トリコ×ONE PIECE1
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「さてと! 食糧も集まったことだし、サニー号に戻りましょう!」
「ナミちゃん、それはムリみたい」
「えっ?」
食事を終えたナミちゃんが立ち上がってそう言うけど、私は首を振って目の前の惨状を示した。
そう……マルヤキブタの肉は一つ残らずなくなり、残ったのは大量の骨と主犯のトリコとルフィが風船のようにお腹を膨らませて寝転がっていた。
「って、マルヤキブタは!?」
「うまかったぞ」
「全部食べなくてもいいでしょーが!」
素直に感想を言うルフィにナミちゃんは怒鳴った。こんな光景が見れるなんて……ファンとして嬉しいよ!
「フゥ~。ごちそうさまでした」
「トリコもお腹いっぱい?」
「今はな」
「今はって……」
「ったく、いっつもいっつも! くぅ~! せっかく持って帰ろうと思ったのに~!」
「いいじゃねぇか。食いモンならそこら辺にたくさんあんだからよ」
まあ、確かにたくさんあるけど……私たちはそろそろ目的の食材をハントしようと思ってたからちょうどいいかな。
「トリコ、ルフィたちも一緒に連れて行かない?」
「そうだな。食糧が必要ならとびきりのがある」
「ん?」
「ハングリラ鳥だ」
私の提案にトリコも乗ってくれて、案の定ルフィたちは興味津々だった。食料補給のためにはピッタリの食材だと思うしね。
――さっそくハングリラ鳥を捕獲するために私たちは奥の森へ移動することにした。ルフィとトリコはお腹を膨らませたままだけどね。
「ハングリラ鳥?」
「ああ。伝説の食材・ハングリラ鳥……俺たちは奴を捕まえにこの島に来たんだ。まあ、奴を相手にするとなれば命の保証はないがな」
「だけど、そいつの肉は舌に乗せると瞬時に蕩け、濃厚な甘さと得も言われぬ香ばしさが駆け巡るんだって」
「複雑でバラエティ豊か……食べた者を捕らえて離さないその味は『全ての味はハングリラに通ず』、ということわざを生み出したほど。一度食べた者がその味を忘れられず、気づくとこの島を目指して海を泳いでいたという話も」
トリコに続いて私も小松さんも説明すると、想像していたのかルフィの顔は早く食べたいって顔をしている。
「ハングリラ鳥……どんだけうめぇんだ~!?」
「ああ。想像しただけで……」
「「腹減っちまったな~!」」
グウ~~……。
「「あんたらどんな腹してんのー!」」
さっきまで風船のように膨らんだお腹が一気にしぼんだ挙句、空腹の音が聞こえてきた。奇怪とも思える姿に、またしても私とナミちゃんが同時にツッコミを入れてしまった。
「伝説のハングリラ鳥なら、俺のフルコースメニューに入るかもしれねぇ」
「俺の?」
「トリコさんはオードブルからデザートまで、人生のフルコースメニューを作ってるんです」
サンジの疑問に小松さんが答えてくれた。私たちの中では当たり前のことでも、ルフィたちにとっては違う、逆もまた然りってとこだね。
「トリコのフルコース……食いてぇ!」
「と言っても、まだ全然決まってねぇがな」
〈でも、どうしてハングリラ鳥が山の頂上にいるってわかるんだ?〉
「見てみろ。ハングリラ島の植物は異常に成長が速い……にも関わらず山頂には草一本生えてねぇ。つまり、植物が育ちきる前に食っちまうほどの食欲を持つ者――伝説の鳥・ハングリラ鳥がいるに違いねぇってわけだ」
「なるほどねぇ」
次のチョッパーの疑問に私が奥にある山を指差して答えると、ナミちゃんも納得してくれたみたい――。
「っ!」
〈グルルルル! ウ~~ッ!!〉
第六感で察知して薙刀を構える私と、先に進んでいたテリーが唸っているのを見て、トリコもルフィも何かあると駆け寄って来た。
「トリコ!」
「ああ。こいつはヤベェぞ……!」
テリーがいる場所は少しの崖になっており、そこには二頭のツノが生えた熊のような猛獣がいた。
〈なんなんだよ、こいつら……!?〉
「チョッパー! ナミちゃん! うしろ!」
「〈えっ!?〉」
〈なんなんだよ!? こいつらー!〉
私が声を上げるとチョッパーとナミちゃんのうしろからも一頭の猛獣がいる。大事なことだからかチョッパーは二回同じことを言った。
「こいつらって捕獲レベル2の哺乳獣類の……」
「ああ。一角ベアー」
「やろうってのか? ゴムゴムの――」
構えるルフィの拳をトリコがつかんで押さえた。私はこいつらを資料でしか見たことがないから味はしらないけど、おなか減っているはずのトリコの行動で、これからやるパターンがわかった。
「やめとけ。こいつらの肉は硬くて食えたモンじゃねぇ」
「ハアッ?」
「だから――逃げろ!」
「OK!」
「「「「〈ええぇぇえええ!?〉」」」」
一目散に駆け出したトリコに私も続いたから、全員驚いて慌てて追ってきた。まあ、当然一角ベアーも追いかけてくるわけだけど。
小松さんはテリーに乗り、ナミちゃんは獣型――トナカイ本来の姿になったチョッパーに乗り、ルフィとサンジは私たちと同じように走って行く。
「ナミちゃん、それはムリみたい」
「えっ?」
食事を終えたナミちゃんが立ち上がってそう言うけど、私は首を振って目の前の惨状を示した。
そう……マルヤキブタの肉は一つ残らずなくなり、残ったのは大量の骨と主犯のトリコとルフィが風船のようにお腹を膨らませて寝転がっていた。
「って、マルヤキブタは!?」
「うまかったぞ」
「全部食べなくてもいいでしょーが!」
素直に感想を言うルフィにナミちゃんは怒鳴った。こんな光景が見れるなんて……ファンとして嬉しいよ!
「フゥ~。ごちそうさまでした」
「トリコもお腹いっぱい?」
「今はな」
「今はって……」
「ったく、いっつもいっつも! くぅ~! せっかく持って帰ろうと思ったのに~!」
「いいじゃねぇか。食いモンならそこら辺にたくさんあんだからよ」
まあ、確かにたくさんあるけど……私たちはそろそろ目的の食材をハントしようと思ってたからちょうどいいかな。
「トリコ、ルフィたちも一緒に連れて行かない?」
「そうだな。食糧が必要ならとびきりのがある」
「ん?」
「ハングリラ鳥だ」
私の提案にトリコも乗ってくれて、案の定ルフィたちは興味津々だった。食料補給のためにはピッタリの食材だと思うしね。
――さっそくハングリラ鳥を捕獲するために私たちは奥の森へ移動することにした。ルフィとトリコはお腹を膨らませたままだけどね。
「ハングリラ鳥?」
「ああ。伝説の食材・ハングリラ鳥……俺たちは奴を捕まえにこの島に来たんだ。まあ、奴を相手にするとなれば命の保証はないがな」
「だけど、そいつの肉は舌に乗せると瞬時に蕩け、濃厚な甘さと得も言われぬ香ばしさが駆け巡るんだって」
「複雑でバラエティ豊か……食べた者を捕らえて離さないその味は『全ての味はハングリラに通ず』、ということわざを生み出したほど。一度食べた者がその味を忘れられず、気づくとこの島を目指して海を泳いでいたという話も」
トリコに続いて私も小松さんも説明すると、想像していたのかルフィの顔は早く食べたいって顔をしている。
「ハングリラ鳥……どんだけうめぇんだ~!?」
「ああ。想像しただけで……」
「「腹減っちまったな~!」」
グウ~~……。
「「あんたらどんな腹してんのー!」」
さっきまで風船のように膨らんだお腹が一気にしぼんだ挙句、空腹の音が聞こえてきた。奇怪とも思える姿に、またしても私とナミちゃんが同時にツッコミを入れてしまった。
「伝説のハングリラ鳥なら、俺のフルコースメニューに入るかもしれねぇ」
「俺の?」
「トリコさんはオードブルからデザートまで、人生のフルコースメニューを作ってるんです」
サンジの疑問に小松さんが答えてくれた。私たちの中では当たり前のことでも、ルフィたちにとっては違う、逆もまた然りってとこだね。
「トリコのフルコース……食いてぇ!」
「と言っても、まだ全然決まってねぇがな」
〈でも、どうしてハングリラ鳥が山の頂上にいるってわかるんだ?〉
「見てみろ。ハングリラ島の植物は異常に成長が速い……にも関わらず山頂には草一本生えてねぇ。つまり、植物が育ちきる前に食っちまうほどの食欲を持つ者――伝説の鳥・ハングリラ鳥がいるに違いねぇってわけだ」
「なるほどねぇ」
次のチョッパーの疑問に私が奥にある山を指差して答えると、ナミちゃんも納得してくれたみたい――。
「っ!」
〈グルルルル! ウ~~ッ!!〉
第六感で察知して薙刀を構える私と、先に進んでいたテリーが唸っているのを見て、トリコもルフィも何かあると駆け寄って来た。
「トリコ!」
「ああ。こいつはヤベェぞ……!」
テリーがいる場所は少しの崖になっており、そこには二頭のツノが生えた熊のような猛獣がいた。
〈なんなんだよ、こいつら……!?〉
「チョッパー! ナミちゃん! うしろ!」
「〈えっ!?〉」
〈なんなんだよ!? こいつらー!〉
私が声を上げるとチョッパーとナミちゃんのうしろからも一頭の猛獣がいる。大事なことだからかチョッパーは二回同じことを言った。
「こいつらって捕獲レベル2の哺乳獣類の……」
「ああ。一角ベアー」
「やろうってのか? ゴムゴムの――」
構えるルフィの拳をトリコがつかんで押さえた。私はこいつらを資料でしか見たことがないから味はしらないけど、おなか減っているはずのトリコの行動で、これからやるパターンがわかった。
「やめとけ。こいつらの肉は硬くて食えたモンじゃねぇ」
「ハアッ?」
「だから――逃げろ!」
「OK!」
「「「「〈ええぇぇえええ!?〉」」」」
一目散に駆け出したトリコに私も続いたから、全員驚いて慌てて追ってきた。まあ、当然一角ベアーも追いかけてくるわけだけど。
小松さんはテリーに乗り、ナミちゃんは獣型――トナカイ本来の姿になったチョッパーに乗り、ルフィとサンジは私たちと同じように走って行く。