届け、##NAME1##と小松の叫び! トリコ覚醒!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
☆☆☆☆☆
トリコに――赤鬼に食われたと思ったけど、私たちは真っ暗の空間にいた。
『あっ……』
『トリコじゃ…ない……』
何倍も大きい赤鬼が私たちを見下ろしている。でもそれは先ほどまで私たちが見たトリコが変貌した奴じゃない。今までオーラ越しに何度か見たトリコのグルメ細胞だ。
『これは……いったい……』
ポンッ。
何故か困惑しているような言葉を漏らす赤鬼の左肩に、うしろから光輝く手が置かれた。
『食は、エネルギーだけじゃねぇ』
『ん?』
『人間にとって大切なモノ……瑞貴と小松がいつもそれを与えてくれる』
『トリコ……!』
『トリコさん……!』
『それがある限り、俺は……何度でも立ち上がる』
全身が光輝いているから姿がよくわからないけど、その人物の声は私たちにとってこの世で一番安心する声――間違いない。トリコだ!
『ホォ、コンビとパートナーか。面白い。これならあの男のフルコースも、いつか……』
『任せろ』
赤鬼と約束したトリコは全身がさらに眩しいくらいに光輝き、それは辺り一面へと広がっていた。
☆☆☆☆☆
ハッと我に返ってみると、そこはもう真っ暗な空間じゃなくて元のクッキングスタジアムだった。私と小松さんを食べたと思ったトリコも、あの空間と同じように光輝いて辺り一帯に心臓のように脈打つ音が聞こえる。
ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ――……!!
「っ……」
「あっ……」
「何……!?」
その神々しい光に私と小松さんが目を見開くと、ジョアは驚いたような声を出した。
ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ――……!!
「「「「「!」」」」」
パアアァァアアア――……!!
立ち上がったトリコはさらにひと際輝くと、金の光から白い光に変わり、虹色のオーラの中心にいるのは……!
「約束したもんな、瑞貴、小松」
「「!」」
「『一緒に最高のフルコースを作る』って」
「トリコ……!」
「トリコさん……!」
「食うんだ……アカシアのフルコースを! GODを!」
パシュンッ!!
間違いなくトリコの声に私たちは笑みを浮かべ、トリコがそう告げると同時に光が弾けた。