届け、##NAME1##と小松の叫び! トリコ覚醒!!
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グルメ細胞の悪魔・赤鬼に完全変貌してしまったトリコ。コントロールができない今、それはグルメ細胞保持者にとって最も危険な状態なのに、ジョアはニヤリと笑っていた。
「さあ、平らげなさい……トリコ!」
「オオォォオオオ!!」
「や、やめ……!」
「ウオオォォオオオ!!」
サニーが止めるため声を上げようとするけど、トリコはどんどん大きくなっていく。その姿にココさんは目を見開き、ゼブラは苛立っても体が思うように動かない。
「止める術(スベ)は、ないというのか……!」
「チョーシに乗りやがって……!」
「あっ……ああっ……!」
「ダメ…ダメだよ……」
「ガアアァァアアア!!」
ドオオォォオオンッ!!
今のトリコは砲口だけでも一帯を破壊してしまう。スタジアムの外に向かって叫んだから私たちはまだ無事でも、それによる爆風がかなり強くて吹き飛ばされないのがやっとだ。
私はブレスレットを薙刀に変え、刃を地面に突き刺すと柄をしっかり握り、杖代わりにして立ち上がった。
「っ……!」
「あっ……!」
〈ユーン!〉
「瑞貴ちゃん! 小松くん!」
一歩一歩と確実に歩いて行く私に気づき、小松さんも爆風から顔を守るため腕を覆い私のあとに続く。ユンちゃんやココさんが声を上げて止めようとするけど、私たちは歩を進めることをやめなかった。
「ダメ!! トリコ!!」
「やめてください!!」
「ガアアアッ……!!」
私と小松さんが大きな声を上げたことで、トリコはこちらを向いた。いや、『狙いを定めた』と言ったほうが正しいかもしれないけど、私たちの声が聞こえるなら、思いっきり叫んで届けなきゃ!
「言ったじゃない! 『みんなでGODを食べる』って!」
「約束したじゃないですか! 『人生のフルコースを、最高のフルコースを一緒に完成させよう』って!」
「「戻って来てよ/くださいよ!」」
「ウガアァァアアア!!」
「トリコ――ッ!!」
「トリコさ――んっ!!」
「ガアアァァアアア!!」
両手と両膝を地に付けたトリコが、涙を流す私たちにめがけて大きな口を降ろした……。