生きるか死ぬか 天秤デスクッキング!!
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「相手はあの、油使いのわぶとらシェフ……とにかく、全力でぶつかって行こう。でも、どうしたら……」
ジュワアッ……!
「ぬわああっ!! 使うのはモルス油のみならず! 瞬間湯沸かし油だ! すぐに高温となり熱が持続! よって、素早く食材が揚がる油!」
わぶとらシェフは大きな揚げ物用の鍋に二つの油を投入した。揚げ物となると油が高温になるのも時間がかかるけど、この工夫により既に揚げ物に使える温度となっている。
「ぬおおおっ!! 秘儀・油攻め!!」
《わぶとらシェフ、得意の揚げ物で勝負だ――っ!!》
続いてわぶとらシェフは次々と食材を最初に準備した小麦粉をまぶし、溶き卵に浸し、パン粉を付けると鍋に入れ、それから次から次へと食材を勢いよく入れていく。
「わぶとら特製・揚げ物小皿、完成!!」
「速い!?」
ガクンッ!
「わああっ!?」
《おーっと下がる! 小松シェフの皿がDownしたぞー!》
わぶとらシェフが先に料理を完成させたことにより、小松さんの天秤皿は一気に下がる。当然気温も上がるので、小松さんの全身から汗が出てテーブルなどに落ちていく。環境適応能力を持つ私と違って一般人の小松さんにはキツい……!
「ハァ……ハァ……熱い……。このままじゃ…あっという間に焼かれてちゃう……! ――ん? そうか!」
何かを閃いた小松さんは紫玉ねぎをテーブルに置き、横のトレーにパン粉を大量に流し入れた。そしてメルク包丁を構える。
《おおっと! 小松シェフ、とうとう伝家の宝刀・メルク包丁だ! おおー! 全ての食材を、Cut! Cut! CutCut!!》
「スゴい! 速い!」
「食義を習得したからこそできる包丁捌き、見事じゃ小松くん!」
「スゴい……ここまで……! ありがとう、小松シェフ!」
……次々とあっという間にみじん切りになっていく食材たち。その包丁捌きに瑞貴は目を輝かせ、節乃は感心し、メルクもまた自分の包丁を使いこなしてくれる小松に感謝する。そして小松は巨大なボウルに挽き肉と先ほどカットした食材を入れ、体全体を使って懸命に捏ね始める。どんな料理ができるのか期待が出る。
《おっと、小松シェフがCookしてる間にEat! Eat! Ea―t!! わぶとらシェフの揚げ物を老若男女がEa―tだ!!》
「あんまり揚げ物が得意じゃねぇ年寄りも、楽しんで喜んで食べている。おいしいのはもちろんのこと、ボールメンチカツにから揚げ、とんかつをひと口サイズに切って、どれも食べやすく調理しているからか」
「それだけじゃない。わぶとらシェフは、客に少しずつ料理を出し、食欲を刺激して食べさせている」
「なるほど~。たくさんの料理を見ただけで満腹になるとも言われているし」
「フンッ。ちまちまとセコい真似しやがって」
四天王がそれぞれ勝負の様子を見て言う中、ふとサニーはモルス油を捕りに行ったとき、わぶとらと出会ったことのことを思い出す。そのとき自分が小松のことを話したので、きっとわぶとらはこのときを楽しみにしていただろう。
「松を相手に、相当燃えてるってことだな」
「フンッ」
……その間にも、わぶとらは両手に持つ菜箸を使って揚げ物を取り出して次々皿に乗せていく。
「カツが揚がったぞ――っ!!」
唐揚げ、エビフライ、揚げサツマイモ、かき揚げ……様々な揚げ物料理ができると同時に上がるわぶとらシェフの天秤皿。当然小松さんの天秤皿は下がり、さらに炎に近づいて行った。
「いける……この熱さなら!」
小松さんは調理台のうしろの床にある巨大中華鍋の中に、一斗缶の油を盛大に撒き散らし、次に先ほど形を整えた肉を転がしながら投入する。小松の手には巨大なヘラを持っていた。
「ふんぬぅぅううう!! ワンッ! ツー! ハッ! ペッタン! ペッタン!」
ヘラを使って肉を叩く小松さんに観客は戸惑いだす。その中で真っ先に小松が作る料理に気づいた私は声を上げた。
「あれって、もしかして!」
《ハンバーグだ! それも様々な形をした大きなハンバーグ!》
「ハンバーグとは、血迷ったか!?」
「何考えとんねん、小松の奴! ハンバーグは火ぃ通るのにめっちゃ時間かかるやろがい!」
「いや」
わぶとらシェフやブランチは意味不明のように言うけど、ザウスシェフが冷静に否定した。
「よく見ろ。焼けておる」
「ハアッ!? なんやて!?」
「火が、通っている!?」
ザウスシェフの言葉にブランチやわぶとらシェフもまた小松さんの巨大中華鍋の肉を見ると、確かにしっかりと焼けていた。
「焼けていく…天秤皿の上はまるでオーブン状態! あの熱さの中で料理するとは!」
「これくらい! トリコさん、瑞貴さん、ゼブラさんと行ったサンドガーデンに比べたら……どうってことありませんよー!」
小松さんはヘラを持ったまま中華鍋の中に走り、次々とハンバーグを引っくり返していく。
《なんとー! 超特大なハンバーグの形に、Ultra Bigサ――イズッ!!》
「特大のハンバーグだと!? 初めからここまで計算を!?」
「はい! グルメカジノで学んだんです。どんな不利な状況でも、あきらめずに冷静に考えていたココさんを見て!」
続いて調理台に戻った小松さんは丸田状のチーズを転がした。チーズはコロコロと転がって跳ね上がると、ハンバーグの上に落ちた。そして熱に従ってどんどんとトロ~リという効果音が聞こえるくらい溶けていく。チーズはもともとハンバーグとの相性は抜群だし、ここまでいい匂いが漂ってくる!
ジュワアッ……!
「ぬわああっ!! 使うのはモルス油のみならず! 瞬間湯沸かし油だ! すぐに高温となり熱が持続! よって、素早く食材が揚がる油!」
わぶとらシェフは大きな揚げ物用の鍋に二つの油を投入した。揚げ物となると油が高温になるのも時間がかかるけど、この工夫により既に揚げ物に使える温度となっている。
「ぬおおおっ!! 秘儀・油攻め!!」
《わぶとらシェフ、得意の揚げ物で勝負だ――っ!!》
続いてわぶとらシェフは次々と食材を最初に準備した小麦粉をまぶし、溶き卵に浸し、パン粉を付けると鍋に入れ、それから次から次へと食材を勢いよく入れていく。
「わぶとら特製・揚げ物小皿、完成!!」
「速い!?」
ガクンッ!
「わああっ!?」
《おーっと下がる! 小松シェフの皿がDownしたぞー!》
わぶとらシェフが先に料理を完成させたことにより、小松さんの天秤皿は一気に下がる。当然気温も上がるので、小松さんの全身から汗が出てテーブルなどに落ちていく。環境適応能力を持つ私と違って一般人の小松さんにはキツい……!
「ハァ……ハァ……熱い……。このままじゃ…あっという間に焼かれてちゃう……! ――ん? そうか!」
何かを閃いた小松さんは紫玉ねぎをテーブルに置き、横のトレーにパン粉を大量に流し入れた。そしてメルク包丁を構える。
《おおっと! 小松シェフ、とうとう伝家の宝刀・メルク包丁だ! おおー! 全ての食材を、Cut! Cut! CutCut!!》
「スゴい! 速い!」
「食義を習得したからこそできる包丁捌き、見事じゃ小松くん!」
「スゴい……ここまで……! ありがとう、小松シェフ!」
……次々とあっという間にみじん切りになっていく食材たち。その包丁捌きに瑞貴は目を輝かせ、節乃は感心し、メルクもまた自分の包丁を使いこなしてくれる小松に感謝する。そして小松は巨大なボウルに挽き肉と先ほどカットした食材を入れ、体全体を使って懸命に捏ね始める。どんな料理ができるのか期待が出る。
《おっと、小松シェフがCookしてる間にEat! Eat! Ea―t!! わぶとらシェフの揚げ物を老若男女がEa―tだ!!》
「あんまり揚げ物が得意じゃねぇ年寄りも、楽しんで喜んで食べている。おいしいのはもちろんのこと、ボールメンチカツにから揚げ、とんかつをひと口サイズに切って、どれも食べやすく調理しているからか」
「それだけじゃない。わぶとらシェフは、客に少しずつ料理を出し、食欲を刺激して食べさせている」
「なるほど~。たくさんの料理を見ただけで満腹になるとも言われているし」
「フンッ。ちまちまとセコい真似しやがって」
四天王がそれぞれ勝負の様子を見て言う中、ふとサニーはモルス油を捕りに行ったとき、わぶとらと出会ったことのことを思い出す。そのとき自分が小松のことを話したので、きっとわぶとらはこのときを楽しみにしていただろう。
「松を相手に、相当燃えてるってことだな」
「フンッ」
……その間にも、わぶとらは両手に持つ菜箸を使って揚げ物を取り出して次々皿に乗せていく。
「カツが揚がったぞ――っ!!」
唐揚げ、エビフライ、揚げサツマイモ、かき揚げ……様々な揚げ物料理ができると同時に上がるわぶとらシェフの天秤皿。当然小松さんの天秤皿は下がり、さらに炎に近づいて行った。
「いける……この熱さなら!」
小松さんは調理台のうしろの床にある巨大中華鍋の中に、一斗缶の油を盛大に撒き散らし、次に先ほど形を整えた肉を転がしながら投入する。小松の手には巨大なヘラを持っていた。
「ふんぬぅぅううう!! ワンッ! ツー! ハッ! ペッタン! ペッタン!」
ヘラを使って肉を叩く小松さんに観客は戸惑いだす。その中で真っ先に小松が作る料理に気づいた私は声を上げた。
「あれって、もしかして!」
《ハンバーグだ! それも様々な形をした大きなハンバーグ!》
「ハンバーグとは、血迷ったか!?」
「何考えとんねん、小松の奴! ハンバーグは火ぃ通るのにめっちゃ時間かかるやろがい!」
「いや」
わぶとらシェフやブランチは意味不明のように言うけど、ザウスシェフが冷静に否定した。
「よく見ろ。焼けておる」
「ハアッ!? なんやて!?」
「火が、通っている!?」
ザウスシェフの言葉にブランチやわぶとらシェフもまた小松さんの巨大中華鍋の肉を見ると、確かにしっかりと焼けていた。
「焼けていく…天秤皿の上はまるでオーブン状態! あの熱さの中で料理するとは!」
「これくらい! トリコさん、瑞貴さん、ゼブラさんと行ったサンドガーデンに比べたら……どうってことありませんよー!」
小松さんはヘラを持ったまま中華鍋の中に走り、次々とハンバーグを引っくり返していく。
《なんとー! 超特大なハンバーグの形に、Ultra Bigサ――イズッ!!》
「特大のハンバーグだと!? 初めからここまで計算を!?」
「はい! グルメカジノで学んだんです。どんな不利な状況でも、あきらめずに冷静に考えていたココさんを見て!」
続いて調理台に戻った小松さんは丸田状のチーズを転がした。チーズはコロコロと転がって跳ね上がると、ハンバーグの上に落ちた。そして熱に従ってどんどんとトロ~リという効果音が聞こえるくらい溶けていく。チーズはもともとハンバーグとの相性は抜群だし、ここまでいい匂いが漂ってくる!