ダブルソウル! 井吹と神童‼
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「しかし彼らは信じた。初めて出会った異星人の言葉を信じたのだ」
「そ、そんなことで……!?」
「それだけではない。彼らは互いを思い思いやれる真っ直ぐな愛情に、私は胸を打たれた」
ログロスの脳裏に浮かぶのは、火山口に放り込まれた神童と井吹がソウルを覚醒し無事な姿を見て、心から安堵して二人を抱きしめ涙を浮かべた瑞貴の姿だ。まるで本物の子供のように慈しむその光景は。ログロスの心に残っている。
「お前たちは赤い石を探していると言っていたな。それを授けよう」
「「「!」」」
「やはり、あなたたちが……」
「うむ。エンドウ、お主が見抜いた通りだ。我々は最初からその石のことを知っていた」
屋敷に訪れたとき、瑞貴は周りの翼を持つガードン人の反応から見て『知らない』と告げるログロスの嘘を見抜いた。
「よいな、アルベガ」
「もしや、『紅蓮の炎石』のことか? 我が種族の秘宝をこの者たちに……!?」
「ホォ。進化したと言いながら、旧い石っころにこだわるのか?」
「ガードンの民の秘宝だぞ! 守るのは当然じゃないか!」
「星が滅びるかもしれんというのに、石っころ一つ大事に抱えてどうなるというのだ。重要なのはガードンに生きること、そこに生きる者の魂を守ることではないか?」
「クッ……!」
「お前にはそれができるはず。たまには、人を信じてみるのも悪くないぞ」
「…………!」
父の笑顔を見て、アルベガの中に何かを思い起こした。
☆☆☆☆☆
試合が終わったあとのガードンステーションに、アルベガが一人訪れたので天馬が迎える。アルベガの手には箱に入った赤い石――紅蓮の炎石があった。
「これが、紅蓮の炎石……!」
「ああ。――お前に託す。人と人の信頼が切り開く未来が来ることを信じてな」
「うん!」
天馬はそれを箱ごと受け取り、アルベガに必ず宇宙を救って見せると誓うよう頷いた。
――ギャラクシーノーツ号は惑星ガードンを飛び立ち、次の惑星へと向かい宇宙を飛ぶ。その中で、天馬は自室のベッドに今まで手に入れた三つの石を並べてピクシーと眺めていた。
「これで三つか……!」
パアアァァアアア――!
「!」
すると部屋の一部が光ったので目を向けると、カトラ=ペイジが現れた。それと同時に扉の外の廊下を歩いていたみのりが扉の窓から洩れた光に気づき、そこから天馬の部屋を覗くとカトラの姿を見て目を見開く。
《ありがとう。私の願いを聞き届けてくれて》
「そんな。これは俺の願いでもあるんだから」
《……? あなたの?》
「うん。俺は宇宙の人たちとも自由に楽しくサッカーをやりたい。そのためにも知りたいんだ。宇宙を救う方法を」
《テンマ……! 希望のカケラはあと一つ。全てそろえば、その想いも実現します》
パアアァァアアア――!
ガラッ!
「〈!〉」
カトラが消えると同時に入って来たみのりに、天馬とピクシーは驚いて顔を向けた。しかしみのりは二人に構わず部屋を見渡し、ベッドに並べられた三つの石を見つめる。
「水川さん?」
「カトラ姫……! 本当に、生きておられるのですか……?」
みのりは窓に映る自分の本当の姿――ポトムリ=エムナトルとしての姿を見ながら呟いた。天馬から聞いても嘘だと思っていたカトラの存在を、今確かにこの目で見て、彼女が天馬の言う通り生きているのではと思い始める。
☆コーチの 今日の格言☆
進むべき道は違っても、心の底にある誇りは一緒
以上!!
「そ、そんなことで……!?」
「それだけではない。彼らは互いを思い思いやれる真っ直ぐな愛情に、私は胸を打たれた」
ログロスの脳裏に浮かぶのは、火山口に放り込まれた神童と井吹がソウルを覚醒し無事な姿を見て、心から安堵して二人を抱きしめ涙を浮かべた瑞貴の姿だ。まるで本物の子供のように慈しむその光景は。ログロスの心に残っている。
「お前たちは赤い石を探していると言っていたな。それを授けよう」
「「「!」」」
「やはり、あなたたちが……」
「うむ。エンドウ、お主が見抜いた通りだ。我々は最初からその石のことを知っていた」
屋敷に訪れたとき、瑞貴は周りの翼を持つガードン人の反応から見て『知らない』と告げるログロスの嘘を見抜いた。
「よいな、アルベガ」
「もしや、『紅蓮の炎石』のことか? 我が種族の秘宝をこの者たちに……!?」
「ホォ。進化したと言いながら、旧い石っころにこだわるのか?」
「ガードンの民の秘宝だぞ! 守るのは当然じゃないか!」
「星が滅びるかもしれんというのに、石っころ一つ大事に抱えてどうなるというのだ。重要なのはガードンに生きること、そこに生きる者の魂を守ることではないか?」
「クッ……!」
「お前にはそれができるはず。たまには、人を信じてみるのも悪くないぞ」
「…………!」
父の笑顔を見て、アルベガの中に何かを思い起こした。
☆☆☆☆☆
試合が終わったあとのガードンステーションに、アルベガが一人訪れたので天馬が迎える。アルベガの手には箱に入った赤い石――紅蓮の炎石があった。
「これが、紅蓮の炎石……!」
「ああ。――お前に託す。人と人の信頼が切り開く未来が来ることを信じてな」
「うん!」
天馬はそれを箱ごと受け取り、アルベガに必ず宇宙を救って見せると誓うよう頷いた。
――ギャラクシーノーツ号は惑星ガードンを飛び立ち、次の惑星へと向かい宇宙を飛ぶ。その中で、天馬は自室のベッドに今まで手に入れた三つの石を並べてピクシーと眺めていた。
「これで三つか……!」
パアアァァアアア――!
「!」
すると部屋の一部が光ったので目を向けると、カトラ=ペイジが現れた。それと同時に扉の外の廊下を歩いていたみのりが扉の窓から洩れた光に気づき、そこから天馬の部屋を覗くとカトラの姿を見て目を見開く。
《ありがとう。私の願いを聞き届けてくれて》
「そんな。これは俺の願いでもあるんだから」
《……? あなたの?》
「うん。俺は宇宙の人たちとも自由に楽しくサッカーをやりたい。そのためにも知りたいんだ。宇宙を救う方法を」
《テンマ……! 希望のカケラはあと一つ。全てそろえば、その想いも実現します》
パアアァァアアア――!
ガラッ!
「〈!〉」
カトラが消えると同時に入って来たみのりに、天馬とピクシーは驚いて顔を向けた。しかしみのりは二人に構わず部屋を見渡し、ベッドに並べられた三つの石を見つめる。
「水川さん?」
「カトラ姫……! 本当に、生きておられるのですか……?」
みのりは窓に映る自分の本当の姿――ポトムリ=エムナトルとしての姿を見ながら呟いた。天馬から聞いても嘘だと思っていたカトラの存在を、今確かにこの目で見て、彼女が天馬の言う通り生きているのではと思い始める。
☆コーチの 今日の格言☆
進むべき道は違っても、心の底にある誇りは一緒
以上!!