トリコ、反撃! アルティメットルーティーン!!
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――サンドガーデンの旅では私たちは途中ではぐれてしまった。グルメピラミッド内で私は守護壁も出せないほど力を消耗し、天井が崩れたとき絶体絶命かと思ったけどトリコが助けてくれた。
『ナイフ!!』
『『えっ!?』』
『瑞貴ー! 小松ー!』
――食林寺では美食會の襲撃を察知し、食義を極めたおかげで自分の意思で玄武に変わることもできた。それでも小松さんと食林寺を守ることが精一杯だったし、千代によって重傷を負っても助けを拒んだ珍師範に援護することができなかった。
『やめろ――っ!! ――っ!』
『遅くなったな、小松』
小松さんが悲痛の悲鳴を上げる中、よく知る気配がして振り返ると食没を習得したトリコが帰って来た。そして全ての事情を聞いて力が尽きて倒れそうになる私にトリコは優しく微笑んでくれた。
『もう終わったんだ。安心して寝てろ』
『うん……じゃあお言葉に甘えて……』
『おやすみ』
――クッキングフェスを一週間後に控えたとき、私と小松さんは特訓も兼ねてトリコに力をつけさせるため料理を振る舞った。
『さあ、たくさん食べてください!』
『来週のフェスに向けて力をつけないとね!』
『ウヒョー! 食没の効果で、このご馳走が全てエネルギーとして変えられ、蓄えられる! この前、愛丸から教わったものもあるし、奴と戦う準備はバッチリだ! ゴクンッ……――ただ最後にもう一つ、このご馳走に足りないモノがある。奴に勝つには欠かせない、大事な調味料だ』
『『調味料?』』
『ああ。――瑞貴、小松、お前らという守るべき存在さ』
走馬灯のように今までのことが頭によぎった。あのときそう言ったトリコが、今度は負けることないって思っていたトリコが……!
雨の中、私と小松さんはスタージュンの拳から離れ地に落ちたトリコの元へ走り出す。しかしスタージュンが私たちの前に立ちはだかると微笑みながら手を差し出してきた。あまりのショックと恐怖に小松さんは涙を流し、私は小松さんの前に立ってスタージュンを見据える。
「さあ、着いて来い。小僧、瑞貴」
「ぐっ……ううっ……」
「なら、今度は私が相手になる!」
「できることなら傷つけたくない。特に瑞貴――お前は美食會に連れて行きたい料理人であると同時に、私がこの世で最も愛しく欲しい存在なのだ。お前が望むならそのピアスよりも煌びやかな装飾品を渡すし、グルメ界だろうと望む食材を手に入れるし、一生愛することを誓おう。――私を選べ、瑞貴」
「……言ったでしょ。私にはもう相手がいるって」
どんなに豪華な装飾品や食材を積まれようと、私がこの世で初めて愛し愛されたいと思うのは……ただ一人だけだ。
「私が人生のパートナーに選んだのは、トリコだ! トリコはもう誰にも、あんたにも負けない!」
『ナイフ!!』
『『えっ!?』』
『瑞貴ー! 小松ー!』
――食林寺では美食會の襲撃を察知し、食義を極めたおかげで自分の意思で玄武に変わることもできた。それでも小松さんと食林寺を守ることが精一杯だったし、千代によって重傷を負っても助けを拒んだ珍師範に援護することができなかった。
『やめろ――っ!! ――っ!』
『遅くなったな、小松』
小松さんが悲痛の悲鳴を上げる中、よく知る気配がして振り返ると食没を習得したトリコが帰って来た。そして全ての事情を聞いて力が尽きて倒れそうになる私にトリコは優しく微笑んでくれた。
『もう終わったんだ。安心して寝てろ』
『うん……じゃあお言葉に甘えて……』
『おやすみ』
――クッキングフェスを一週間後に控えたとき、私と小松さんは特訓も兼ねてトリコに力をつけさせるため料理を振る舞った。
『さあ、たくさん食べてください!』
『来週のフェスに向けて力をつけないとね!』
『ウヒョー! 食没の効果で、このご馳走が全てエネルギーとして変えられ、蓄えられる! この前、愛丸から教わったものもあるし、奴と戦う準備はバッチリだ! ゴクンッ……――ただ最後にもう一つ、このご馳走に足りないモノがある。奴に勝つには欠かせない、大事な調味料だ』
『『調味料?』』
『ああ。――瑞貴、小松、お前らという守るべき存在さ』
走馬灯のように今までのことが頭によぎった。あのときそう言ったトリコが、今度は負けることないって思っていたトリコが……!
雨の中、私と小松さんはスタージュンの拳から離れ地に落ちたトリコの元へ走り出す。しかしスタージュンが私たちの前に立ちはだかると微笑みながら手を差し出してきた。あまりのショックと恐怖に小松さんは涙を流し、私は小松さんの前に立ってスタージュンを見据える。
「さあ、着いて来い。小僧、瑞貴」
「ぐっ……ううっ……」
「なら、今度は私が相手になる!」
「できることなら傷つけたくない。特に瑞貴――お前は美食會に連れて行きたい料理人であると同時に、私がこの世で最も愛しく欲しい存在なのだ。お前が望むならそのピアスよりも煌びやかな装飾品を渡すし、グルメ界だろうと望む食材を手に入れるし、一生愛することを誓おう。――私を選べ、瑞貴」
「……言ったでしょ。私にはもう相手がいるって」
どんなに豪華な装飾品や食材を積まれようと、私がこの世で初めて愛し愛されたいと思うのは……ただ一人だけだ。
「私が人生のパートナーに選んだのは、トリコだ! トリコはもう誰にも、あんたにも負けない!」