決闘! サニーVSトミーロッド
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「ほんの一本が地上から生命を消し去り、大地をほじくり、地殻を越え、マントルをむさぼる……。地球に食料がなくなりゃあ、この悪魔は星の外にまでその矛先を向けよう……強大な食欲。てめーら如きは……――前菜にもならねーがな!」
ヘアトルネードのときのようにサニーは全ての髪を束ねて回すと、まず一匹のジャイアントパラサイトを突き破り、さらに髪を広げると捕まえて一気に包む。次の瞬間、ジャイアントパラサイトは跡形もなく消えた……――いや、食べられた。
しかしその技はサニーにとって諸刃の剣にも近く、全神経を集中させて理性を保っているのだ。
(クッ……! 意識が飛びそうだ……! これ以上…出てくんじゃねー……!)
この技はグルメ細胞の悪魔を閉じ込めていた壺のフタを開けてしまったようなものだ。サニーは外の敵だけでなく自分の中の悪魔とも戦っている。
「こいつ……まさか、グルメ細胞そのものが……――面白い! へっへへっ! 僕自身が相手になってやるよ!」
「へっ! そうこなきゃなー!」
「君のその髪、根っこの命と一緒に……全部むしり取ってやる!」
トミーロッドは右腕に嵌めていた装身具を取ると、筋肉が膨れ上がった。次に左腕の装身具も外すと同じように筋肉が膨らむ。ついにトミーロッドのリミッターが解除され、目は充血するのではないのではというくらいに開き、肌の色は赤が少し混じったかのように濃くなる。
「僕が何故、戦いを虫に任せるのか……特に理由なんてないよ。単に自分でやるのが面倒から」
〈!〉
トミーロッドの爪が鋭く伸びたとき、ジャイアントパラサイトは背後から殺気を感じた。そして次の瞬間、自分が産み出して味方のはずのジャイアントパラサイトをトミーロッドは切り裂いた。
「美(ツク)しくねーな……」
「役に立たん奴はただのゴミ! 邪魔だからイラネ」
顔をしかめるサニーに対し、トミーロッドはなんでもないように言って地上へ降り立った。
「それにしても、全開の僕とやれるのはレアだよ。トリコと青い龍以来だ。そのモサモサの頭、ツンツルテンにしてやるよ――!」
ビュンッ!!
「……ん?」
サニーの髪が動いたと思ったら、目にも止まらないスピードでいつの間にかトミーロッドの左腕を切り取った。
「ハッ! 俺(レ)の髪をむしり取る? 先に、前の手がなくなっちまったが? ……――!」
「このパワー……やはりこいつ!」
しかし切り取って床に転がってしまったトミーロッドの腕が、少しずつ動いたのをサニーは見た。対してトミーロッドは何か確信したようだ。次にサニーは伸ばした髪を自分の元へ戻す。
ヘアトルネードのときのようにサニーは全ての髪を束ねて回すと、まず一匹のジャイアントパラサイトを突き破り、さらに髪を広げると捕まえて一気に包む。次の瞬間、ジャイアントパラサイトは跡形もなく消えた……――いや、食べられた。
しかしその技はサニーにとって諸刃の剣にも近く、全神経を集中させて理性を保っているのだ。
(クッ……! 意識が飛びそうだ……! これ以上…出てくんじゃねー……!)
この技はグルメ細胞の悪魔を閉じ込めていた壺のフタを開けてしまったようなものだ。サニーは外の敵だけでなく自分の中の悪魔とも戦っている。
「こいつ……まさか、グルメ細胞そのものが……――面白い! へっへへっ! 僕自身が相手になってやるよ!」
「へっ! そうこなきゃなー!」
「君のその髪、根っこの命と一緒に……全部むしり取ってやる!」
トミーロッドは右腕に嵌めていた装身具を取ると、筋肉が膨れ上がった。次に左腕の装身具も外すと同じように筋肉が膨らむ。ついにトミーロッドのリミッターが解除され、目は充血するのではないのではというくらいに開き、肌の色は赤が少し混じったかのように濃くなる。
「僕が何故、戦いを虫に任せるのか……特に理由なんてないよ。単に自分でやるのが面倒から」
〈!〉
トミーロッドの爪が鋭く伸びたとき、ジャイアントパラサイトは背後から殺気を感じた。そして次の瞬間、自分が産み出して味方のはずのジャイアントパラサイトをトミーロッドは切り裂いた。
「美(ツク)しくねーな……」
「役に立たん奴はただのゴミ! 邪魔だからイラネ」
顔をしかめるサニーに対し、トミーロッドはなんでもないように言って地上へ降り立った。
「それにしても、全開の僕とやれるのはレアだよ。トリコと青い龍以来だ。そのモサモサの頭、ツンツルテンにしてやるよ――!」
ビュンッ!!
「……ん?」
サニーの髪が動いたと思ったら、目にも止まらないスピードでいつの間にかトミーロッドの左腕を切り取った。
「ハッ! 俺(レ)の髪をむしり取る? 先に、前の手がなくなっちまったが? ……――!」
「このパワー……やはりこいつ!」
しかし切り取って床に転がってしまったトミーロッドの腕が、少しずつ動いたのをサニーは見た。対してトミーロッドは何か確信したようだ。次にサニーは伸ばした髪を自分の元へ戻す。