伝説の料理人 天狗のブランチ、見参!!
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当然ブランチはプライドが許さず、コメカミに青筋を立てて睨むようにトリコを見据える。
「なんやと? わしに敵う奴がおるわけなかろうが」
「小松と瑞貴をナメるんじゃねぇ」
「ハアッ!?」
「「「…………」」」
トリコは声を荒げてはいないが、自信と確かな声音でブランチを睨み返す。さらにブランチが視線に気づいて顔を向ければ、ゼブラもサニーもココも、口には出さないがトリコと同じ気持ちで睨みつけていた。
「ホォ~? お前ら食義を極め取るんか」
「「「「!」」」」
「上等や。ほな、お前らが言うその小松と瑞貴いうの、確かめてくるわ!」
ガシャンッ! バビュンッ!!
「「「「!?」」」」
皿の音を立てて飛び出したブランチは、続いて壁などに当たった下駄の音を鳴らして文字通り電光石火のスピードでクッキングスタジアムを出るとライスビーチへと向かった。
登場も退場も何もかもが派手且つあっという間のブランチ。その光景に思わずシーンと静かになった会場だが、我に返ったムナゲがマイクを取る。
《……お~くればせながら、天狗のブランチNow! 参戦しました!!》
「「「「「オオォォオオオ!!」」」」」
ブランチはビルの壁や標識などを足場にしながら下駄を鳴らし、どんどんスピードを加速していく。これならあっという間にライスビーチへ辿り着くだろう。
ブランチがいなくなったので落ち着いた美食屋四天王は椅子に腰をかけてモニターを見ていた。
「完全にチョーシこいてるな、あの野郎」
「だが、俺たちが食義を極めていることを瞬時に見抜いた」
「うん、彼は強いよ。はち切れんばかりの電磁波を感じた。あれだけの生命力はなかなか見ない。……少し気になる所もあったけどね」
「妖食界ってグルメ界にあるんだろ? そりゃ実力は折り紙つきだわな。まっ、やっても負ける気はしねーけど」
「しかし、今回あいつと勝負するのは俺らじゃねぇ。――小松と、瑞貴だ」
☆☆☆☆☆
かれこれ九十人以上の料理人たちが、食材を選んで自転車の荷台に積み上げると第二ステージへ飛び出して行った。それにしても、さっき突風を上げてまで飛び出したのは出場者かな?
えっ? なんでそこまでわかるかって? それは――。
「ぷはあっ! あ~……」
《あ――っ!! 小松シェフが、やっと! ようやく! かろうじて海から出てきました! がんばって――っ!!》
あっ、小松さんもゴールか。とりあえず溺れ沈むことはなくて本当によかったし、ちゃんと自分の力でリタイアせずここまで来た根性はとてもステキ!
「ヤッホー、小松さん。お疲れ様」
「あ~…舞獣姫さん……ありがとうございま――……なんでここにいるんですか――っ!?」
小松さんが驚くのはムリもない。だって私は節乃さんの次にゴールしたにもかかわらず、浜辺にちょこんとしゃがんでいるんだもの。これまで何度も他の料理人やティナさんたちに声をかけられたな~。
「まさか僕を待ってたんですか!? 本気で戦いたいから先に行くよう言ったじゃないですか!」
「小松さんを待っていたのは間違いないけど、仲間とか云々じゃないの。私がここにいるのは――」
シュバババ!! ズザザ――ッ!!
ついさっき海に飛び出したかと思ったのに、あっという間にたこやき島を回ってここまで来たのか。スゴいスピードだね。ジェット機よりも速い。
「なんやと? わしに敵う奴がおるわけなかろうが」
「小松と瑞貴をナメるんじゃねぇ」
「ハアッ!?」
「「「…………」」」
トリコは声を荒げてはいないが、自信と確かな声音でブランチを睨み返す。さらにブランチが視線に気づいて顔を向ければ、ゼブラもサニーもココも、口には出さないがトリコと同じ気持ちで睨みつけていた。
「ホォ~? お前ら食義を極め取るんか」
「「「「!」」」」
「上等や。ほな、お前らが言うその小松と瑞貴いうの、確かめてくるわ!」
ガシャンッ! バビュンッ!!
「「「「!?」」」」
皿の音を立てて飛び出したブランチは、続いて壁などに当たった下駄の音を鳴らして文字通り電光石火のスピードでクッキングスタジアムを出るとライスビーチへと向かった。
登場も退場も何もかもが派手且つあっという間のブランチ。その光景に思わずシーンと静かになった会場だが、我に返ったムナゲがマイクを取る。
《……お~くればせながら、天狗のブランチNow! 参戦しました!!》
「「「「「オオォォオオオ!!」」」」」
ブランチはビルの壁や標識などを足場にしながら下駄を鳴らし、どんどんスピードを加速していく。これならあっという間にライスビーチへ辿り着くだろう。
ブランチがいなくなったので落ち着いた美食屋四天王は椅子に腰をかけてモニターを見ていた。
「完全にチョーシこいてるな、あの野郎」
「だが、俺たちが食義を極めていることを瞬時に見抜いた」
「うん、彼は強いよ。はち切れんばかりの電磁波を感じた。あれだけの生命力はなかなか見ない。……少し気になる所もあったけどね」
「妖食界ってグルメ界にあるんだろ? そりゃ実力は折り紙つきだわな。まっ、やっても負ける気はしねーけど」
「しかし、今回あいつと勝負するのは俺らじゃねぇ。――小松と、瑞貴だ」
☆☆☆☆☆
かれこれ九十人以上の料理人たちが、食材を選んで自転車の荷台に積み上げると第二ステージへ飛び出して行った。それにしても、さっき突風を上げてまで飛び出したのは出場者かな?
えっ? なんでそこまでわかるかって? それは――。
「ぷはあっ! あ~……」
《あ――っ!! 小松シェフが、やっと! ようやく! かろうじて海から出てきました! がんばって――っ!!》
あっ、小松さんもゴールか。とりあえず溺れ沈むことはなくて本当によかったし、ちゃんと自分の力でリタイアせずここまで来た根性はとてもステキ!
「ヤッホー、小松さん。お疲れ様」
「あ~…舞獣姫さん……ありがとうございま――……なんでここにいるんですか――っ!?」
小松さんが驚くのはムリもない。だって私は節乃さんの次にゴールしたにもかかわらず、浜辺にちょこんとしゃがんでいるんだもの。これまで何度も他の料理人やティナさんたちに声をかけられたな~。
「まさか僕を待ってたんですか!? 本気で戦いたいから先に行くよう言ったじゃないですか!」
「小松さんを待っていたのは間違いないけど、仲間とか云々じゃないの。私がここにいるのは――」
シュバババ!! ズザザ――ッ!!
ついさっき海に飛び出したかと思ったのに、あっという間にたこやき島を回ってここまで来たのか。スゴいスピードだね。ジェット機よりも速い。