DNAに刻まれた味! トリコ、##NAME1##、BBコーンを探せ!
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モニターに次々表示されているのはテリーとテリーの母親。当然だがどちらも伝説のバトルウルフである。ティナの悩みの一つはこれだ。
「けど、バトルウルフ……ただ一匹の生き残り・テリー……。公表するわけいかないよなぁ~……」
一匹狼として生活するバトルウルフの親子愛を目の当たりにしたし、特にティナはテリーにたくさん助けられた。それに一緒にリーガルマンモスの宝石の肉(ジュエルミート)を目指してがんばってきた。
「美食會を相手に、全力で戦って、やっとの思いで宝石の肉(ジュエルミート)を手に入れて、みんなで無事に戻って来たのに……」
次に表示されたのら宝石の肉(ジュエルミート)のシーンだ。しかしそのまばゆい輝きで画面はただの光しか映っておらず、肝心の肉が見えない。これがもう一つのティナの悩みだ。
「宝石の肉(ジュエルミート)は光で飛んじゃって撮れてないし……使える映像ないって部長に知られたらただじゃすまない~!」
〈クポクポッ! クポクポクポクポッ!〉
「そうだ! テリーが映ってない所をうまいこと使えば!」
名案だと閃いたティナは操作をするが、使えそうな画面にはどこかしらテリーが映っている。
「あーこれもダメ! あっ、これも映り込んでるし! あーこれムリ! NG! つーか、使えるの1グラムもない!?」
〈クポー……〉
「こうなったら、代わりになるてんこ盛りのスクープ撮ってこないと!」
《《ジャンケンポン!》》
モニターから聞こえてきた声は、トリコとサニーが宝石の肉(ジュエルミート)をどちらのフルコースに入れるかジャンケンで決着をつけていた。トリコはグーでサニーはパー、結果勝ったのはサニーである。
《よっしゃー! 宝石の肉(ジュエルミート)は俺のフルコースに決定だ!》
《ク~!》
「もう二週間かぁ~……。みんな、どうしてるかね~?」
〈クーポ〉
ティナとクルッポーが顔を見合わせている中、モニターにはトリコとサニーの様子を見て呆れる小松やリン、笑っている瑞貴やココやマンサムが映っていた。
☆☆☆☆☆
……小松がホテルグルメで仕事している中、IGOの事務局長であるウーメン梅田とヨハネスが来ていた。小松はウーメン梅田に霜降り和ブウで作ったステーキに、ツクシナモンとパルメ山椒の実を使い、トリコにもらったグルメスパイサーで作ったスパイスを加えた料理を褒めてもらった。
「それで、IGOの仕事とは?」
「IGO常任理事国・ロト共和国のドヘム大統領を知っていて?」
「ドヘム……――あっ! あの、GTロボが化けていた!」
前回行ったグルメコロシアムで、美食會のGTロボが潜入するため変装した対象の人物だ。
「ええ……美食會はIGOの警備の隙を突いてドヘム大統領に成り代わったの。でさ、大統領はIGOの警備の甘さにハンパなく怒ってるわけ」
「ハァ……」
大がかりな検査もした徹底的な警備なのに美食會が潜入してしまった。その対象が自分となれば怒るのはムリもないだろう。小松も苦笑するしかなかった。
「今、各国首脳が集まって開いている会議――グルメサミット。意固地になったドヘム大統領は重要なグルメ法案に一人反対してるの。全員が賛成しないと法案は通らないのに……。ロト共和国ではドが付くぐらい偏屈で、『ド偏屈のドヘム』と言われているほど。機嫌を直すのも難しいお方」
「あのー……僕は何をすれば……?」
依頼の意図が読めない小松が悩んでいると、突然扉が開き黒スーツの二人が大きなキャスターを使って一匹の魚を持って来た。その魚は小松も知っている。
「けど、バトルウルフ……ただ一匹の生き残り・テリー……。公表するわけいかないよなぁ~……」
一匹狼として生活するバトルウルフの親子愛を目の当たりにしたし、特にティナはテリーにたくさん助けられた。それに一緒にリーガルマンモスの宝石の肉(ジュエルミート)を目指してがんばってきた。
「美食會を相手に、全力で戦って、やっとの思いで宝石の肉(ジュエルミート)を手に入れて、みんなで無事に戻って来たのに……」
次に表示されたのら宝石の肉(ジュエルミート)のシーンだ。しかしそのまばゆい輝きで画面はただの光しか映っておらず、肝心の肉が見えない。これがもう一つのティナの悩みだ。
「宝石の肉(ジュエルミート)は光で飛んじゃって撮れてないし……使える映像ないって部長に知られたらただじゃすまない~!」
〈クポクポッ! クポクポクポクポッ!〉
「そうだ! テリーが映ってない所をうまいこと使えば!」
名案だと閃いたティナは操作をするが、使えそうな画面にはどこかしらテリーが映っている。
「あーこれもダメ! あっ、これも映り込んでるし! あーこれムリ! NG! つーか、使えるの1グラムもない!?」
〈クポー……〉
「こうなったら、代わりになるてんこ盛りのスクープ撮ってこないと!」
《《ジャンケンポン!》》
モニターから聞こえてきた声は、トリコとサニーが宝石の肉(ジュエルミート)をどちらのフルコースに入れるかジャンケンで決着をつけていた。トリコはグーでサニーはパー、結果勝ったのはサニーである。
《よっしゃー! 宝石の肉(ジュエルミート)は俺のフルコースに決定だ!》
《ク~!》
「もう二週間かぁ~……。みんな、どうしてるかね~?」
〈クーポ〉
ティナとクルッポーが顔を見合わせている中、モニターにはトリコとサニーの様子を見て呆れる小松やリン、笑っている瑞貴やココやマンサムが映っていた。
☆☆☆☆☆
……小松がホテルグルメで仕事している中、IGOの事務局長であるウーメン梅田とヨハネスが来ていた。小松はウーメン梅田に霜降り和ブウで作ったステーキに、ツクシナモンとパルメ山椒の実を使い、トリコにもらったグルメスパイサーで作ったスパイスを加えた料理を褒めてもらった。
「それで、IGOの仕事とは?」
「IGO常任理事国・ロト共和国のドヘム大統領を知っていて?」
「ドヘム……――あっ! あの、GTロボが化けていた!」
前回行ったグルメコロシアムで、美食會のGTロボが潜入するため変装した対象の人物だ。
「ええ……美食會はIGOの警備の隙を突いてドヘム大統領に成り代わったの。でさ、大統領はIGOの警備の甘さにハンパなく怒ってるわけ」
「ハァ……」
大がかりな検査もした徹底的な警備なのに美食會が潜入してしまった。その対象が自分となれば怒るのはムリもないだろう。小松も苦笑するしかなかった。
「今、各国首脳が集まって開いている会議――グルメサミット。意固地になったドヘム大統領は重要なグルメ法案に一人反対してるの。全員が賛成しないと法案は通らないのに……。ロト共和国ではドが付くぐらい偏屈で、『ド偏屈のドヘム』と言われているほど。機嫌を直すのも難しいお方」
「あのー……僕は何をすれば……?」
依頼の意図が読めない小松が悩んでいると、突然扉が開き黒スーツの二人が大きなキャスターを使って一匹の魚を持って来た。その魚は小松も知っている。