超(スーパー)トリコ、怒りの拳! これが最強の釘パンチ!
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「ありがとな、感謝するぜ。古代の食宝・リーガルマンモス! ――えっ?」
〈バオオォォオオオ!!〉
トリコは感謝の言葉を告げたが、親リーガルマンモスはトリコたちを狙って足を大きく振り上げて落とした。
「踏まれる――っ!!」
「まだ、バク盛り怒ってる――っ!!」
〈クポ――ッ!!〉
「すぐに逃げるし――っ!!」
「サニー! フライ返しだ!!」
「ここは毒だろ! ココ!!」
「とにかく研究所へ帰るぞ!」
「はい!」
「宝石の肉(ジュエルミート)、実食だ――っ!!」
トリコが宝石の肉(ジュエルミート)を持って、サニーが瑞貴をお姫様抱っこして、全員親リーガルマンモスの襲撃から逃れるためにヘリコプターに向かった。
☆☆☆☆☆
気づけば私の口に当てている呼吸マスクから息が通る音と、周りに数人の気配を察知した。
傷も前より痛くないしゆっくり目を開けると……サニーや小松さんやトリコの姿が目に入り、視線を動かせばリンちゃんとティナさんとココさんの姿も見えた。
「瑞貴!」
「瑞貴さん!」
「瑞貴!」
「み…みんな……?」
そうか。トリコが進化した姿を見て、私は再び意識を失ったんだっけ……。
「ここは……?」
「研究所だ。GTロボは倒したし、宝石の肉(ジュエルミート)も手に入れたぞ」
「トリコ……ありがとう……」
私は呼吸マスクを外して上半身をゆっくり起こした。体中包帯だらけで、自分がどれだけ重傷だったのかがわかった。改めて思うとよく生きてたな。
「リンちゃんも小松さんもありがとう。二人が私を守ろうと必死な声が聞こえたよ」
「瑞貴さん……本当によかったですー!」
「瑞貴ー!」
「イタタタッ!」
小松さんは涙を流すけどリンちゃんは抱きついて来たので傷口が痛かった。するとサニーが触覚を使ってリンちゃんを私から離す。
「リン! 目覚めたばかりの瑞貴にいきなり抱きついてんじゃねーし!」
「あっ、ごめんだし!」
「ううん、大丈夫。サニーもココさんも、心配かけてごめんなさい」
「リンから全部聞いたぜ。お前(マ)はムチャし過ぎなんだし」
「目が覚めてよかったよ、瑞貴ちゃん」
「ティナさんも、ありがとう。助けを呼びに行ってくれたんだよね」
「てんこ盛り心配したんだから~!」
ティナさんまで泣き出してしまった。ちゃんと『少し休めば大丈夫』って言ったんだけど……あの状態なら信憑性は0だね。
「……で、瑞貴」
「ん?」
トリコが頬をかきながら恐る恐る言っている。なんだか珍しい姿だから少し驚いちゃった。
「その……『アレ』は覚えているか?」
「『アレ』って?」
「だからその、『アレ』だよ『アレ』!」
「いや、『アレ』ってなんなの?」
「察しろよ! 『アレ』だっての!」
「わかるか!」
「「「なんだこれ……?」」」
意味不明な会話をするトリコと私に、ココさんと小松さんとサニーは呆れていた。正直言ってトリコが言う『アレ』は全く検討が付かない。それがわかったのかトリコは溜息を吐いた。
「よーし! とにかく、瑞貴も復活したし!」
「ああ! 豪華なディナーの始まりだぜ!」
「「「「「やった――っ!!」」」」」
拳を挙げるサニーを始め、喜び合うみんなの姿を見て私まで嬉しくなって微笑んだ。
〈バオオォォオオオ!!〉
トリコは感謝の言葉を告げたが、親リーガルマンモスはトリコたちを狙って足を大きく振り上げて落とした。
「踏まれる――っ!!」
「まだ、バク盛り怒ってる――っ!!」
〈クポ――ッ!!〉
「すぐに逃げるし――っ!!」
「サニー! フライ返しだ!!」
「ここは毒だろ! ココ!!」
「とにかく研究所へ帰るぞ!」
「はい!」
「宝石の肉(ジュエルミート)、実食だ――っ!!」
トリコが宝石の肉(ジュエルミート)を持って、サニーが瑞貴をお姫様抱っこして、全員親リーガルマンモスの襲撃から逃れるためにヘリコプターに向かった。
☆☆☆☆☆
気づけば私の口に当てている呼吸マスクから息が通る音と、周りに数人の気配を察知した。
傷も前より痛くないしゆっくり目を開けると……サニーや小松さんやトリコの姿が目に入り、視線を動かせばリンちゃんとティナさんとココさんの姿も見えた。
「瑞貴!」
「瑞貴さん!」
「瑞貴!」
「み…みんな……?」
そうか。トリコが進化した姿を見て、私は再び意識を失ったんだっけ……。
「ここは……?」
「研究所だ。GTロボは倒したし、宝石の肉(ジュエルミート)も手に入れたぞ」
「トリコ……ありがとう……」
私は呼吸マスクを外して上半身をゆっくり起こした。体中包帯だらけで、自分がどれだけ重傷だったのかがわかった。改めて思うとよく生きてたな。
「リンちゃんも小松さんもありがとう。二人が私を守ろうと必死な声が聞こえたよ」
「瑞貴さん……本当によかったですー!」
「瑞貴ー!」
「イタタタッ!」
小松さんは涙を流すけどリンちゃんは抱きついて来たので傷口が痛かった。するとサニーが触覚を使ってリンちゃんを私から離す。
「リン! 目覚めたばかりの瑞貴にいきなり抱きついてんじゃねーし!」
「あっ、ごめんだし!」
「ううん、大丈夫。サニーもココさんも、心配かけてごめんなさい」
「リンから全部聞いたぜ。お前(マ)はムチャし過ぎなんだし」
「目が覚めてよかったよ、瑞貴ちゃん」
「ティナさんも、ありがとう。助けを呼びに行ってくれたんだよね」
「てんこ盛り心配したんだから~!」
ティナさんまで泣き出してしまった。ちゃんと『少し休めば大丈夫』って言ったんだけど……あの状態なら信憑性は0だね。
「……で、瑞貴」
「ん?」
トリコが頬をかきながら恐る恐る言っている。なんだか珍しい姿だから少し驚いちゃった。
「その……『アレ』は覚えているか?」
「『アレ』って?」
「だからその、『アレ』だよ『アレ』!」
「いや、『アレ』ってなんなの?」
「察しろよ! 『アレ』だっての!」
「わかるか!」
「「「なんだこれ……?」」」
意味不明な会話をするトリコと私に、ココさんと小松さんとサニーは呆れていた。正直言ってトリコが言う『アレ』は全く検討が付かない。それがわかったのかトリコは溜息を吐いた。
「よーし! とにかく、瑞貴も復活したし!」
「ああ! 豪華なディナーの始まりだぜ!」
「「「「「やった――っ!!」」」」」
拳を挙げるサニーを始め、喜び合うみんなの姿を見て私まで嬉しくなって微笑んだ。