トリコ×ONE PIECE2
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パアアァァアアア――!
外から光が差し込んで来た。まさかタイムリミットが来たと思ったんだけど……。
「ん? あれは!」
「「えっ!?」」
「なんだ? 夜が明けたのか!?」
「いや、あれは……――ハルサメの群れだ!」
海には大量のハルサメが体を光らせて泳いでいた。私たちが最初に目的にしていた食材だ。
「ハルサメって、俺が食われた奴か?」
「ああ。ハルサメはメガ春雨だからハルサメと言われてるが、もう一つ、産卵の時期に体が光る。それがまるで春の日差しのようだから『春鮫』とも言う! その群れの光は暖かい太陽の光にも匹敵する!」
「あっ! 見て!」
私が指差した先には、ハルサメの光を受けてマンゴーカリンが成長する姿だ。どんどん伸びて天井を突き破り、見事綺麗な花を咲かせた。
「あれが……マンゴーカリン!」
「デッカい!」
サニーなら「美(ツク)しい!」と喜びそうな輝きだな。でもその大きさと美しさに小松さんも私も感動した。
「ルフィ。お前かなりの食材の運・食運を持ってるみたいだな! すでにチョッパーを治すのに必要な食材・ハルサメに出会ってたんだ!」
「ニシシシ!」
☆☆☆☆☆
すぐにマンゴーカリンも持って、他の食材をゲットして外にいるみんなと合流し、サニー号のキッチンで私と小松さんとサンジは海鮮の実の料理とみんなの分のご飯の調理を始めた。
海戦の実、トラバンジャンの豆板醤、八角獣の八角、ラオチュウの泉のラオチュウ、マンゴーカリンの花。海鮮の実と季節ごとの伝説の食材が全てそろった。
「できた! 海鮮の実・四つの季節のゴールデン掛け!」
「さあチョッパーさん、食べてください」
小松さんがひと口スプーンでひと掬いし、チョッパーに食べさせてあげる。
〈ウッ!〉
「「「「「!?」」」」」
〈うっ…うっ……〉
食べた途端、目を見開いたチョッパーに私たちは一斉に注目する。
〈うっ……――うんめー!〉
「またやりますか? それ……」
最初のときと同じネタをやったチョッパーに、小松さんは苦笑した。でも、何はともあれ!
「やったー! 治ったぞー!」
体の色がすっかり元通りになり、ルフィを始め私たちは盛大に喜んだ。本当によかった!
――チョッパーが治ったお祝いに宴をし、日が高くなった頃に私たちはお別れすることになった。
〈みんなー! ホントありがと! この恩は一生忘れねー!〉
「トリコー! また会おうなー!」
「ああ! また腹いっぱいうまいモン食おうぜー! 仲間たちと食うメシは格別だからな!」
サニー号の船尾で笑顔の麦わらの一味に私たちは大きく手を振る。今回だって会えたんだもの、いつかまた会えるよね!
「ん? なんだあいつ? なんだかんだで別れが辛いみてぇだな」
……顔をうつむけるサニーを見たサンジは、意外に別れを惜しんでいるのだと思った。そしてサニー号が出航を始めて浜辺からどんどん離れて行くと、サニーが駆け出して大きく手を振る。
「元気でなー! また会おうぜー! ――サニー号~~!!」
…………。
「「「「「えー!? そっちかよ!」」」」」
「アハハハハッ!」
微笑むロビンさんと手を振るサニーを除いて、私たちは一斉にツッコミを入れるのだった。