強烈! シュートカウンター‼
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【ERROR】
「何っ!?」
迫り来るシュートの中、アルベガはモノクル型コンピューターで計算したが、初めて表示されるエラーに驚き、その間にシュートはゴールに突き刺さった。天馬は喜び、アルベガは悔しそうに顔をしかめる。
「やった!」
「クッ!」
《Unbelievable!! 鉄角がディフェンスで弾き返したボールが、そのままガードンのゴールに突き刺さった――っ!! これでアースイレブンが同点に追いついたぞ! 盛り上がって来たぜBeibe!!》
土壇場だったのでうまく言ってよかったと鉄角がホッとして顎に流れた汗を手の甲で拭うと、信助が興奮しながら声をかける。
「フゥ……」
「鉄角。スゴかったよ、今の必殺技!」
「へへっ。ボクシングで言う所の『カウンターパンチ』ってところだな」
「なるほど。これは相手の力を利用したシュートというわけですね」
「これなら、奴らもそう簡単にはシュートを撃ってこられないよ」
「流れは俺たちに来ている! 勝ち越すぞ!」
「オウッ!」
やって来た真名部と皆帆は鉄角の新たな必殺技に感心し、天馬の言葉に鉄角は拳を強く握って返事をした。
「鉄角」
「ん?」
「ありがとう」
「フッ」
天馬たちが去って鉄角も自分のポジションに戻ろうとすると、信助に声をかけられる。信助は自分の肩が負傷していることに気づいた上で鉄角がずっとカバーしてくれたことに、信助もまた気づいていた。そして自分の失点を取り返してくれた鉄角に右肩を抑えながら礼を言うと、鉄角は再び鼻を親指で弾いて笑った。
「あのDF……!」
「あんな技があるなら、迂闊に攻め込めないな……」
「心配するな。データは修正した。進化した俺たちの力を証明してやるさ」
自分のシュートを利用されてヴェスは悔しそげに呟き、ネバドは警戒するが、アルベガは次はないと自信満々に笑った。
――両チーム勝ち越し点を取るため、お互い一歩も譲らない激しい攻防が続いている。
「ニーナ!」
「っ、もらった!」
「ぐううっ!」
プロモからのパスを受け取ったニーラがノーマルシュートを放つと、信助との間に入った鉄角が体を張って止めた。
「あいつ……そうか! 僕だけの手柄にしようっと」
飛んできたボールを片手で取った信助を見て、ロダンは鉄角の先ほどの行動と辻褄が合ったのかイタズラっ子のように笑った。
「オフェンス! 1-7から4ポイント2だ!」
「ヴェス!」
「オウッ!」
「僕がやるよ!」
「何っ!?」
アルベガの指示でドリブルしていたネバドはヴェスにパスを回すと、急にロダンが入って来て先にボールを取った。
「何をする! 勝手に動くな!」
「…………」
「へへっ!」
指示を無視したロダンにアルベガが咎め、監督のカルデラも注視するが、ロダンは構わずゴールへと向かう。真名部が途中で止めようとしたが見事なフットワークでかわされしまう。
「キーパーを潰しちゃえば……代わりはいない!」
「あいつ……わざと信助にぶつけるつもりか!」
その言葉を聞いてロダンの意図を察した鉄角が走り出すが、それよりも先にロダンがシュート体勢に入った。
「カザンライ!」
「クッ、止めてやる!」
パアッ……。
「「うわああっ!」」
ロダンが頭上で組んだ両手を勢いよく離すと、その衝撃で大噴火する火山から飛び散る灼熱の岩石パワーをボールに宿し、自身も雷を纏って回転しながらシュートを放った。
飛び出す鉄角に青白い光が見えたものの、それを開放できず信助と共にボールごとゴールへと突き刺さってしまった。
《ゴォ――ルッ!! ロダンの凄まじいシュートが決まって、ガードンの勝ち越しだ!!》
「大丈夫!?」
「う、うん……」
「すまない……奴らに逆を突かれた……」
駆け寄って来た天馬たちに信助と鉄角が申し訳なさそうに言う。すると天馬は右肩を抑える信助に気づいた。
「何っ!?」
迫り来るシュートの中、アルベガはモノクル型コンピューターで計算したが、初めて表示されるエラーに驚き、その間にシュートはゴールに突き刺さった。天馬は喜び、アルベガは悔しそうに顔をしかめる。
「やった!」
「クッ!」
《Unbelievable!! 鉄角がディフェンスで弾き返したボールが、そのままガードンのゴールに突き刺さった――っ!! これでアースイレブンが同点に追いついたぞ! 盛り上がって来たぜBeibe!!》
土壇場だったのでうまく言ってよかったと鉄角がホッとして顎に流れた汗を手の甲で拭うと、信助が興奮しながら声をかける。
「フゥ……」
「鉄角。スゴかったよ、今の必殺技!」
「へへっ。ボクシングで言う所の『カウンターパンチ』ってところだな」
「なるほど。これは相手の力を利用したシュートというわけですね」
「これなら、奴らもそう簡単にはシュートを撃ってこられないよ」
「流れは俺たちに来ている! 勝ち越すぞ!」
「オウッ!」
やって来た真名部と皆帆は鉄角の新たな必殺技に感心し、天馬の言葉に鉄角は拳を強く握って返事をした。
「鉄角」
「ん?」
「ありがとう」
「フッ」
天馬たちが去って鉄角も自分のポジションに戻ろうとすると、信助に声をかけられる。信助は自分の肩が負傷していることに気づいた上で鉄角がずっとカバーしてくれたことに、信助もまた気づいていた。そして自分の失点を取り返してくれた鉄角に右肩を抑えながら礼を言うと、鉄角は再び鼻を親指で弾いて笑った。
「あのDF……!」
「あんな技があるなら、迂闊に攻め込めないな……」
「心配するな。データは修正した。進化した俺たちの力を証明してやるさ」
自分のシュートを利用されてヴェスは悔しそげに呟き、ネバドは警戒するが、アルベガは次はないと自信満々に笑った。
――両チーム勝ち越し点を取るため、お互い一歩も譲らない激しい攻防が続いている。
「ニーナ!」
「っ、もらった!」
「ぐううっ!」
プロモからのパスを受け取ったニーラがノーマルシュートを放つと、信助との間に入った鉄角が体を張って止めた。
「あいつ……そうか! 僕だけの手柄にしようっと」
飛んできたボールを片手で取った信助を見て、ロダンは鉄角の先ほどの行動と辻褄が合ったのかイタズラっ子のように笑った。
「オフェンス! 1-7から4ポイント2だ!」
「ヴェス!」
「オウッ!」
「僕がやるよ!」
「何っ!?」
アルベガの指示でドリブルしていたネバドはヴェスにパスを回すと、急にロダンが入って来て先にボールを取った。
「何をする! 勝手に動くな!」
「…………」
「へへっ!」
指示を無視したロダンにアルベガが咎め、監督のカルデラも注視するが、ロダンは構わずゴールへと向かう。真名部が途中で止めようとしたが見事なフットワークでかわされしまう。
「キーパーを潰しちゃえば……代わりはいない!」
「あいつ……わざと信助にぶつけるつもりか!」
その言葉を聞いてロダンの意図を察した鉄角が走り出すが、それよりも先にロダンがシュート体勢に入った。
「カザンライ!」
「クッ、止めてやる!」
パアッ……。
「「うわああっ!」」
ロダンが頭上で組んだ両手を勢いよく離すと、その衝撃で大噴火する火山から飛び散る灼熱の岩石パワーをボールに宿し、自身も雷を纏って回転しながらシュートを放った。
飛び出す鉄角に青白い光が見えたものの、それを開放できず信助と共にボールごとゴールへと突き刺さってしまった。
《ゴォ――ルッ!! ロダンの凄まじいシュートが決まって、ガードンの勝ち越しだ!!》
「大丈夫!?」
「う、うん……」
「すまない……奴らに逆を突かれた……」
駆け寄って来た天馬たちに信助と鉄角が申し訳なさそうに言う。すると天馬は右肩を抑える信助に気づいた。