史上最大の敵! “ジョア”出現!!
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「「うああぁぁあああ!!」」
ドオオォォオオンッ!!
中心でトリコとスタージュンの技がぶつかり合う炎の旋風は未だに止まず、外にいる私たちは吹き飛ばされないように踏ん張っていた。
〈ユユユユンッ!〉
「トリコさんは、あの火の中で戦っているんだ! 炎よりも、もっと熱い気持ちで!」
「そしてぶつかり合うエネルギーは炎の中の、戦いの激しさを物語っている!」
私の環境適応能力は暗闇でも昼間のように見える。その能力を応用して目を凝らすと炎の中の戦いが見えた。
「キャンプファイヤー・強火!!」
「フォークアーマー!! ――ぐわっ!」
スタージュンはスタジアムの巨大テントを消し炭にしたときよりも強い炎を放つと、トリコはフォークを自身に巻いて鎧を作った。でもそれはスタージュンの火力によって溶かされてしまう。
吹っ飛ばされかと思ったけどトリコはバック転をし、その勢いを利用して両腕を前に出す。
「ツインネイルガン!!」
「ぐあっ! バーナー炙り刺し!!」
ボオオオッ!
「ぐおっ! レッグ釘キック!!」
ドドドドッ!
「うおっ!」
スタージュンがバーナーナイフの炎が貫くようにトリコに浴びせ、トリコが足に釘を纏って振り上げるとスタージュンの顎にくらわせた。
マトモにくらったのか、スタージュンは炎の旋風の外に出て岩壁に激突する。だけどすぐさま立ち上がり、バーナーナイフの炎をまといながら笑みを浮かべていた。対してトリコは肩で息をするほど体力が消費している。
「一直線に私の命に向かうそのイメージ……只事ではない気迫だ! 普通の人間は、体の表面の10パーセントが深い火傷を負えば、死に至ることがあるという。だがお前の体は、これだけの炎の中でめまぐるしく細胞分裂を繰り返し、とてつもないスピードで新しい皮膚を作っているようだな」
(大量の汗を流して体温の上昇を抑えたために…膨大なエネルギーを消費してしまった……。ただでさえ……アルティメットルーティーンは…ハンパねぇ量のカロリーを使うのに……! 死ぬほど食い溜めしたとはいえ……食没がどこまで保(モ)つか……!)
炎を操るスタージュンや環境適応能力を持つ私と違い、トリコはグルメ細胞を使ってムチャな細胞分裂を繰り返している。それに加え先ほどまでの戦いもかなりのエネルギーを使いダメージを負っているから、見るからに相当堪えている。
「っ、考えてる暇なんてねぇぜ!」
「でやあぁあああ!!」
「うおおぉぉおおお!!」
再び二人がぶつかり合い、莫大なエネルギーが辺り一面に広がっていく。
「がんばれ!! トリコさ――んっ!!」
「勝って!! 今度こそ勝ってトリコ!!」
私たちは力の限り応援する。守るべき存在が――私たちがトリコの力になるというのなら、私たちは精一杯の応援でトリコの力になるんだ!
「レッグ50連ナイフ!!」
「一刀焼き切り!!」
トリコのレッグ50連ナイフをスタージュンが炎を纏ったバーナーナイフを振り下ろす。折れたのはスタージュンのバーナーナイフで、それにスタージュンが気を取られた隙をトリコは見逃さない。