死闘! ココVSグリンパーチ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「助かったよ、瑞貴ちゃん」
「どういたしまして」
「ゼブラからの指示を受けている最中なのに、余計な力を使わせてしまったね……」
「もともと四神になれないことと大技を使えない程度ですから、これぐらいなら大丈夫です。それより小松さんとユンちゃんは――」
ズザザザッ!
地をスライディングするような音が聞こえて私とココさんは振り向くと、ユンちゃんと小松さんがいた。まだ飛び続ける体力はなかったんだね。
「ウォールペンギンか。なかなかの機動力だね」
「エヘヘッ」
〈ユ~ン〉
ココさんに褒められて嬉しいけどカッコがつかないためか、小松さんもユンちゃんも苦笑している。
「にしても、グリンパーチはずいぶんな大技を撃ってくれましたね……」
「穴の底が見えない……。瑞貴ちゃんの技を破ってここまでの破壊力……肺活量とは生物としても興味深い奴だ」
「危ねぇ危ねぇ、思わずスターのお気に入りと料理人まで吹っ飛ばしちまうところだった。ひっ捕らえないと、スターと料理長に叱られちまう!」
「「!」」
グリンパーチが私と小松くんを見てそう言ったので、私が構えるのと同時にココさんが私たちの前に立った。
「瑞貴ちゃんと小松くんには、指一本触れさせないよ!」
「コ、ココさん!」
「へぇ~? できるの? お前に? ――ふんっ! オラオラッ! オラッ!」
ストローをくわえたグリンパーチはブレスミサイルを次々と撃つと、ココさんは両腕をクロスしてガードする。それでも力強いミサイルを何発も受け止めたせいでココさんは片膝を付いてしまった。
「ココさん!」
「そんな……!」
私が叫んだあと小松さんが瞳を揺らして周りを見渡した。あちこちから怒る爆発の中で、料理人たちは灰汁獣から逃げ惑ったり捕まってしまう。
「――へっへっへっへっ!」
「っ、グリンパーチ!」
「ああっ!」
いつの間にか地上に降りていたグリンパーチが不気味に笑いながら私たちに近づいて来る。そしてついに前に来たグリンパーチが手を伸ばすと、私は思いっきり睨みつけ、ユンちゃんもまた小松さんを守るように前に出る。
「さてと、一緒に行こうかね。ボスの元へ」
「誰が!」
〈ユーン!〉
「どうして……どうして、美食會はこうまでして料理人を捕らえようとするんだ……!? どうして!?」
「へっへっへっへっ!」
「小松さん! 逃げて!」
今の私でこいつにどこまで時間稼ぎができるかわからない。だったら私を捕まえた瞬間に懐に飛び込んで技を――!
ガシッ!
私の腕をつかまれる寸前にグリンパーチの手首をつかんだ右手は、紫色の肌……ココさんだ!
「それは愚問だよ、小松くん」
「「ココさん!」」
「お前、まだ立てるのか!?」
ジュウッ……!
「わっ! イデッ! わああっ!」
ココさんが毒をつかんだ手に集中させたのか、右手が濃い紫色になるとグリンパーチはココさんの腕を振り払ってうしろに飛び、私たちから距離を取った。
「何故、美食會が躍起になって料理人を捕らえようとするのか……――それだけの価値があるからさ。料理人にはね」
「えっ……?」
「…………」
ココさんの言葉に小松さんは驚いたけど、私はその意味がわかっているので少し眉を下げた。
どれだけ高級食材を用意してもそれを調理する料理人がいないことに意味はないし、知識がない素人が迂闊に調理すれば危険なことだってある。私が舞獣姫として寄付活動を受け入れてくれるのは『料理人だから』という理由もあった。
「どういたしまして」
「ゼブラからの指示を受けている最中なのに、余計な力を使わせてしまったね……」
「もともと四神になれないことと大技を使えない程度ですから、これぐらいなら大丈夫です。それより小松さんとユンちゃんは――」
ズザザザッ!
地をスライディングするような音が聞こえて私とココさんは振り向くと、ユンちゃんと小松さんがいた。まだ飛び続ける体力はなかったんだね。
「ウォールペンギンか。なかなかの機動力だね」
「エヘヘッ」
〈ユ~ン〉
ココさんに褒められて嬉しいけどカッコがつかないためか、小松さんもユンちゃんも苦笑している。
「にしても、グリンパーチはずいぶんな大技を撃ってくれましたね……」
「穴の底が見えない……。瑞貴ちゃんの技を破ってここまでの破壊力……肺活量とは生物としても興味深い奴だ」
「危ねぇ危ねぇ、思わずスターのお気に入りと料理人まで吹っ飛ばしちまうところだった。ひっ捕らえないと、スターと料理長に叱られちまう!」
「「!」」
グリンパーチが私と小松くんを見てそう言ったので、私が構えるのと同時にココさんが私たちの前に立った。
「瑞貴ちゃんと小松くんには、指一本触れさせないよ!」
「コ、ココさん!」
「へぇ~? できるの? お前に? ――ふんっ! オラオラッ! オラッ!」
ストローをくわえたグリンパーチはブレスミサイルを次々と撃つと、ココさんは両腕をクロスしてガードする。それでも力強いミサイルを何発も受け止めたせいでココさんは片膝を付いてしまった。
「ココさん!」
「そんな……!」
私が叫んだあと小松さんが瞳を揺らして周りを見渡した。あちこちから怒る爆発の中で、料理人たちは灰汁獣から逃げ惑ったり捕まってしまう。
「――へっへっへっへっ!」
「っ、グリンパーチ!」
「ああっ!」
いつの間にか地上に降りていたグリンパーチが不気味に笑いながら私たちに近づいて来る。そしてついに前に来たグリンパーチが手を伸ばすと、私は思いっきり睨みつけ、ユンちゃんもまた小松さんを守るように前に出る。
「さてと、一緒に行こうかね。ボスの元へ」
「誰が!」
〈ユーン!〉
「どうして……どうして、美食會はこうまでして料理人を捕らえようとするんだ……!? どうして!?」
「へっへっへっへっ!」
「小松さん! 逃げて!」
今の私でこいつにどこまで時間稼ぎができるかわからない。だったら私を捕まえた瞬間に懐に飛び込んで技を――!
ガシッ!
私の腕をつかまれる寸前にグリンパーチの手首をつかんだ右手は、紫色の肌……ココさんだ!
「それは愚問だよ、小松くん」
「「ココさん!」」
「お前、まだ立てるのか!?」
ジュウッ……!
「わっ! イデッ! わああっ!」
ココさんが毒をつかんだ手に集中させたのか、右手が濃い紫色になるとグリンパーチはココさんの腕を振り払ってうしろに飛び、私たちから距離を取った。
「何故、美食會が躍起になって料理人を捕らえようとするのか……――それだけの価値があるからさ。料理人にはね」
「えっ……?」
「…………」
ココさんの言葉に小松さんは驚いたけど、私はその意味がわかっているので少し眉を下げた。
どれだけ高級食材を用意してもそれを調理する料理人がいないことに意味はないし、知識がない素人が迂闊に調理すれば危険なことだってある。私が舞獣姫として寄付活動を受け入れてくれるのは『料理人だから』という理由もあった。