トリコと##NAME1##と小松 新たな旅の出発!!
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……三虎が放ったメテオスパイスははぐれ島も半壊させていた。全て打ち終えた三虎はグルメ細胞の悪魔が消え、人間界へ向かうメテオスパイスを眺めていた。そして三虎のそばで倒れる一龍は……――生きている。
「お前の拳を迷わせたか……。心の奥底……わずかに残された愛が……」
「…………」
一龍の顔の横には三虎が打ち付けた拳の跡が残っている。それが三虎が一龍にとどめを刺さなかった証だ。
「三虎よ……もう泣かずともよい……」
「何もかも遅い……メテオスパイスで人間界は……――全て終わる」
「いや……まだ終わらぬ」
「!」
「若き者たちがおる……トリコたちなら…きっと……!」
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人間界に降り注ぐ流星群――メテオスパイスに立ち向かうため、トリコ、ココさん、サニー、ゼブラ、そして私はそれぞれ立ち上がった。
「急ぎの髪手術(ヘアオペ)だから、あんまムリできねーけど」
「なんとかしないとね」
「しゃーねぇ……これが最後のひと声だぜ」
「サニーさん! ココさん! ゼブラさん!」
「今度は一緒に。ねっ、トリコ!」
「ああ!」
メテオスパイスは今落下したものだけじゃなく、まだまだ空からやって来たので小松さんは慌てて声を上げる。
「ああっ、ものっそい降ってきましたー!」
「限界を越えていくぜ!」
「「「「オウッ!!」」」」
腕の筋肉を膨らませてパワーを溜めるトリコに、私たちはそれぞれ構えて答えた。
「フォークシールド!!」
「守護壁!!」
「ポイズンシールド!!」
「スーパーフライ返し!!」
「音壁!!」
……トリコ、瑞貴、ココ、サニー、ゼブラ、それぞれの技が上空に落ちるメテオスパイスから地上を守る。
彼らだけじゃない。マンサムのパートナーアニマル・リッキーとジュラフバードたち、テリーとキッスとクインとサンとウォーとフィルもスタジアムの外でメテオスパイスを打ち消している。節乃も気圧の壁を放ってガードし、次郎はギネスパンチでメテオスパイスを破壊するのだった。
――……何度か攻防を繰り返していると、ついにメテオスパイスが止んだ。空を見上げても降ってくる気配はもうない。
「治まった……」
〈ユン……〉
「よかった~!」
〈ユンユンユ~ン!〉
「三虎様……戻らねば……」
「あの……!」
小松さんとユンちゃんがホッとして抱き合った。するとスタージュンが立ち上ると、それに気づいた小松さんが声をかけたので歩を止める。
「竹ちゃんに、伝えてもらえませんか?」
「…………」
「『次のフェスは、梅ちゃんと竹ちゃんと僕と瑞貴さんと四人で、正々堂々勝負しよう』って!」
「小松さん……」
共に修業してきた三人の中に、私も一緒に入れてくれた……。この伝言を聞いて大竹さんがどんな反応するのかは大体想像がつくけど、私も大竹さんとはフェスで正々堂々と戦いたい。仲梅さんも初めて会ったときからとてもいい料理人だと思ったしね。
「次のフェスだと?」
「はい!」
「……直接伝えろ」
「えっ?」
「直接大竹に、お前の口から伝えろ。――グルメ界に来てな」
「っ、はい!」
次にグルメ界に大竹さんと出会ったらまた戦闘になるかもしれない。でも、小松さんの心からの言葉が大竹さんに届くって信じよう。