美食會の刺客! トリコの技、進化の瞬間!
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「うっぷ! ヒヒヒッ……反芻反芻! ウヒヒヒッ! うまいメシは何度も繰り返し味あわないと損だもんな、ヒヒヒッ!」
「なんだこいつ……」
「てか、汚い食べ方……」
それにしても、こいつ原作で見覚えがある気がするんだよね……えーっと、誰だっけ。
「BBコーン……ああ、BBコーンはちゃんと返すからトリコ。今、俺のペットが採りに行ってんだぁ。ヒッヒッヒッ、いかんせん方向音痴でなぁ、そいつ。うん、方向音痴。そろそろ戻ってくると思うから、ヒッヒッヒッ」
「「…………」」
さっきまでの行動といい、しゃべり方といい、トリコと私は少し引いた。
〈チュー〉
「あっ! スウウゥゥウウウ――……!!」
そばを通ったマグマラットに気づいた男はストローで丸ごと吸い上げて飲み込んだ。
「ヒッヒッヒッ。これ、いいストローだろぉ? デビルモスキートってデケー蚊の口、加工して作ったストローだ。ハハハハァッ! しなやかさと耐久性に優れていたんだが、さすがにさっきのは切れちまうかと思ったぞ、トリコ! あれがお前のナイフか……スタージュンが認めただけはあるなぁ」
「「スタージュン!?」」
男の言う名前に私たちは聞き覚えがあった。洞窟の砂浜や宝石の肉(ジュエルミート)のときに現れた黒いGTロボの操縦者だ。
「貴様……美食會か!」
正体がわかった途端、トリコは男に対する警戒を強めた。私も完全に思い出した……こいつはグリンパーチだ!
「ヒヒヒッ! お前のおかげでリーガルなんとかの捕獲は失敗。美食會第6支部――食料調達チームは責任とらされて全員半殺し! そんとき新入りも死んだらしい……。んで結局、俺が回収しに行くハメになったんだ。その、新入りが乗ってた壊れたGTロボをよ」
「第1ビオトープに行ったのね……!」
こいつが言う『新入りが乗ってた壊れたGTロボ』は、間違いなくココさんが戦っていた巨大GTロボのことだろう。あれだけは唯一自爆せず残っているものだから。
「ああ。初めて行ったIGOの庭、楽しかったなぁ。見たことない食材がわんさかでよ、ヒヒヒッ! ただ……あの二人が待ち構えているとは思わなかったがなぁ」
☆☆☆☆☆
……スタージュンが巨大GTロボを見つけたとき、そこには二人の男がいた。IGO副会長の茂松と、グルメ研究所の所長のマンサムだ。
『はああぁぁあああ!!』
『フンッ、まさかお前が来るとはな。来るならスターかトミーの奴だと思っていたんだが……。フンッ! はああぁぁあああ!!』
ペットに乗って上空から来るグリンパーチの姿を確認し、マンサムは体に電流を放って筋肉を膨らませ、茂松は鼻の留め具を取っていつも閉じている左目を開けるとマンサムよりは劣るが同じように筋肉を膨らませた。
『IGOの所長と副会長がそろって本気になっちゃって大人げねぇな』
『『!?』』
『めんどくせぇからくれてやるよ、ンなポンコツロボ! ヒッヒッヒッ!』
……そう言ってグリンパーチはペットに乗って去って行ったが、島の動物を片っ端から食い荒らして行ったのだ。
「なんだこいつ……」
「てか、汚い食べ方……」
それにしても、こいつ原作で見覚えがある気がするんだよね……えーっと、誰だっけ。
「BBコーン……ああ、BBコーンはちゃんと返すからトリコ。今、俺のペットが採りに行ってんだぁ。ヒッヒッヒッ、いかんせん方向音痴でなぁ、そいつ。うん、方向音痴。そろそろ戻ってくると思うから、ヒッヒッヒッ」
「「…………」」
さっきまでの行動といい、しゃべり方といい、トリコと私は少し引いた。
〈チュー〉
「あっ! スウウゥゥウウウ――……!!」
そばを通ったマグマラットに気づいた男はストローで丸ごと吸い上げて飲み込んだ。
「ヒッヒッヒッ。これ、いいストローだろぉ? デビルモスキートってデケー蚊の口、加工して作ったストローだ。ハハハハァッ! しなやかさと耐久性に優れていたんだが、さすがにさっきのは切れちまうかと思ったぞ、トリコ! あれがお前のナイフか……スタージュンが認めただけはあるなぁ」
「「スタージュン!?」」
男の言う名前に私たちは聞き覚えがあった。洞窟の砂浜や宝石の肉(ジュエルミート)のときに現れた黒いGTロボの操縦者だ。
「貴様……美食會か!」
正体がわかった途端、トリコは男に対する警戒を強めた。私も完全に思い出した……こいつはグリンパーチだ!
「ヒヒヒッ! お前のおかげでリーガルなんとかの捕獲は失敗。美食會第6支部――食料調達チームは責任とらされて全員半殺し! そんとき新入りも死んだらしい……。んで結局、俺が回収しに行くハメになったんだ。その、新入りが乗ってた壊れたGTロボをよ」
「第1ビオトープに行ったのね……!」
こいつが言う『新入りが乗ってた壊れたGTロボ』は、間違いなくココさんが戦っていた巨大GTロボのことだろう。あれだけは唯一自爆せず残っているものだから。
「ああ。初めて行ったIGOの庭、楽しかったなぁ。見たことない食材がわんさかでよ、ヒヒヒッ! ただ……あの二人が待ち構えているとは思わなかったがなぁ」
☆☆☆☆☆
……スタージュンが巨大GTロボを見つけたとき、そこには二人の男がいた。IGO副会長の茂松と、グルメ研究所の所長のマンサムだ。
『はああぁぁあああ!!』
『フンッ、まさかお前が来るとはな。来るならスターかトミーの奴だと思っていたんだが……。フンッ! はああぁぁあああ!!』
ペットに乗って上空から来るグリンパーチの姿を確認し、マンサムは体に電流を放って筋肉を膨らませ、茂松は鼻の留め具を取っていつも閉じている左目を開けるとマンサムよりは劣るが同じように筋肉を膨らませた。
『IGOの所長と副会長がそろって本気になっちゃって大人げねぇな』
『『!?』』
『めんどくせぇからくれてやるよ、ンなポンコツロボ! ヒッヒッヒッ!』
……そう言ってグリンパーチはペットに乗って去って行ったが、島の動物を片っ端から食い荒らして行ったのだ。