決着の時! サニー、最後の力!!
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「でやあぁぁあああ!!」
「っつ!」
先に攻撃を仕掛けたのはトミーロッドだ。伸ばした右腕の爪がサニーに襲いかかると、頬に一閃されたとはいえよけたサニーは魔王の髪(サタンヘア)を束ねてトミーロッドの腹を貫いた。
怯むことなくトミーロッドは腕を振ってサニーの顔に再び一閃すると、サニーが魔王の髪(サタンヘア)を動かし先端を鋭く変形し旋回させ、トミーロッドを貫いたままうしろから串刺しにする。
「っ……――ぬううっ、ウララララッ!!」
トミーロッドは体を反転させて右拳を連打する。――しかし、それは最後の攻撃となる。
「あばよ、トミーロッド」
「うん…とっても楽しかったよ……」
魔王の髪(サタンヘア)の隙間から見えたトミーロッドは、どこか清々しい表情だった。サニーの魔王の髪(サタンヘア)に包みこまれたトミーロッドは、跡形もなくその場から消えた……――いや、食べられた。
「ウッ! ハァ……ハァ……ハァ……」
決着がついたのでサニーは両膝を地に付けると息を荒くしながら髪を元の色に戻す。かなりの重傷を負い、さらに神経を極限まで集中させたので二重のダメージでもあるだろう。
「ケッ……! 俺としたことが…なんとも美(ツク)しくねー…勝ち方だったな……! 腹の手術(オペ)が終わったら…少し休憩だ……バカヤロー……」
うつぶせに倒れたサニーは残った髪で触覚手術(ヘアオペレーション)を静かに行うのだった。
――私と小松さんとユンちゃんが走っていると、避難が遅れてしまった観客たちが音のバリアに包まれて宙に浮き、どこかに移動しているのが見えた。
「あれは……ゼブラさんが!」
〈ユ、ユユユンッ!〉
「どうやら、うまくやっているみたいだね!」
私はチラッと観客席の一部に座ってうつむくゼブラを見た。その周りには輝く守護結界が施されている。私の役目は小松さんを守るのと同時に、その作戦を実行しているゼブラを守ることだ。
『瑞貴、ちょうどいい』
『えっ?』
『俺が逃げる虫けらを遠くに飛ばしてやる。だが、これだけの数だ。その間当然俺は無防備になるから、お前は俺の周りに結界を張れ』
『守護結界の維持……この戦場の中で、私は意識と力を平行に集中させないといけないってことだね』
『小僧を守りながらやるんだ。――できるか?』
『正直に言ったら難しいってのが本音だけど……――やってみせる! これも私の本音だよ!』
『へっ』
あのとき私は守護結界をゼブラにかけた。でもこの戦場の中でゼブラの結界を強度も含めて持続させ、小松さんと自分の身を守りながら戦うのは相当難易度なことなので、今まで大技を使ったり四神にならなかったのもそれが理由だ。
「っつ!」
先に攻撃を仕掛けたのはトミーロッドだ。伸ばした右腕の爪がサニーに襲いかかると、頬に一閃されたとはいえよけたサニーは魔王の髪(サタンヘア)を束ねてトミーロッドの腹を貫いた。
怯むことなくトミーロッドは腕を振ってサニーの顔に再び一閃すると、サニーが魔王の髪(サタンヘア)を動かし先端を鋭く変形し旋回させ、トミーロッドを貫いたままうしろから串刺しにする。
「っ……――ぬううっ、ウララララッ!!」
トミーロッドは体を反転させて右拳を連打する。――しかし、それは最後の攻撃となる。
「あばよ、トミーロッド」
「うん…とっても楽しかったよ……」
魔王の髪(サタンヘア)の隙間から見えたトミーロッドは、どこか清々しい表情だった。サニーの魔王の髪(サタンヘア)に包みこまれたトミーロッドは、跡形もなくその場から消えた……――いや、食べられた。
「ウッ! ハァ……ハァ……ハァ……」
決着がついたのでサニーは両膝を地に付けると息を荒くしながら髪を元の色に戻す。かなりの重傷を負い、さらに神経を極限まで集中させたので二重のダメージでもあるだろう。
「ケッ……! 俺としたことが…なんとも美(ツク)しくねー…勝ち方だったな……! 腹の手術(オペ)が終わったら…少し休憩だ……バカヤロー……」
うつぶせに倒れたサニーは残った髪で触覚手術(ヘアオペレーション)を静かに行うのだった。
――私と小松さんとユンちゃんが走っていると、避難が遅れてしまった観客たちが音のバリアに包まれて宙に浮き、どこかに移動しているのが見えた。
「あれは……ゼブラさんが!」
〈ユ、ユユユンッ!〉
「どうやら、うまくやっているみたいだね!」
私はチラッと観客席の一部に座ってうつむくゼブラを見た。その周りには輝く守護結界が施されている。私の役目は小松さんを守るのと同時に、その作戦を実行しているゼブラを守ることだ。
『瑞貴、ちょうどいい』
『えっ?』
『俺が逃げる虫けらを遠くに飛ばしてやる。だが、これだけの数だ。その間当然俺は無防備になるから、お前は俺の周りに結界を張れ』
『守護結界の維持……この戦場の中で、私は意識と力を平行に集中させないといけないってことだね』
『小僧を守りながらやるんだ。――できるか?』
『正直に言ったら難しいってのが本音だけど……――やってみせる! これも私の本音だよ!』
『へっ』
あのとき私は守護結界をゼブラにかけた。でもこの戦場の中でゼブラの結界を強度も含めて持続させ、小松さんと自分の身を守りながら戦うのは相当難易度なことなので、今まで大技を使ったり四神にならなかったのもそれが理由だ。