死闘! ココVSグリンパーチ
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「ヒッヒッヒッヒッ! ゲプゥ!」
……ココを吸い込んだグリンパーチは高笑いをし、その反動なのかゲップを出した。
「しかし、大していたほどおいしくなかったね、四天王・ココ!」
「――それはそうさ」
「あ!?」
確かに吸ったはずの持ち主の声が聞こえてグリンパーチは驚いた。そのグリンパーチのうしろには……――ココがいる。
「お前が吸い込んだのは、僕が毒で作り出したダミーだからね」
「な、何ぃ!? いつの間に!?」
「四獣との戦いで、僕の力は数段増しているんだよ」
そう、ココもこれまでの修業と戦いと食事でレベルを上げていた。もちろん言わずもがなサニーもゼブラもだ。
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……確かに以前のトリコならすでに倒されていただろう。しかし今までの経験がトリコをレベルアップさせていた。――特に、四天王全員で立ち向かった四獣との戦いが。
「四獣は一人で敵う相手じゃなかった……。だが四人で――ココ、サニー、ゼブラと、力を合わせて戦うことで限界を越えられた! 切磋琢磨って奴だな! それだけじゃねぇ……今の俺の強さは、小松と瑞貴の料理のおかげでもある! 二人がシャボンフルーツ…薬膳餅…四獣を調理してくれた! ――小松と瑞貴のうまい料理が! 俺のグルメ細胞を、活性化させたんだ!!」
「ぬおっ!?」
走り出したトリコはスタージュンの懐に飛び込んでパンチをくらわす。しかもそれはなんと釘パンチだ。
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……どういうことだと顔を半分だけこちらに向けるグリンパーチに、ココはレベルアップした理由を告げる。
「四獣が降らせた猛毒の雨――緑の雨(グリーンレイン)を浴びて毒に侵されたが、小松くんと瑞貴ちゃんが作った薬膳餅のおかげで助かった」
「!」
さらなる力を解放するためココの上半身の服は膨れた筋肉によって破れ散り、全身が毒によって紫色になる。
グリンパーチが振り向いて正面に向かい合うと、ココは拳を作った右腕を前に突き出し、左手でその腕を抑える。すると右拳の前に毒のエネルギーが集まった。今までにない猛毒の脅威を感じ取り、グリンパーチも驚く。
「さっき言っていたな……『毒が通用しないお前に対して、僕は物理的なダメージを与える作戦に出た』と。それは半分正解だ」
「半分?」
「強力な砲撃をお見舞いするためさ! それも、至近距離でね!」
「こいつ!」
「ポイズンキャノン!!」
……ココが右拳から発射した毒の大砲。しかしそれはグリンパーチがジャンプしてよけられ、遠くに飛んで行ってしまった。
――私は風舞使って飛ぶ中、小松さんを背に乗せて飛び続けるユンちゃん。だけど少しずつ飛ぶ体制が不安定になっている。
〈ユ、ユユ、ユン!〉
「ユン?」
「初めて飛んだから限界が近いのかも――……ヤバッ!」
「えっ?」
ドッカ――ンッ!! ビュオォォオオオ!!
「「わみゃ/うわっ!?」」
〈ユユユユッ!?〉
第六感が危険を告げていたから敵かと思って身構えると、何かが観客席に当たって爆発したから、その爆風に私たちは巻き込まれてしまう。このまま墜落する前にこの風を利用して……!
「ウウッ!」
〈ユユユン!〉
「しっかり身構えて! 風舞!!」
暴風を操った私はそのまま自分と小松さんとユンちゃんを地上にゆっくりと着地させた。