強烈! シュートカウンター‼
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ガンッ!
「がっ!」
「信助くん!」
「へ、平気……速くボールを追って!」
「わわ、わかった!」
(大丈夫だ……これくらい……!)
勢いとシュートの反動で信助はゴールポストに右肩を強打する。皆帆が心配して駆け寄って来たが信助は大丈夫だと言って彼を戻した。
「このはロール! フゥ…ハッ…ハァ……」
「好葉!?」
《What’s that!? 森村が倒れたぞ!? これは暑さにやられたか!》
プロモから必殺技でボールを奪った好葉。だが、顔を赤くして倒れたので天馬が声を上げる中、すかさずニーラがボールを取ってヴェスにパスを出した。
「カザンガン!」
「ぶっとびパンチ! ぐわああっ!」
信助はさっきの肩のダメージのせいか、今度は止められずゴールを許してしまった。
《ゴォ――ルッ!! 先制点はガードンがGetだ――っ!!》
「クッ…止められなかった……!」
「信助……」
「………っ」
地に伏せたまま拳を握る信助の悔しい思いが、天馬と鉄角にも伝わっていた。
――ゴールキックの前に倒れた好葉を含め水分補給をするため、再びベンチに戻るアースイレブン。ドリンクを受け取った好葉は夢中で飲みつつ申し訳なさそうにしていた。
「ングッ…ングッ……プハァ。ごめんなさい……ウチがバテちゃったから……」
「気にしない気にしない! 試合はこれからさ!」
「フゥ~……暑くてたまらない……」
(やっぱり、体力の消耗が激しいな……)
天馬はそう好葉に励ますも、周りを見ればさくらを始め他のみんなもまた息が上がっていた。自分も例外ではない。
――水分補給を終え、アースイレブンボールで試合再開となるため両チームはポジションに着く。
(キーパーの代わりはいないんだ……。っ、心配は……かけられない!)
(っ! あいつ……)
ゴールの前に構える信助は右肩が痛んだので左手で押さえると、その光景を鉄角が発見した。
その間にホイッスルが鳴って試合再開。座名九郎からボールを受け取ったニセ剣城は、先に駆け出した瞬木に向かってパスを出す。
「ホイッ!」
「クソッ!」
しかし瞬木に渡る前に、すかさず走って来たミスティにボールを取られてしまった。
「プロモ!」
「オウッ!」
「オフェンス! Option RSだ!」
「へぇ。僕にも蹴らせてくれるんだ」
「ロダン! 3-6から1-4だぞ!」
「はいはいっと」
ミスティからプロモがボールを受け取ると、アルベガの指示を聞いてロダンも攻撃に参加し始める。プロモからのパスを受け取る前に皆帆が駆け出す。
「通さないよ!」
「それはどうかな。よっと」
「チッ!」
ロダンは小柄な体格を生かして軽々と皆帆をかわした。このままではゴール前がフリーになると危惧し鉄角がサイドから走り出す中、信助もゴール前で構える。
「クッ!」
「やらせねぇ!」
「そぉれ!」
バンッ!
なんとロダンのノーマルシュートを鉄角はゴールとの間に入って顔面で止めた。その衝撃でボールの威力はなくなり、転がったボールを信助が拾うと、鉄角は起き上がってニッと笑う。
「へっへへっ。ナイスセーブだ!」
(鉄角……)