終わりの始まり! トリコVSジョア!!
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――とある日、一人で家を出ていたアカシアが帰って来たのをフローゼは他のみんなと共に出迎えた。
『アカシア、お帰りなさい』
『…………』
『!』
いつもならアカシアもまた笑顔でフローゼに返すのだが、その日のアカシアはとても険しい表情をしていた。
『まもなく、日食が起こるようだ』
『…………!』
『GODが現れる……!』
人里からかなり離れているとはいえ、万が一誰にも聞かれないようにと、全員が家の中に入ったのを確認してアカシアは告げる。
『フローゼ。GODを調理するには、お前の力が必要だ』
『ええ……わかってるわ』
『けど、GODを手に入れる旅って危険なんだろ!?』
『それでも行かないと。世界中のみんなの空腹を満たすために、戦争を終わらせるために』
『…………!』
三虎の脳裏に浮かぶのは、フローゼと出会う前に手に入れた食糧を奪い取る連中だ。ここで暮らすようになってからも、そういう人々を何度も見たことがある。そいつらを含めた人々を助けようとするフローゼの心がわからなかった。
『あいつらのために、なんで――』
『『『『『『!』』』』』』
突如、家の外から感じる只ならぬオーラを感じ、一龍を始めこの場にいる誰もがドアを見やる。
『このオーラは!』
『GODへの鍵……ブルーニトロだ。全員で迎えに来たか! 手を出すな! 誰も奴には勝てん!』
その数は一人や二人ではない。アカシアは三人の弟子に注意をすると同時に逃げられないと悟る。それはフローゼも同じだろう。
『出発するぞ、フローゼ』
『ええ』
アカシアと同様にフローゼは覚悟を込めて頷いた。そして二人は異形な姿をした鳥人間――ブルーニトロと共に家を去って行った。そして二人が出発してまもなくグルメ日食が起きる。それは一ヶ月も続き、闇に包まれたせいで地上は冷え切り食料は枯渇。一龍たちは世界中に食料を届けていた。
――日食が終わってしばらくすると、二人は戻って来た。だが、アカシアが横抱きにしているフローゼは高熱を出し衰弱しきっていた。三虎はベッドに横になったフローゼにつきっきりで看病をする。
『アカシアや…一龍たちは……?』
『精が付きそうな食材を採りに……』
『そう……』
『いったい、どうしたっていうんだ!?』
『慣れない食材を…調理したから……』
『それって!』
『そう……GOD……。これで世界中の人々の空腹が満たされる……』
『なんでフローゼが犠牲にならないといけないんだ! あんな奴らのために!』
三虎にとって世界中の人々よりも、自分を拾い育ててくれた母のようなフローゼが一番大事なのだ。
『そうだ、「療水」なら!』
『!』
『前にアカシアが俺の傷を治してくれた、あの療水ならきっと元気になる!』
『ダメよ……危険過ぎる……』
『待ってて。すぐ取って来る』
『三虎……!』
フローゼの制止も聞かず、三虎は家を飛び出した。――だが療水は竜王・デロウスの子孫に守られていた。それは同時に死地とも言える場所なのだ。
『アカシア、お帰りなさい』
『…………』
『!』
いつもならアカシアもまた笑顔でフローゼに返すのだが、その日のアカシアはとても険しい表情をしていた。
『まもなく、日食が起こるようだ』
『…………!』
『GODが現れる……!』
人里からかなり離れているとはいえ、万が一誰にも聞かれないようにと、全員が家の中に入ったのを確認してアカシアは告げる。
『フローゼ。GODを調理するには、お前の力が必要だ』
『ええ……わかってるわ』
『けど、GODを手に入れる旅って危険なんだろ!?』
『それでも行かないと。世界中のみんなの空腹を満たすために、戦争を終わらせるために』
『…………!』
三虎の脳裏に浮かぶのは、フローゼと出会う前に手に入れた食糧を奪い取る連中だ。ここで暮らすようになってからも、そういう人々を何度も見たことがある。そいつらを含めた人々を助けようとするフローゼの心がわからなかった。
『あいつらのために、なんで――』
『『『『『『!』』』』』』
突如、家の外から感じる只ならぬオーラを感じ、一龍を始めこの場にいる誰もがドアを見やる。
『このオーラは!』
『GODへの鍵……ブルーニトロだ。全員で迎えに来たか! 手を出すな! 誰も奴には勝てん!』
その数は一人や二人ではない。アカシアは三人の弟子に注意をすると同時に逃げられないと悟る。それはフローゼも同じだろう。
『出発するぞ、フローゼ』
『ええ』
アカシアと同様にフローゼは覚悟を込めて頷いた。そして二人は異形な姿をした鳥人間――ブルーニトロと共に家を去って行った。そして二人が出発してまもなくグルメ日食が起きる。それは一ヶ月も続き、闇に包まれたせいで地上は冷え切り食料は枯渇。一龍たちは世界中に食料を届けていた。
――日食が終わってしばらくすると、二人は戻って来た。だが、アカシアが横抱きにしているフローゼは高熱を出し衰弱しきっていた。三虎はベッドに横になったフローゼにつきっきりで看病をする。
『アカシアや…一龍たちは……?』
『精が付きそうな食材を採りに……』
『そう……』
『いったい、どうしたっていうんだ!?』
『慣れない食材を…調理したから……』
『それって!』
『そう……GOD……。これで世界中の人々の空腹が満たされる……』
『なんでフローゼが犠牲にならないといけないんだ! あんな奴らのために!』
三虎にとって世界中の人々よりも、自分を拾い育ててくれた母のようなフローゼが一番大事なのだ。
『そうだ、「療水」なら!』
『!』
『前にアカシアが俺の傷を治してくれた、あの療水ならきっと元気になる!』
『ダメよ……危険過ぎる……』
『待ってて。すぐ取って来る』
『三虎……!』
フローゼの制止も聞かず、三虎は家を飛び出した。――だが療水は竜王・デロウスの子孫に守られていた。それは同時に死地とも言える場所なのだ。