灼熱の惑星ガードン!
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「もう、真面目にやるわよ。じゃあ私から! 『しりとり』!」
「『リンゴ』!」
「『ゴリラ』!」
(そういう言葉でいいのかよ。だがこれ以上続けるのは得策ではないな)
さくらの次に九坂、次に信助という順番で言葉を続ける。そんな単純な言葉でいいのかとニセ剣城は呆れたが、いつボロが出るのかもわからないので早めに済ませるべきだと思った。
「剣城、『ら』だよ」
「『ライオン』」
「それって……」
(これでいい)
アッサリとしりとりを終わらせたので信助たちは再び足を止めて驚いた顔をするが、ニセ剣城は両腕を組んで驚く三人の間を通って先に行った。
☆☆☆☆☆
グーチームの皆帆たちは、マグマのそばにある少し緩い斜面の崖をよじ登っていた。だが、下はマグマだし暑さも相まって体力が奪われていく。
「これは……なかなかキツいね……」
ズルッ!
「わっ、わあああっ!」
ガシッ!
「大丈夫か!?」
「あ、ありがとう……!」
手を滑らせて落ちそうになった好葉だが、間一髪で井吹が腕をつかんでくれたので落ちるのは免れた。
それを見た瑞貴はホッとすると、自分の隣にある壁を触った。するとちょっとさわっただけでポロッと崩れたので、みんなに向かって言う。
「場所によってかなり滑りやすいみたいだね。みんな、手をかけるときは慎重に」
「「「「はい!」」」」
☆☆☆☆☆
あれからも天馬たちは先を進むが景色は変わらず、それどころか何度目かの真名部が目印を付けた岩と遭遇していた。
「またこの岩かよ!?」
「やはり、迷ってしまったようですね」
「そんな……」
うんざりだと鉄角は叫び、座名九郎は真名部と共に両腕を組み、天馬はショックを受け、瞬木は岩の上に乗って腰掛けた。特に複雑な道を進んだわけでもないのに道に迷った心当たりがない。
「大丈夫ですよ!」
ドスッ!
すると急に真名部がそう言って石を地面に突き刺し、空を照らす太陽に顔を向ける。
「太陽の角度と歩数を計算すれば、少なくともこれ以上迷うことはありません」
「さすが真名部!」
「よかった……」
親指を立てて前に突き出し称賛する鉄角。天馬も計算が得意な真名部が言うのでホッとした。
……モニター越しに見ていたロダンが、目印の岩を動かし心理的に迷わせて体力を奪うことに失敗したので、次の目標を定めることにした。
☆☆☆☆☆
早くも(というか意図的に)脱落したニセ剣城を抜かして三人でしりとりをするが、信助がとうとう詰まり始めた。
「『お』か~……『お』、『お』……あっ、そうだ! 『おでん……の、大根!』 ぐっ、ああっ、ダメだ~!」
「一気打ちね」
「望むところだ!」
もう暑さを紛らわせるためとか関係なく、さくらと九坂は純粋にしりとりの決着を付けるため顔を見合わせた。
「『オムライス』!」
「『スイカ』!」
「『カラス』!」
「フンッ、『す』で攻めて来るか。だったら『スイス』だ! どうよ、『す』返し!」
「甘い! 『スライス』!」
「『ステンレス』!」
「『擦りガラス』!」
「『スパイス』!」
「『スクールバス』!」
「『ストレス』!」
「『ステータス』!」
どちらも『す』で攻めるが間を置かずどんどん言葉を出すので、その光景に信助は呆然とし、ニセ剣城は呆れるように眺めていた。
「二人共、スゴい……」
「何が楽しいんだか……――ん!? 伏せろ!」
シュ~~――……!!
ニセ剣城の叫びと共に岩陰から蒸気が噴射した。咄嗟にさくらと九坂は両手で頭を抑え、ニセ剣城は信助を抱え、全員地面に屈んだので直撃は免れる。もし当たっていたら火傷では済まなかったかもしれない。
「な、何々?」
「危ねぇところだったな……」
「ありがとう、剣城……」
「これ以上進むのは危険だ。一旦引き返すぞ」
これもまたロダンの罠だった。しかしそれも失敗だったので、モニター越しに見ていたロダンは苛立って次の手を打つ。
「『リンゴ』!」
「『ゴリラ』!」
(そういう言葉でいいのかよ。だがこれ以上続けるのは得策ではないな)
さくらの次に九坂、次に信助という順番で言葉を続ける。そんな単純な言葉でいいのかとニセ剣城は呆れたが、いつボロが出るのかもわからないので早めに済ませるべきだと思った。
「剣城、『ら』だよ」
「『ライオン』」
「それって……」
(これでいい)
アッサリとしりとりを終わらせたので信助たちは再び足を止めて驚いた顔をするが、ニセ剣城は両腕を組んで驚く三人の間を通って先に行った。
☆☆☆☆☆
グーチームの皆帆たちは、マグマのそばにある少し緩い斜面の崖をよじ登っていた。だが、下はマグマだし暑さも相まって体力が奪われていく。
「これは……なかなかキツいね……」
ズルッ!
「わっ、わあああっ!」
ガシッ!
「大丈夫か!?」
「あ、ありがとう……!」
手を滑らせて落ちそうになった好葉だが、間一髪で井吹が腕をつかんでくれたので落ちるのは免れた。
それを見た瑞貴はホッとすると、自分の隣にある壁を触った。するとちょっとさわっただけでポロッと崩れたので、みんなに向かって言う。
「場所によってかなり滑りやすいみたいだね。みんな、手をかけるときは慎重に」
「「「「はい!」」」」
☆☆☆☆☆
あれからも天馬たちは先を進むが景色は変わらず、それどころか何度目かの真名部が目印を付けた岩と遭遇していた。
「またこの岩かよ!?」
「やはり、迷ってしまったようですね」
「そんな……」
うんざりだと鉄角は叫び、座名九郎は真名部と共に両腕を組み、天馬はショックを受け、瞬木は岩の上に乗って腰掛けた。特に複雑な道を進んだわけでもないのに道に迷った心当たりがない。
「大丈夫ですよ!」
ドスッ!
すると急に真名部がそう言って石を地面に突き刺し、空を照らす太陽に顔を向ける。
「太陽の角度と歩数を計算すれば、少なくともこれ以上迷うことはありません」
「さすが真名部!」
「よかった……」
親指を立てて前に突き出し称賛する鉄角。天馬も計算が得意な真名部が言うのでホッとした。
……モニター越しに見ていたロダンが、目印の岩を動かし心理的に迷わせて体力を奪うことに失敗したので、次の目標を定めることにした。
☆☆☆☆☆
早くも(というか意図的に)脱落したニセ剣城を抜かして三人でしりとりをするが、信助がとうとう詰まり始めた。
「『お』か~……『お』、『お』……あっ、そうだ! 『おでん……の、大根!』 ぐっ、ああっ、ダメだ~!」
「一気打ちね」
「望むところだ!」
もう暑さを紛らわせるためとか関係なく、さくらと九坂は純粋にしりとりの決着を付けるため顔を見合わせた。
「『オムライス』!」
「『スイカ』!」
「『カラス』!」
「フンッ、『す』で攻めて来るか。だったら『スイス』だ! どうよ、『す』返し!」
「甘い! 『スライス』!」
「『ステンレス』!」
「『擦りガラス』!」
「『スパイス』!」
「『スクールバス』!」
「『ストレス』!」
「『ステータス』!」
どちらも『す』で攻めるが間を置かずどんどん言葉を出すので、その光景に信助は呆然とし、ニセ剣城は呆れるように眺めていた。
「二人共、スゴい……」
「何が楽しいんだか……――ん!? 伏せろ!」
シュ~~――……!!
ニセ剣城の叫びと共に岩陰から蒸気が噴射した。咄嗟にさくらと九坂は両手で頭を抑え、ニセ剣城は信助を抱え、全員地面に屈んだので直撃は免れる。もし当たっていたら火傷では済まなかったかもしれない。
「な、何々?」
「危ねぇところだったな……」
「ありがとう、剣城……」
「これ以上進むのは危険だ。一旦引き返すぞ」
これもまたロダンの罠だった。しかしそれも失敗だったので、モニター越しに見ていたロダンは苛立って次の手を打つ。