生きるか死ぬか 天秤デスクッキング!!
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「『ジャンバーグ』、完成しましたー!」
「私も最後の揚げ物完成だー!」
小松さんに引き続いてわぶとらシェフも最終調理を終えたので、天秤皿の下に燃えていた炎も消えた。そして二人は天秤皿から降りる。
両者食材使い切ったから、私の時のようにどちらの料理がより速くお客さんに食べていただけるか天秤サドンデスに入る。この勝負の行方は……!?
《なあっ!? 小松シェフのジャンバーグが大人気だ! わぶとらシェフのテーブルよりも、圧倒的だ――っ!?》
「なっ!?」
小松さんのテーブルのほうが、わぶとらシェフのテーブルより圧倒的に多かった。もちろん最初は小松さんの作ったジャンバーグに興味を持って食べ始める人々はいるけど、それをずっと食べ続けているって言うことは、小松さんの作ったほうがおいしいということだ。
「ハンバーグを焼くときに使っていた油は、サニーさん、トリコさん、舞獣姫さんと捕獲したモルス油。濃厚だけどサラサラでしつこくない油、だからどんどん食べられます。瞬間湯沸かし油をモルス油に混ぜれば、食材は速く揚がりますが、ほんのわずかしつこくなります」
「調理のスピードを優先し、油を混ぜたのがアダになったのか。そのわずかの差が敗因に……!」
「それとみんなで分けて食べれば、食欲も増して、よりおいしくいただけます! これがトリコさんと瑞貴さんと旅をして培った、僕の料理です!」
「フッ……。油使いのわぶとらともあろう者が……」
小松さんもまた、これまで培った時間と経験を元に調理していったんだ。それもあんなに冷静に、状況や食べるお客さんの気持ちを考えて。
「あー! この辺りは鰯のミンチ! アッサリ味にまとまっとる!」
「ここ海老が入ってる! プリプリだ!」
「おおっ、本当じゃ!」
《なんとEatする箇所により味も変えていた! ジャンバーグ、大きさだけでなく味もJumbo級だった!!》
「「「「「ごちそうさまでした!!」」」」」
《ジャンバーグ完食! 小松シェフ、Deliciousな逆転勝利――っ!!》
ジャンバーグがなくなったので、小松さんもまた二回戦突破した!
「やった! 小松さんが勝った!」
「当然や! あんだけ肝冷やさせといて、負けとったらぶっ飛ばす所だったわ」
「あれ? ブランチも小松さんのこと心配してくれたの?」
「お前みたいなちんちくりんな凶暴娘より、小松のほうがまだ可愛くてしゃーないからな」
「なんですってー!」
……瑞貴とブランチがまた言い合いをしている中、わぶとらはこの敗北に納得して小松を称えている。
「見事だ、小松シェフ。フッ……やはりサニー殿の言った通りだ。類稀なる料理センス!」
「アハッ……!」
「舞獣姫とも戦いたかったが、私の完敗だ。優勝せねば、承知せんぞ」
わぶとらシェフが手を差し出したので、小松さんもまた手を差し出して握り返した。わぶとらシェフの手から何かダラダラ出ているけど、汗だよね? 油じゃないよね?
「みんなで食べるとおいしいか……小松くんらしいね」
「まっ、上出来じゃね?」
「でかしたぞ、小松ー!」
「勝ったからってチョーシに乗るんじゃねぇぞ!」
……ココもサニーもトリコもゼブラも、瑞貴に引き続いて小松が勝ったことに喜びを感じている。そして自分たちとの旅の経験を公の舞台で活かしてくれたことに嬉しく思っていた。
「奴とガチ勝負しとうなってきたで。まずはこの老害共に引導を渡しとらんとな!」
「うん? じゃがこの老害はなかなか手強いじょ?」
「安心してください、節乃さん! その前に私がブランチをコテンパンに負かすので!」
「なんやとー!? わしがおどれをケチョンケチョンにいてまうの間違いやろ!」
「私が!」
「わしが!」
「「ぬ~~っ!」」
「ウッフッフッフッ。仲がええのう」
「「よくないわ/ありません!」」
……さっきまで睨み合っていたのに、節乃のひと言に息ぴったりで返す瑞貴とブランチ。その光景すらも節乃には微笑ましくて仕方がなかった。
「……セツさん」
「ん?」
「我々もウカウカしておれませんな」
「ウム。ウッフッフッフッ」
……瑞貴、小松、ブランチ――次の世代を担う料理人たちがここまでの実力を持っているので、ザウスも節乃も余裕とはいかなくなっていた。
「私も最後の揚げ物完成だー!」
小松さんに引き続いてわぶとらシェフも最終調理を終えたので、天秤皿の下に燃えていた炎も消えた。そして二人は天秤皿から降りる。
両者食材使い切ったから、私の時のようにどちらの料理がより速くお客さんに食べていただけるか天秤サドンデスに入る。この勝負の行方は……!?
《なあっ!? 小松シェフのジャンバーグが大人気だ! わぶとらシェフのテーブルよりも、圧倒的だ――っ!?》
「なっ!?」
小松さんのテーブルのほうが、わぶとらシェフのテーブルより圧倒的に多かった。もちろん最初は小松さんの作ったジャンバーグに興味を持って食べ始める人々はいるけど、それをずっと食べ続けているって言うことは、小松さんの作ったほうがおいしいということだ。
「ハンバーグを焼くときに使っていた油は、サニーさん、トリコさん、舞獣姫さんと捕獲したモルス油。濃厚だけどサラサラでしつこくない油、だからどんどん食べられます。瞬間湯沸かし油をモルス油に混ぜれば、食材は速く揚がりますが、ほんのわずかしつこくなります」
「調理のスピードを優先し、油を混ぜたのがアダになったのか。そのわずかの差が敗因に……!」
「それとみんなで分けて食べれば、食欲も増して、よりおいしくいただけます! これがトリコさんと瑞貴さんと旅をして培った、僕の料理です!」
「フッ……。油使いのわぶとらともあろう者が……」
小松さんもまた、これまで培った時間と経験を元に調理していったんだ。それもあんなに冷静に、状況や食べるお客さんの気持ちを考えて。
「あー! この辺りは鰯のミンチ! アッサリ味にまとまっとる!」
「ここ海老が入ってる! プリプリだ!」
「おおっ、本当じゃ!」
《なんとEatする箇所により味も変えていた! ジャンバーグ、大きさだけでなく味もJumbo級だった!!》
「「「「「ごちそうさまでした!!」」」」」
《ジャンバーグ完食! 小松シェフ、Deliciousな逆転勝利――っ!!》
ジャンバーグがなくなったので、小松さんもまた二回戦突破した!
「やった! 小松さんが勝った!」
「当然や! あんだけ肝冷やさせといて、負けとったらぶっ飛ばす所だったわ」
「あれ? ブランチも小松さんのこと心配してくれたの?」
「お前みたいなちんちくりんな凶暴娘より、小松のほうがまだ可愛くてしゃーないからな」
「なんですってー!」
……瑞貴とブランチがまた言い合いをしている中、わぶとらはこの敗北に納得して小松を称えている。
「見事だ、小松シェフ。フッ……やはりサニー殿の言った通りだ。類稀なる料理センス!」
「アハッ……!」
「舞獣姫とも戦いたかったが、私の完敗だ。優勝せねば、承知せんぞ」
わぶとらシェフが手を差し出したので、小松さんもまた手を差し出して握り返した。わぶとらシェフの手から何かダラダラ出ているけど、汗だよね? 油じゃないよね?
「みんなで食べるとおいしいか……小松くんらしいね」
「まっ、上出来じゃね?」
「でかしたぞ、小松ー!」
「勝ったからってチョーシに乗るんじゃねぇぞ!」
……ココもサニーもトリコもゼブラも、瑞貴に引き続いて小松が勝ったことに喜びを感じている。そして自分たちとの旅の経験を公の舞台で活かしてくれたことに嬉しく思っていた。
「奴とガチ勝負しとうなってきたで。まずはこの老害共に引導を渡しとらんとな!」
「うん? じゃがこの老害はなかなか手強いじょ?」
「安心してください、節乃さん! その前に私がブランチをコテンパンに負かすので!」
「なんやとー!? わしがおどれをケチョンケチョンにいてまうの間違いやろ!」
「私が!」
「わしが!」
「「ぬ~~っ!」」
「ウッフッフッフッ。仲がええのう」
「「よくないわ/ありません!」」
……さっきまで睨み合っていたのに、節乃のひと言に息ぴったりで返す瑞貴とブランチ。その光景すらも節乃には微笑ましくて仕方がなかった。
「……セツさん」
「ん?」
「我々もウカウカしておれませんな」
「ウム。ウッフッフッフッ」
……瑞貴、小松、ブランチ――次の世代を担う料理人たちがここまでの実力を持っているので、ザウスも節乃も余裕とはいかなくなっていた。