限りある時間! 永遠の友情‼
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――天馬たちが改めて決意するその一方で、九坂はバンダの家の前で手当てを受けて、その様子を瑞貴は隣で眺めていた。
「これでよし。毒は抜いておいたから、明日には治ってるよ」
「使っている薬も毒抜きも、私たちの星とは異なっているね」
「でも僕たちからすれば一般的ですから、僕は逆にチキュウの薬や毒にも興味あります!」
一連の流れを見て瑞貴が感心するように頷く。バンダは持ち前の好奇心を発揮していていると、九坂が自分を見つめていることに気づいた。
「…………」
「ん? 何?」
「いや……一つ、訊いていいか?」
「うん」
「バンダ、お前の寿命も一ヶ月しかないのか?」
「な~んだ、そんなことか。うん。僕の寿命は明日で終わる」
「「!」」
「明日で……!?」
「うん、たぶん。だから明日が最後の試合。そして、僕にとっては最初の試合でもあるんだ」
「えっ……」
「最初で、最後の試合……?」
今もこうして元気に会話しているバンダの寿命が明日の上、さらに最初で最後の試合だという事実に九坂も瑞貴も目を見開いて驚いた。
「僕はこの前メンバーになったばかりだからね」
「そうか……明日で最期……。よく平気でいられるな……」
「それが僕たちの運命(サダメ)だからね。それに、僕は思うんだ。――人生はどれだけ生きたかじゃない、何をしたかだって。たとえ一試合でも、その試合で輝くことができれば僕はそれでいいと思っている」
「バンダ……」
「クサカくん。明日は、いい試合にしようね!」
「ああ!」
「エンドウさんも、よろしくお願いします!」
「こちらこそ」
「それじゃあ、送って行くよ!」
バンダがラトニークステーションに向けて歩き出すと、瑞貴からジャージを受け取った九坂は着替えながら告げる。
「……瑞貴さん」
「何?」
「俺、明日はただ勝つだけじゃ無く、バンダの想いに答えるためにも、精一杯戦います」
「うん。期待しているよ」
☆☆☆☆☆
その頃、マドワシソウの脅威からなんとか去ることができたファラム・オービアスの紫天王・リュゲル=バランとガンダレス=バランは、宇宙船に乗ってラトニークの星を探索していた。そしてついにラトニークイレブンの宿舎を発見する。
「やっと見つけたぞ。あれがラトニークの宿舎だ」
「あのおっかねぇ草、いるのかな……?」
「ここからじゃわからないな……」
「どうする、リュゲル兄?」
「う~ん……――そうだ! ガンダレス、お前先に降りてみろ。大丈夫だったら俺も降りる」
「なるほど! その手があったか! やっぱりリュゲル兄はスゲーよな! 頭いいよなー!」
「言うなよ、ガンダレス。それ以上何も言うな」
「だってよ、スゲーもんな! スゲーじゃんかよ! ……ん? でもそれじゃあ俺は?」
ようやく自分が囮になる作戦だと気づいたガンダレスは、恐怖のあまり船内を暴れ回るのでリュゲルがそれを宥めようとする。
「嫌だー!」
「落ち着け! 落ち着け、ガンダレス! ――あっ」
「「わああぁぁあああ!」」
ズドオォォオオンッ!!
操縦を怠った結果、宇宙船はかなりの高度から真っ逆さまに墜落してしまった。
「とりあえず、着陸は成功だ……。あとは、あの草がいないのを確かめれば……」
ポチッ。
「「で、出たー!」」
砂嵐の画面を切り替えようと、真っ逆さまの状態なのでリュゲルが足でスイッチを押すと、ドアップで誰かが映ったので思わず二人は抱き合った。
「これでよし。毒は抜いておいたから、明日には治ってるよ」
「使っている薬も毒抜きも、私たちの星とは異なっているね」
「でも僕たちからすれば一般的ですから、僕は逆にチキュウの薬や毒にも興味あります!」
一連の流れを見て瑞貴が感心するように頷く。バンダは持ち前の好奇心を発揮していていると、九坂が自分を見つめていることに気づいた。
「…………」
「ん? 何?」
「いや……一つ、訊いていいか?」
「うん」
「バンダ、お前の寿命も一ヶ月しかないのか?」
「な~んだ、そんなことか。うん。僕の寿命は明日で終わる」
「「!」」
「明日で……!?」
「うん、たぶん。だから明日が最後の試合。そして、僕にとっては最初の試合でもあるんだ」
「えっ……」
「最初で、最後の試合……?」
今もこうして元気に会話しているバンダの寿命が明日の上、さらに最初で最後の試合だという事実に九坂も瑞貴も目を見開いて驚いた。
「僕はこの前メンバーになったばかりだからね」
「そうか……明日で最期……。よく平気でいられるな……」
「それが僕たちの運命(サダメ)だからね。それに、僕は思うんだ。――人生はどれだけ生きたかじゃない、何をしたかだって。たとえ一試合でも、その試合で輝くことができれば僕はそれでいいと思っている」
「バンダ……」
「クサカくん。明日は、いい試合にしようね!」
「ああ!」
「エンドウさんも、よろしくお願いします!」
「こちらこそ」
「それじゃあ、送って行くよ!」
バンダがラトニークステーションに向けて歩き出すと、瑞貴からジャージを受け取った九坂は着替えながら告げる。
「……瑞貴さん」
「何?」
「俺、明日はただ勝つだけじゃ無く、バンダの想いに答えるためにも、精一杯戦います」
「うん。期待しているよ」
☆☆☆☆☆
その頃、マドワシソウの脅威からなんとか去ることができたファラム・オービアスの紫天王・リュゲル=バランとガンダレス=バランは、宇宙船に乗ってラトニークの星を探索していた。そしてついにラトニークイレブンの宿舎を発見する。
「やっと見つけたぞ。あれがラトニークの宿舎だ」
「あのおっかねぇ草、いるのかな……?」
「ここからじゃわからないな……」
「どうする、リュゲル兄?」
「う~ん……――そうだ! ガンダレス、お前先に降りてみろ。大丈夫だったら俺も降りる」
「なるほど! その手があったか! やっぱりリュゲル兄はスゲーよな! 頭いいよなー!」
「言うなよ、ガンダレス。それ以上何も言うな」
「だってよ、スゲーもんな! スゲーじゃんかよ! ……ん? でもそれじゃあ俺は?」
ようやく自分が囮になる作戦だと気づいたガンダレスは、恐怖のあまり船内を暴れ回るのでリュゲルがそれを宥めようとする。
「嫌だー!」
「落ち着け! 落ち着け、ガンダレス! ――あっ」
「「わああぁぁあああ!」」
ズドオォォオオンッ!!
操縦を怠った結果、宇宙船はかなりの高度から真っ逆さまに墜落してしまった。
「とりあえず、着陸は成功だ……。あとは、あの草がいないのを確かめれば……」
ポチッ。
「「で、出たー!」」
砂嵐の画面を切り替えようと、真っ逆さまの状態なのでリュゲルが足でスイッチを押すと、ドアップで誰かが映ったので思わず二人は抱き合った。