ド卑劣! 爆走! ブランチ、ごぼう抜き!!
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「ホォ~……言うたな。わしが1位になって『生意気な口利いて申し訳ありませんでした』って言わせたるわ!!」
「その台詞、そっくりそのまま返すよ!!」
「「おりゃあぁぁあああ!!」」
ここまでの短時間で、ブランチのことが少しだけわかってきた気がする。彼は私が女だからって手加減なんてせず真剣に戦ってくれるし、小松さんとも本戦で戦いたいから連れて来ているんだろう。
それにトリコたちと違ってここまで言い合ったり、小松さんのように料理人としての話もできる……――さながら好敵手を見つけた感じだね。性格はムカつくけど!
(この女、ほんまおもろいな。ええハンデは本音やったけど、それでも負けずに着いてくるなんて根性あるやないか!)
……ブランチも瑞貴を見て面白そうに笑い、このデッドヒートが楽しくなっているのは本人以外知らない。
「お二人共ー! もう少しゆっくり……――ぎやあぁぁあああ!!」
ブランチが追い付いてきて、さらにお互いの勝負の熱気が上がって漕ぐスピードが加速する。なんか小松さんの叫びが聞こえた気がするけど、気のせいかな?
――……最後尾から一気に文字通りゴボウ抜きしているブランチ(&小松)と瑞貴。モニターからも映るその様子に会場の熱気はまた上がっていく。
「「「「「ワアアァァアアア!!」」」」」
「ト、トリコの言うように、小松くん大丈夫だったね」
「ま、まあ……ああいう感じで大丈夫だとは思わなかったが……」
てっきりトリコは持ち前の食運や、瑞貴かブランチと協力してやって来ると思った。しかし予想の斜め上の出来事がモニターに映っているので苦笑しか起こらない。
「にしても、さっきから何(ニ)を瑞貴はブランチと顔合わせては話してんだ? ゼブラ、聞こえっか?」
「さっきから口喧嘩してやがる。どっちがケンカを売ってはどっちかが買うの繰り返しだな」
「それであんなデッドヒートが……」
「なんか瑞貴ちゃん、今まで見たことのない楽しそうな顔をしているね」
「「「「…………」」」」
あながちココの言う『嫌な予感』が的中しているのではと四天王はそろって思った。
☆☆☆☆☆
「ヒイイィィイイッ!!」
「「うおおぉぉおおお!!」」
「オラオラオラオラ――ッ!!」
「おりゃりゃりゃ――っ!!」
次のコースは崖から崖を一本橋のような道で通る地形だ。崖の下は見えないし、落ちたら並の人間じゃ一巻の終わりだろう。次に目の前を走っているのは、マッハクッキング・トンシェフと油使い・わぶとらシェフだ。向こうも振り向いて私たちに気づいた。
「マッハペダル!!」
「ならば私も! アブラカタブラ・秘儀油差し! 油が差され、車輪もスムーズに動くというもの!」
トンシェフはもともと自身も素早い動きが自慢だったし、わぶとらシェフは油を両車輪に差してスピードを上げ、私たちとの差を広げた。
「そんな小細工……」
「通用しないよ!」
「「うおおぉぉおおお!!」」
「止めて――っ!!」
爆走するのはいいんだけど、ブランチは小松さんも一緒だから横幅も他の人より広がっている。狭い橋だし巻き込まれないように除ける人もいるから、私は少し遅れを取ってしまう。
「その台詞、そっくりそのまま返すよ!!」
「「おりゃあぁぁあああ!!」」
ここまでの短時間で、ブランチのことが少しだけわかってきた気がする。彼は私が女だからって手加減なんてせず真剣に戦ってくれるし、小松さんとも本戦で戦いたいから連れて来ているんだろう。
それにトリコたちと違ってここまで言い合ったり、小松さんのように料理人としての話もできる……――さながら好敵手を見つけた感じだね。性格はムカつくけど!
(この女、ほんまおもろいな。ええハンデは本音やったけど、それでも負けずに着いてくるなんて根性あるやないか!)
……ブランチも瑞貴を見て面白そうに笑い、このデッドヒートが楽しくなっているのは本人以外知らない。
「お二人共ー! もう少しゆっくり……――ぎやあぁぁあああ!!」
ブランチが追い付いてきて、さらにお互いの勝負の熱気が上がって漕ぐスピードが加速する。なんか小松さんの叫びが聞こえた気がするけど、気のせいかな?
――……最後尾から一気に文字通りゴボウ抜きしているブランチ(&小松)と瑞貴。モニターからも映るその様子に会場の熱気はまた上がっていく。
「「「「「ワアアァァアアア!!」」」」」
「ト、トリコの言うように、小松くん大丈夫だったね」
「ま、まあ……ああいう感じで大丈夫だとは思わなかったが……」
てっきりトリコは持ち前の食運や、瑞貴かブランチと協力してやって来ると思った。しかし予想の斜め上の出来事がモニターに映っているので苦笑しか起こらない。
「にしても、さっきから何(ニ)を瑞貴はブランチと顔合わせては話してんだ? ゼブラ、聞こえっか?」
「さっきから口喧嘩してやがる。どっちがケンカを売ってはどっちかが買うの繰り返しだな」
「それであんなデッドヒートが……」
「なんか瑞貴ちゃん、今まで見たことのない楽しそうな顔をしているね」
「「「「…………」」」」
あながちココの言う『嫌な予感』が的中しているのではと四天王はそろって思った。
☆☆☆☆☆
「ヒイイィィイイッ!!」
「「うおおぉぉおおお!!」」
「オラオラオラオラ――ッ!!」
「おりゃりゃりゃ――っ!!」
次のコースは崖から崖を一本橋のような道で通る地形だ。崖の下は見えないし、落ちたら並の人間じゃ一巻の終わりだろう。次に目の前を走っているのは、マッハクッキング・トンシェフと油使い・わぶとらシェフだ。向こうも振り向いて私たちに気づいた。
「マッハペダル!!」
「ならば私も! アブラカタブラ・秘儀油差し! 油が差され、車輪もスムーズに動くというもの!」
トンシェフはもともと自身も素早い動きが自慢だったし、わぶとらシェフは油を両車輪に差してスピードを上げ、私たちとの差を広げた。
「そんな小細工……」
「通用しないよ!」
「「うおおぉぉおおお!!」」
「止めて――っ!!」
爆走するのはいいんだけど、ブランチは小松さんも一緒だから横幅も他の人より広がっている。狭い橋だし巻き込まれないように除ける人もいるから、私は少し遅れを取ってしまう。