、トリコは両手を擦り合わせて金属音を出し、私は薙刀を数回回して構えた。
「スウウゥゥウウウ……」
「10連……」
「疾風……」
「ぶるあぁぁあああ!!」
「釘パンチ!!」
「乱舞!!」
ドッカ――ンッ!!
グリンパーチが吐き出した息と、トリコの10連釘パンチと、私の疾風乱舞、三つの衝撃がぶつかってその反動で私たちは吹っ飛ばされた。地面にぶつかる前に私は受け身を取って着地したけど、トリコもグリンパーチもマトモに滑り落ちてしまった。
「大丈夫!?」
「ああ……だが、こいつ! 吸った息を吐き出して俺のパンチと瑞貴の疾風乱舞にぶつけてきやがった!」
体を起こしながらそう言うトリコに私も顔を向けると、私たちより遠くに飛ばされたグリンパーチはモノともしてないように立ち上がった。
「ああん?」
「お前もGODを狙ってるってことは、つまりいずれ俺らは争う運命ってことだなぁ……」
「「!」」
先ほどまで飄々と話していたグリンパーチの雰囲気が変わったのを、私たちは察して顔をしかめ、奴はゆっくりと立ち上がる。
「めんどくせぇから……今の内に決着つけとくか? ん?」
「「はああぁぁあああ!!」」
……トリコも瑞貴もグルメ細胞のオーラを放つと、三つの脅威を感じ取ったウール火山に生息する火山風見鶏やマグマラットは逃げるように大慌てで去って行った。
「テリー!! もっとずっと遠くまで離れてろ!!」
〈ワウッ!?〉
「行きなさい!!」
私たちに言われたテリーは指示通りにさらに遠くへと駆けて行った。
「ヒッヒッヒッ。トリコォ~そこの女も~お前らの心臓……吸っていい~?」
「デッケェ蚊だな!」
「私、蚊って嫌いなんだけど!」
「吸っちゃうよ~?」
「来い!」
「目が覚めるのを吸わせてやるよ!」
ストローをくわえたグリンパーチに対し、トリコは両手を擦り合わせて金属音を出し、私は薙刀を数回回して構えた。
「スウウゥゥウウウ……」
「10連……」
「疾風……」
「ぶるあぁぁあああ!!」
「釘パンチ!!」
「乱舞!!」
ドッカ――ンッ!!
グリンパーチが吐き出した息と、トリコの10連釘パンチと、私の疾風乱舞、三つの衝撃がぶつかってその反動で私たちは吹っ飛ばされた。地面にぶつかる前に私は受け身を取って着地したけど、トリコもグリンパーチもマトモに滑り落ちてしまった。
「大丈夫!?」
「ああ……だが、こいつ! 吸った息を吐き出して俺のパンチと瑞貴の疾風乱舞にぶつけてきやがった!」
体を起こしながらそう言うトリコに私も顔を向けると、私たちより遠くに飛ばされたグリンパーチはモノともしてないように立ち上がった。