最強コンビはだれだ? 島丸ごとクッキング!!
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――……薬膳で溢れる『薬膳島』、ここに着いたのは当然膳王と呼ばれるユダ。そしてパートナーには通常の服に着替えた四天王・サニーが選ばれた。
「どの薬膳も美容に良さそ! 特にこの高麗人獣(コウライニンジュウ)は、いい感じ?」
「フム……1ミリも逃さず、食材ゲットしたかな?」
サニーの触覚に絡めとられたのだけでなく、両手をうしろに組んだユダの頭に乗せた大きな籠の中にも多種多様な食材がある。早くも丸ごと一島捕獲したかもしれない。
――地面、岩、猛獣、全てが甲羅でできている『甲羅島』には私とメルクさんがやって来た。
「へぇ……この島は包丁の素材が多いな。フェスじゃなかったらぜひ調査して持って帰りたいくらいだよ」
「メルクさんを選んだときもそうだったけど、島を選ぶときも『ここだ!』って直観で決めたの。それにメルクさんは新作の包丁たちを試し切りしたいって言ってたしね」
「覚えてくれたのか。俺が行ける範囲のメルクマウンテンの猛獣じゃ、最近試し切りに満足できなくてね」
「うん。だからほら……――おあつらえ向きな猛獣がわんさか出てきたよ!」
薙刀を回転させる私と、腰に巻いたホルダーの中から二つの包丁を両手に持つメルクさんは、お互いの背を預けてそれぞれ構える。私たちの周りには甲殻獣類の猛獣がたくさん出てきた。
「メルクさん、あくまでも捕獲目的でお願いね」
「わかってるさ。繊細且つ的確に切れるように作った包丁もあることだし、俺の腕のレベルアップには必要さ」
「「ふっ!」」
同時に飛び出した私たちは、猛獣ならぬ食材の捕獲を始めるのだった。
――……調理王・ザウスは何故か島に訪れていない。それどころか瑞貴や節乃のように足を交互にして水面に浮かんでいるのではなく、本当に海から少し離れて体が浮かんでいるのだ。うしろにはゴムボートのような靴を履いているゾンゲがいた。
「海に立つ技……あっ、見破ったり!」
《そしてなんと、ザウスシェフが選んだのは変な美食屋!》
「俺を選ぶとはなかなか見所あるな。ズバリよ、お前優勝するぞ!」
「組まんでも優勝するわ。お前を選んだのはたまたま目に入ったから。――そもそも、私にはコンビなど必要ないからな」
ザウスはルールだから適当に相手を選び、その適当に選んだ相手がゾンゲだったというわけだ。しかしゾンゲは相変わらずの世間知らず(?)なのかザウスの実力を見くびって高笑いする。
「おいおい、じいさん。年甲斐もなく強がるなって! ダアッハハハハッ!」
「ん?」
ザバ――ンッ!!
「だあー!? あぶっ!」
ザウスが顔を向けると、近くの島が突然動いただけでなく垂直に立ったのだ。
それに驚いたゾンゲは足ゴムボートが外れて海に落ちてしまうが、なんとか顔を出したゾンゲは顔どころか体も浮かんでいる。それは海の中から出てきた触手に捕まったからだ。そしてその触手の主は目の前の動いた島であり、巨大なイカ・イカサマ島である。
《Oh my god!! イカだ――っ!!》
「島じゃなくてイカだって、とんだイカサマの島じゃねぇか! 島が襲ってくるなんて、アリー!?」
〈ヴオオオッ!〉
「捕獲の手間が省けてよいな」
「ヒエ――ッ!!」
イカサマ島は大きく口を開けてザウスに襲いかかろうとしている。体も大きいながら当然口も大きいので、その迫力にゾンゲは目が飛び出てきそうなくらい驚いた。
「ふんっ!」
ピンッ!
ザウスがイカサマ島の顎板をデコピンのように指ではじくと、目を見開いたイカサマ島は途端に動かなくなってゾンゲも海に落ちる。
「何したー!?」
「ノッキングだ。どれ、姿焼きにでもするかな」
イカサマ島とはいえ『島』には間違いない。なのでザウスは無事に一島をゲットしたということになる。
「どの薬膳も美容に良さそ! 特にこの高麗人獣(コウライニンジュウ)は、いい感じ?」
「フム……1ミリも逃さず、食材ゲットしたかな?」
サニーの触覚に絡めとられたのだけでなく、両手をうしろに組んだユダの頭に乗せた大きな籠の中にも多種多様な食材がある。早くも丸ごと一島捕獲したかもしれない。
――地面、岩、猛獣、全てが甲羅でできている『甲羅島』には私とメルクさんがやって来た。
「へぇ……この島は包丁の素材が多いな。フェスじゃなかったらぜひ調査して持って帰りたいくらいだよ」
「メルクさんを選んだときもそうだったけど、島を選ぶときも『ここだ!』って直観で決めたの。それにメルクさんは新作の包丁たちを試し切りしたいって言ってたしね」
「覚えてくれたのか。俺が行ける範囲のメルクマウンテンの猛獣じゃ、最近試し切りに満足できなくてね」
「うん。だからほら……――おあつらえ向きな猛獣がわんさか出てきたよ!」
薙刀を回転させる私と、腰に巻いたホルダーの中から二つの包丁を両手に持つメルクさんは、お互いの背を預けてそれぞれ構える。私たちの周りには甲殻獣類の猛獣がたくさん出てきた。
「メルクさん、あくまでも捕獲目的でお願いね」
「わかってるさ。繊細且つ的確に切れるように作った包丁もあることだし、俺の腕のレベルアップには必要さ」
「「ふっ!」」
同時に飛び出した私たちは、猛獣ならぬ食材の捕獲を始めるのだった。
――……調理王・ザウスは何故か島に訪れていない。それどころか瑞貴や節乃のように足を交互にして水面に浮かんでいるのではなく、本当に海から少し離れて体が浮かんでいるのだ。うしろにはゴムボートのような靴を履いているゾンゲがいた。
「海に立つ技……あっ、見破ったり!」
《そしてなんと、ザウスシェフが選んだのは変な美食屋!》
「俺を選ぶとはなかなか見所あるな。ズバリよ、お前優勝するぞ!」
「組まんでも優勝するわ。お前を選んだのはたまたま目に入ったから。――そもそも、私にはコンビなど必要ないからな」
ザウスはルールだから適当に相手を選び、その適当に選んだ相手がゾンゲだったというわけだ。しかしゾンゲは相変わらずの世間知らず(?)なのかザウスの実力を見くびって高笑いする。
「おいおい、じいさん。年甲斐もなく強がるなって! ダアッハハハハッ!」
「ん?」
ザバ――ンッ!!
「だあー!? あぶっ!」
ザウスが顔を向けると、近くの島が突然動いただけでなく垂直に立ったのだ。
それに驚いたゾンゲは足ゴムボートが外れて海に落ちてしまうが、なんとか顔を出したゾンゲは顔どころか体も浮かんでいる。それは海の中から出てきた触手に捕まったからだ。そしてその触手の主は目の前の動いた島であり、巨大なイカ・イカサマ島である。
《Oh my god!! イカだ――っ!!》
「島じゃなくてイカだって、とんだイカサマの島じゃねぇか! 島が襲ってくるなんて、アリー!?」
〈ヴオオオッ!〉
「捕獲の手間が省けてよいな」
「ヒエ――ッ!!」
イカサマ島は大きく口を開けてザウスに襲いかかろうとしている。体も大きいながら当然口も大きいので、その迫力にゾンゲは目が飛び出てきそうなくらい驚いた。
「ふんっ!」
ピンッ!
ザウスがイカサマ島の顎板をデコピンのように指ではじくと、目を見開いたイカサマ島は途端に動かなくなってゾンゲも海に落ちる。
「何したー!?」
「ノッキングだ。どれ、姿焼きにでもするかな」
イカサマ島とはいえ『島』には間違いない。なのでザウスは無事に一島をゲットしたということになる。