ド卑劣! 爆走! ブランチ、ごぼう抜き!!
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「あむっ、モグモグ……小松なら大丈夫だ。もちろん瑞貴もな」
「さっきから何を根拠に言ってんだ、お前(マ)!」
「いやだから、あいつとコンビを組む俺の言葉は充分な根拠になるだろっての」
トリコはゼブラと共に新たに運ばれていた料理をおいしく食べて、優雅にワインを飲んでいる。二人を心配するどころか全面的な信頼を寄せているようだ。
「でもトリコ、僕にはレースとは別に嫌な予感がするんだ」
「ん?」
「さっきここへ登場したときのブランチの電磁波を見たら、瑞貴ちゃんのことを気に入ると出ていた」
「そりゃ、料理人として――」
「いや……――別の意味もある。それもまた最悪のね」
「「「ハアッ!?」」」
ココの言いたいことを察知しトリコとサニーだけでなく、さっきまで食べてばかりだったゼブラも声を上げた。
☆☆☆☆☆
《さあ凶暴な猛獣たちをモノともせず進む料理人たち! ランク上位陣は美食屋顔負けの実力だ――っ!!》
「料理人には元美食屋も多い。まっ、この程度の猛獣なら……――なっ、なんだ!?」
「「「!?」」」
料理人ランキング30位の握りの達人・力也だけじゃなく、13位の串使い・三つ目のホリス、9位のラーメンマスター・倉影は、背後から迫り来る二つの巨大なオーラを感じて振り向いた。そのオーラの持ち主とは……。
「ヒャッハ――ッ!! どかんかいオラァ――ッ!!」
「うりゃりゃりゃりゃあ――っ!!」
《キタ――ッ!! ブランチだ――っ!! その横には舞獣姫もいるぞ――っ!!》
「ブランチだと!?」
……ブランチは右手にハンドルを、左手に小松の背中をつかんで食材と自転車ごと持って爆走している。その隣で走る瑞貴もまたどこにそんな力があるのか今までにない勢いで自転車を漕いで、あっという間に力也たちを抜いた。
「なんやー舞獣姫! わしより軽いくせに、そんなヘナチョコなスピードしか出せんのかい!」
「カッチーンッ! 失敬な、こんなのまだ序の口だよ!」
「うわあぁぁあああ!! 嫌ぁ――っ!!」
《速い――っ!! ブランチwith小松シェフ、そして舞獣姫が一気に追い抜いていくぞ――っ!!》
ますますスピードも上がっているので、引っ張られている小松さんが涙を流して悲鳴を上げている。握力も腕力もスゴいしブランチから離れることはないとわかっているので、私は自転車をこぐことに集中している。ブランチ(コイツ)に言いように言われるのも癪だしね!
「お先ー!」
この豆腐荒野の地形がだいぶわかってきたし、猛獣だって私の第六感で現れる位置もスピードも手に取るようにわかる。おかげでスピードをさらに上げても問題ナシなので、ブランチ(と小松さん)との差が少し広がった。
「あー! わしは小松と食材もセットなんやぞ! 自分、ちっとはハンデっちゅうモンくれんのか!」
「負け惜しみはよくないよ~それに……――男なら自分で言ったことくらい守れないの?」
そう、途中まで小松さんは自力で漕いでいたけどさすが見てられなかったから私が引っ張ろうとしたらブランチが横から小松さんの背中をつかんだ。そして私を見てひと言。
『ヒョロいお前相手やと、わしが小松と食材も一緒に運んだほうがええハンデになるな』
挙げ句にプッと吹き出して笑われたので、当然私はカッチーンと来た。そしてここまでデッドヒートの如く自転車を漕ぐスピードがハンパじゃなくなっているのだ。
「さっきから何を根拠に言ってんだ、お前(マ)!」
「いやだから、あいつとコンビを組む俺の言葉は充分な根拠になるだろっての」
トリコはゼブラと共に新たに運ばれていた料理をおいしく食べて、優雅にワインを飲んでいる。二人を心配するどころか全面的な信頼を寄せているようだ。
「でもトリコ、僕にはレースとは別に嫌な予感がするんだ」
「ん?」
「さっきここへ登場したときのブランチの電磁波を見たら、瑞貴ちゃんのことを気に入ると出ていた」
「そりゃ、料理人として――」
「いや……――別の意味もある。それもまた最悪のね」
「「「ハアッ!?」」」
ココの言いたいことを察知しトリコとサニーだけでなく、さっきまで食べてばかりだったゼブラも声を上げた。
☆☆☆☆☆
《さあ凶暴な猛獣たちをモノともせず進む料理人たち! ランク上位陣は美食屋顔負けの実力だ――っ!!》
「料理人には元美食屋も多い。まっ、この程度の猛獣なら……――なっ、なんだ!?」
「「「!?」」」
料理人ランキング30位の握りの達人・力也だけじゃなく、13位の串使い・三つ目のホリス、9位のラーメンマスター・倉影は、背後から迫り来る二つの巨大なオーラを感じて振り向いた。そのオーラの持ち主とは……。
「ヒャッハ――ッ!! どかんかいオラァ――ッ!!」
「うりゃりゃりゃりゃあ――っ!!」
《キタ――ッ!! ブランチだ――っ!! その横には舞獣姫もいるぞ――っ!!》
「ブランチだと!?」
……ブランチは右手にハンドルを、左手に小松の背中をつかんで食材と自転車ごと持って爆走している。その隣で走る瑞貴もまたどこにそんな力があるのか今までにない勢いで自転車を漕いで、あっという間に力也たちを抜いた。
「なんやー舞獣姫! わしより軽いくせに、そんなヘナチョコなスピードしか出せんのかい!」
「カッチーンッ! 失敬な、こんなのまだ序の口だよ!」
「うわあぁぁあああ!! 嫌ぁ――っ!!」
《速い――っ!! ブランチwith小松シェフ、そして舞獣姫が一気に追い抜いていくぞ――っ!!》
ますますスピードも上がっているので、引っ張られている小松さんが涙を流して悲鳴を上げている。握力も腕力もスゴいしブランチから離れることはないとわかっているので、私は自転車をこぐことに集中している。ブランチ(コイツ)に言いように言われるのも癪だしね!
「お先ー!」
この豆腐荒野の地形がだいぶわかってきたし、猛獣だって私の第六感で現れる位置もスピードも手に取るようにわかる。おかげでスピードをさらに上げても問題ナシなので、ブランチ(と小松さん)との差が少し広がった。
「あー! わしは小松と食材もセットなんやぞ! 自分、ちっとはハンデっちゅうモンくれんのか!」
「負け惜しみはよくないよ~それに……――男なら自分で言ったことくらい守れないの?」
そう、途中まで小松さんは自力で漕いでいたけどさすが見てられなかったから私が引っ張ろうとしたらブランチが横から小松さんの背中をつかんだ。そして私を見てひと言。
『ヒョロいお前相手やと、わしが小松と食材も一緒に運んだほうがええハンデになるな』
挙げ句にプッと吹き出して笑われたので、当然私はカッチーンと来た。そしてここまでデッドヒートの如く自転車を漕ぐスピードがハンパじゃなくなっているのだ。