脅威の猛毒! ココ、勝利への方程式!
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……GTロボに踏まれてグルメ細胞のポイズンデビルを現したココは、自分の体内から紫の煙を出していた。
「毒地獄(ヘルポイズン)!!」
今ココがいる場所はリーガルマンモスの落下でできた窪みの中――半楕円形の状態になっているのでGTロボは毒の煙に包まれた。
《ア? コレハ新型ロボダゼ? 毒潮ノ遊泳テストモクリア済ミ……毒ハムダダ!》
「毒潮……死の海流か……。いいだろう…毒潮と僕の毒…どちらが有害か比べるといい……」
《コレハ!?》
ココの体から新たな毒の煙が出て先ほどの煙と組み合わさり、GTロボの一部がショートを起こした。
《視覚ヤ皮膚ノ信号ガ、一部遮断サレタ!? グッ、強イ刺激臭ダ……。嗅覚ハホボ全遮断! コイツハ火山性ノガスカ!》
「硫化水素だ……。体内の老廃物を分解して生産……噴射したんだ……!」
《硫化水素!? 普通ノ人間ナラ0.1パーセントノ濃度デ即死スル! 恐ロシイ奴ダ……コレホドノ猛毒ヲ作リ出ストハ! ダガ残念!》
もともとGTロボは生身の人間が近付けない場所への侵入が目的……チタン合金のボディは濃度の高い火山の噴火ガスにも腐食することはないのだ。
《万策尽キタナ、四天王ココヨ! ヒッヒッヒッヒッ!》
「僕がこれ以上…強い毒を生産できるとしたらどうだ……? お前をドロドロに溶かすほどの……」
《誘ッテンノガバレバレダゼ? コノ煙ハ可燃性ノガスダ。俺ノ攻撃デ引火スルノヲ狙ッテンダロ? アン? ナラアエテ、オ前ノ期待ニ応エテヤルヨ。ソノ策ニナンノ効果モナイコトトモウ一ツ……コノ邪魔ナ煙ヲドケテ、オ前ノ死顔ヲヨーク拝ムタメニナ!》
「っ、毒膜!!」
ドッカ――ンッ!!
GTロボの口が開いてキヤノン砲が溜まったのを見たココは、全身に毒膜を張った。同時に今までで一番の爆発が起こる。