ダブルソウル! 井吹と神童‼
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ふとアルベガはスタジアムの屋根を見ると、いつの間にか降り立っていた自分の父・ログロスの存在に気づく。
「親父……――っ!?」
ゴゴゴゴゴ――……!!
さらに別の空からは、さっきと同じように火山岩がこっちに向かって来た。その音にフィールドにいる全ての者たちが気づいて顔を上げる。
「「「「「!」」」」」
「ロダンの奴、余計な真似を!」
火山岩がロダンの仕業だとアルベガは見抜き、神童は両チーム全員に向かって声を上げる。
「みんな! フィールドから出るんだ!」
「ほぼ100パーセントここに落ちます!」
「そんなこと、見ればわかるよ!」
「アルベガ、早く逃げ――……っ!?」
真名部や皆帆を始めとするアースイレブンや、ガードンイレブンもフィールドを出るため走る中、ヴェスはゴール前から動かないアルベガを見つけて声をかけた。しかし、アルベガは怒りで体が震え顔も強張っている。
「クッ……俺の…俺の邪魔をするなー! うおおぉぉおおお!」
パアアァァアアア――!
「!」
「「何っ!?」」
「…………!」
そう叫んだアルベガは青白い光に包まれ、甲殻質の巨大な尾を持つ獣のソウル・ゴウリュウとなった。機械肯定派はソウルを否定する集まりでもあるので、天馬や神童やヴェスだけでなくログロスも静かに驚いている。
さらに超強力な尾で大砲のような火山岩をソウルストライクで食い止め、ぶつかった衝撃で粉々になったのはカザンガンだった。
《Amazing!! アルベガのソウルが火山岩を粉砕した!!》
「俺が……ソウルを……!?」
「あ奴、やりおったな……!」
アルベガは無我夢中で自分がソウルを出したことに自分でも両手を見つめながら驚いていた。息子の眠れるソウルが覚醒し、ログロスはどこか嬉しそうだ。
――火山岩の脅威もなくなり、アルベガのおかげでフィールドにも支障はないので井吹のゴールキックから試合が再開される。
「ふっ!」
「みんなー! 上がれー!」
「「「オウッ!」」」
「アルベガ、指示を! ――んっ!?」
天馬の掛け声でFWの三人が上がって来たのでネバドはアルベガに支持を求めるが、アルベガは未だに先ほどのソウルを出した衝撃が忘れられず両手を見つめたままだ。
(ソウルなど信じない……! そうだ、俺は旧き者に勝つべくここにいるのだ……――だが!)
「アルベガ!」
「!」
もう一度ネバドに呼ばれ、アルベガは試合中だということを思い出して顔を上げた。
「天馬! こっちだ!」
「はい!」
《神童が自ら攻め込んで行く!》
「プレストターンV2!」
天馬からパスを受け取った神童はネバドを必殺技で突破し、さらに見事なテクニックでメラピルとマヨンもかわした。自ら止めるべくアルベガはペナルティエリアを飛び出す。
「うおおおっ!」
「いくぞ! はあああっ!」
パアアァァアアア――!
「っ!」
パアアァァアアア――!
神童は青白い光に包まれ、紀夫人のような気高いオーラで見る者を虜にするソウル・孔雀を発動させた。さらに広げた尾羽が虹色に輝く美しいソウルストライクを放つと、アルベガのゴウリュウもまたソウルストライクを放つ。
そのぶつかり合いに勝利したのは……神童のソウルだった。そのまま無人のゴールにシュートを放ち、勝ち越し点を獲得する。
《イェーイ! 決まった――っ!! ソウルとソウルの激突は、神童が制した! アースイレブン、待望の追加点!!》
「クッ! グウウッ……!」
「…………」
「神童さん!」
悔しさのあまり拳を地面に打ち付けるアルベガを見る神童に、天馬が駆け寄って来た。
「親父……――っ!?」
ゴゴゴゴゴ――……!!
さらに別の空からは、さっきと同じように火山岩がこっちに向かって来た。その音にフィールドにいる全ての者たちが気づいて顔を上げる。
「「「「「!」」」」」
「ロダンの奴、余計な真似を!」
火山岩がロダンの仕業だとアルベガは見抜き、神童は両チーム全員に向かって声を上げる。
「みんな! フィールドから出るんだ!」
「ほぼ100パーセントここに落ちます!」
「そんなこと、見ればわかるよ!」
「アルベガ、早く逃げ――……っ!?」
真名部や皆帆を始めとするアースイレブンや、ガードンイレブンもフィールドを出るため走る中、ヴェスはゴール前から動かないアルベガを見つけて声をかけた。しかし、アルベガは怒りで体が震え顔も強張っている。
「クッ……俺の…俺の邪魔をするなー! うおおぉぉおおお!」
パアアァァアアア――!
「!」
「「何っ!?」」
「…………!」
そう叫んだアルベガは青白い光に包まれ、甲殻質の巨大な尾を持つ獣のソウル・ゴウリュウとなった。機械肯定派はソウルを否定する集まりでもあるので、天馬や神童やヴェスだけでなくログロスも静かに驚いている。
さらに超強力な尾で大砲のような火山岩をソウルストライクで食い止め、ぶつかった衝撃で粉々になったのはカザンガンだった。
《Amazing!! アルベガのソウルが火山岩を粉砕した!!》
「俺が……ソウルを……!?」
「あ奴、やりおったな……!」
アルベガは無我夢中で自分がソウルを出したことに自分でも両手を見つめながら驚いていた。息子の眠れるソウルが覚醒し、ログロスはどこか嬉しそうだ。
――火山岩の脅威もなくなり、アルベガのおかげでフィールドにも支障はないので井吹のゴールキックから試合が再開される。
「ふっ!」
「みんなー! 上がれー!」
「「「オウッ!」」」
「アルベガ、指示を! ――んっ!?」
天馬の掛け声でFWの三人が上がって来たのでネバドはアルベガに支持を求めるが、アルベガは未だに先ほどのソウルを出した衝撃が忘れられず両手を見つめたままだ。
(ソウルなど信じない……! そうだ、俺は旧き者に勝つべくここにいるのだ……――だが!)
「アルベガ!」
「!」
もう一度ネバドに呼ばれ、アルベガは試合中だということを思い出して顔を上げた。
「天馬! こっちだ!」
「はい!」
《神童が自ら攻め込んで行く!》
「プレストターンV2!」
天馬からパスを受け取った神童はネバドを必殺技で突破し、さらに見事なテクニックでメラピルとマヨンもかわした。自ら止めるべくアルベガはペナルティエリアを飛び出す。
「うおおおっ!」
「いくぞ! はあああっ!」
パアアァァアアア――!
「っ!」
パアアァァアアア――!
神童は青白い光に包まれ、紀夫人のような気高いオーラで見る者を虜にするソウル・孔雀を発動させた。さらに広げた尾羽が虹色に輝く美しいソウルストライクを放つと、アルベガのゴウリュウもまたソウルストライクを放つ。
そのぶつかり合いに勝利したのは……神童のソウルだった。そのまま無人のゴールにシュートを放ち、勝ち越し点を獲得する。
《イェーイ! 決まった――っ!! ソウルとソウルの激突は、神童が制した! アースイレブン、待望の追加点!!》
「クッ! グウウッ……!」
「…………」
「神童さん!」
悔しさのあまり拳を地面に打ち付けるアルベガを見る神童に、天馬が駆け寄って来た。