頂上決戦! IGOVS美食會
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「でやあっ! ――あっ!」
「おっと!」
瓦礫の中に小松さんを隠して薙刀で敵を相手にするに夢中になっていたら、いつの間にかブランチと背中同士を軽くぶつかった。
「しっかしぎょーさん湧いてくんなぁ。うざったいわ!」
「そうだね、いい加減にしてほしいものだよ。――あと……人」
「あ? なんか言うたか?」
「こっちのことだから気にしないで。私は小松さんの元に戻るから!」
「あっ! おい!」
……瑞貴が去ったのと同時に、ワーム型の灰汁獣がブランチに向かって襲いかかろうとしている。
〈ギュアァァアアア!!〉
「正面切ってんだってことは、ええ度胸しとるやんけ! おんどりゃあ!!」
ブランチの放ったエレキパンチはワーム型の灰汁獣のみならず、雷を伝って空の灰汁獣にも命中していった。
「へっ! 次はどいつじゃ、オラァ! ――あ?」
新手が来たのでブランチが見やると、滝丸に動けないほど骨を外されたはずのエルグが経っている。
「天狗のブランチか……お前を連れ帰れば、ボスもさぞ喜ばれよう」
「誰がおどれのボスんとこなんぞに行くかい」
「フッフッフッ、それはお前が決めることではない」
「あぁ?」
「一緒に来てもらおうか」
「じゃかあしい!! ボケェ!! うらああ!!」
大きく左足を振りおろして下駄を鳴らしたブランチは、右手のエレキパンチの電気をエルグに発射させた。それをマトモに受けたエルグは一気に後退して壁に当たると地に伏せるのだった。
「出て来てソッコーあの世ゆきか。忙しないやっちゃのぉ」
倒れたエルグの近くに来たブランチは勝利の笑みを浮かべる。――しかし、先にエルグと戦った滝丸はダメージで動けないが顔を向けた先にいるブランチのことを危惧していた。どうやら声も出ないようだ。
(き、危険だ……! 奴は……奴の…能力は……!)
「あ?」
……キランッ!
ブランチもまた異変に気づくと、なんとエルグの目が赤く光った。
「なっ!?」
声を上げたブランチが目にしたのは、滝丸のときと同様にとんでもない光景だった。