トリコと##NAME1##と小松 新たな旅の出発!!
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「瑞貴」
「!」
「私は存外あきらめの悪い男でな。覚悟しておけ」
「わみゃ!?」
あんだけキッパリとフったのに!? 他の四天王のみんなといい、この世界の強者って食以外の欲望にも忠実じゃない!?
「トリコ、待ってるぞ」
「ああ。決着は、グルメ界でな!」
背を向けて去って行ったスタージュンだけど、トリコの言葉に微かに笑う気配を感じた。
☆☆☆☆☆
……クッキングアイランドを出たあと、トリコと瑞貴たちはIGO本部にやって来た。だけどここもメテオスパイスによって被害が大きく、あちこちの施設が破壊されている。
マンサムは適合食材の酒を飲んである程度回復したが、重傷には変わらないので部屋のベッドに横になり、節乃に全身を包帯で巻いてもらった。この部屋に他にいるのはトリコと次郎とリンとユンである。瑞貴と小松は席を外していた。
「IGOも壊滅状態か……」
「まさか重さんやウーメンが……ウウッ……」
「大丈夫?」
「瑞貴ちゃんと小松くんがうまい料理を作っておるでな。そいつを食べてゆっくり休むじょ」
ムリに体を動かそうとすれば傷が痛むのでリンが気遣うと、節乃が瑞貴と小松が席を外している理由を述べた。しかしマンサムには他に懸念がある。
「いえ……ゆっくりしてもいられません……。人間界を復興しないと…みんなが飢えています……速く食料を配給せねば!」
メテオスパイスによる被害は世界中に起こっている。そのせいであらゆる食材が根絶やしにされているので、IGOの者として、人々の食と安全を守ろうとマンサムは告げた。
「マンサム所長……」
「おっ! 今、ハンサムって?」
リンが名前を呼んだのでマンサムは反応した。いつもなら『言ってないし!』と力いっぱい否定するのだが……。
「うん、言ったし。『ハンサム』って」
「あっ! 今またハンサムって言った!」
「よっ! ハンサム所長!」
「また、ハンサムって言った!」
「「「「「〈アハハハッ/ユユユユンッ!〉」」」」
自分がこんな状態なのに世界中の人々と食を憂うマンサムがカッコいいと思ったから、リンも否定せずむしろ肯定してそう呼んだ。それにトリコも便乗し、部屋中が笑い声に包まれた。
ビュンッ!
「っ!」
「んっ!?」
「まさか……――三虎!?」
突如部屋に現れた三虎にトリコと節乃と次郎は反応して顔を向けた。一龍から話を聞いて存在は知ってても、面と向かって会うのは初めてなのでトリコは目を見開く。
「こいつが……! っ、会長(オヤジ)!?」
「待て、トリコ!」
トリコは三虎の腕に抱えられている一龍を見て、すぐさま奪おうと走るとマンサムが制止の声を上げて止まった。いや、三虎の強さの前に止まらざるを得なかったのかもしれない。
「お前がトリコか……。老いつらばえたこ奴など、殺す価値もない」
「あっ……!」
三虎の能力なのか、一龍はゆっくりと宙に浮かんで三虎の腕からトリコの腕の中に移動した。それに驚いたもののトリコはしっかりと受け取る。
一龍を引き渡したのでもう用はないのか、三虎は背を向けて部屋を出て行こうとすると……。
「待て、三虎!」
一龍と三虎と同じアカシアの弟子で共に修業し過ごしてきた次郎が声をかけると、三虎は足を止めた。次いで次郎はフッと微笑んで告げる。
「メシを、食って行かんか」
「何……?」
「イチちゃんとの戦いで体力も消耗しておるじゃろ」
「――食って行け。三虎よ」
「会長(オヤジ)!」
……次郎だけじゃない。節乃も賛同し、そしてトリコの腕の中にいる一龍もそう言って目を覚ました。
「!」
「私は存外あきらめの悪い男でな。覚悟しておけ」
「わみゃ!?」
あんだけキッパリとフったのに!? 他の四天王のみんなといい、この世界の強者って食以外の欲望にも忠実じゃない!?
「トリコ、待ってるぞ」
「ああ。決着は、グルメ界でな!」
背を向けて去って行ったスタージュンだけど、トリコの言葉に微かに笑う気配を感じた。
☆☆☆☆☆
……クッキングアイランドを出たあと、トリコと瑞貴たちはIGO本部にやって来た。だけどここもメテオスパイスによって被害が大きく、あちこちの施設が破壊されている。
マンサムは適合食材の酒を飲んである程度回復したが、重傷には変わらないので部屋のベッドに横になり、節乃に全身を包帯で巻いてもらった。この部屋に他にいるのはトリコと次郎とリンとユンである。瑞貴と小松は席を外していた。
「IGOも壊滅状態か……」
「まさか重さんやウーメンが……ウウッ……」
「大丈夫?」
「瑞貴ちゃんと小松くんがうまい料理を作っておるでな。そいつを食べてゆっくり休むじょ」
ムリに体を動かそうとすれば傷が痛むのでリンが気遣うと、節乃が瑞貴と小松が席を外している理由を述べた。しかしマンサムには他に懸念がある。
「いえ……ゆっくりしてもいられません……。人間界を復興しないと…みんなが飢えています……速く食料を配給せねば!」
メテオスパイスによる被害は世界中に起こっている。そのせいであらゆる食材が根絶やしにされているので、IGOの者として、人々の食と安全を守ろうとマンサムは告げた。
「マンサム所長……」
「おっ! 今、ハンサムって?」
リンが名前を呼んだのでマンサムは反応した。いつもなら『言ってないし!』と力いっぱい否定するのだが……。
「うん、言ったし。『ハンサム』って」
「あっ! 今またハンサムって言った!」
「よっ! ハンサム所長!」
「また、ハンサムって言った!」
「「「「「〈アハハハッ/ユユユユンッ!〉」」」」
自分がこんな状態なのに世界中の人々と食を憂うマンサムがカッコいいと思ったから、リンも否定せずむしろ肯定してそう呼んだ。それにトリコも便乗し、部屋中が笑い声に包まれた。
ビュンッ!
「っ!」
「んっ!?」
「まさか……――三虎!?」
突如部屋に現れた三虎にトリコと節乃と次郎は反応して顔を向けた。一龍から話を聞いて存在は知ってても、面と向かって会うのは初めてなのでトリコは目を見開く。
「こいつが……! っ、会長(オヤジ)!?」
「待て、トリコ!」
トリコは三虎の腕に抱えられている一龍を見て、すぐさま奪おうと走るとマンサムが制止の声を上げて止まった。いや、三虎の強さの前に止まらざるを得なかったのかもしれない。
「お前がトリコか……。老いつらばえたこ奴など、殺す価値もない」
「あっ……!」
三虎の能力なのか、一龍はゆっくりと宙に浮かんで三虎の腕からトリコの腕の中に移動した。それに驚いたもののトリコはしっかりと受け取る。
一龍を引き渡したのでもう用はないのか、三虎は背を向けて部屋を出て行こうとすると……。
「待て、三虎!」
一龍と三虎と同じアカシアの弟子で共に修業し過ごしてきた次郎が声をかけると、三虎は足を止めた。次いで次郎はフッと微笑んで告げる。
「メシを、食って行かんか」
「何……?」
「イチちゃんとの戦いで体力も消耗しておるじゃろ」
「――食って行け。三虎よ」
「会長(オヤジ)!」
……次郎だけじゃない。節乃も賛同し、そしてトリコの腕の中にいる一龍もそう言って目を覚ました。