灼熱の惑星ガードン!
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「ちょっと待てよ。今は試合前だ。練習するほうが大切だろ?」
「賛成です。この環境に対するみんなの適応度が、まだ万全と言えません」
「この戦いは、勝利するだけじゃダメなんだ。カトラが導いてくれる、宇宙を救う方法に辿り着かないと!」
「キャプテンは、いるかどうかもわからない人の言葉を信じて、行動するというのですか?」
「うん! 俺はカトラを信じる!」
「いや、信じる信じないの問題ではなくてですね……」
カトラは天馬の前にしか姿を現さないため、同郷のポトムリはおろか他のメンバーも半信半疑でいる。それに鉄角や真名部の言うように今は試合前の大事なときだが、天馬はカトラの言葉を信じて行動したいと願っていた。
「ああ。確かにそういう問題ではないな」
「そんな……!」
「だが、試してみる価値はあるだろう。それが宇宙を救う唯一の可能性ならばな」
「神童さん……! ありがとうございます! これから、東の山を探索しよう。みんなで探せばすぐに見――……あっ」
神童が同意してくれて天馬は礼を行って周りのみんなを見るが、乗り気じゃないメンバーが多かった。
「やっぱり今は、試合前の調整に集中すべきなんじゃ……」
「みんな……」
「――じゃあ、私一人で行ってくるよ」
「瑞貴さん!?」
「「「「「えっ!?」」」」」
さくらもまた、鉄角や真名部たちと同じように練習するべきだと思っている。だが、そこへ瑞貴が軽く手を上げて立候補したので天馬は思わず声を上げると他のみんなも勢いよく振り向いた。
「陣一郎くんたちが言うように練習も大事だけど、天馬のい言う宇宙を救う方法が1パーセントでもあるなら私は信じたい。それに私は選手じゃなくてコーチだから、万が一何かあっても試合に影響は――」
「何言ってるんですか! 影響ありますよ!」
「えっ?」
「瑞貴さんもまた、チームの大事な一員っス!」
「ガードン人は俺たちを敵視してるんスよ。今までの星みたいに過激派とかいたら単独行動する瑞貴さんなんて格好の獲物ですって」
「それにここ、マグマとか熱い所とか危険がいっぱい……!」
「「「「「うん」」」」」
(……私、そんなに頼りないんだろうか)
一人で向かおうとした瑞貴に、さくらや九坂や瞬木や好葉は真剣な口調で止めた。周りを見れば他のみんなも力強く頷いている。みんなが心配してくれるのは嬉しいが、大人として若干複雑な気持ちになる瑞貴だ。
「それに、カトラの声を聞いたのは俺一人です。責任もありますし、何より俺が行きたいんです!」
「天馬……」
「だったら、俺と天馬と瑞貴さんで行く」
「拓人くんまで!?」
神童は驚く瑞貴に頷いたあと、次いでみんなに顔を向ける。
「みんなは練習を続けてくれ」
「いや、俺も行くぜ」
「井吹!」
「面白そうだしな」
天馬と瑞貴に続いて神童も東の山に行くと告げると、井吹もまた立候補した。
「僕も行くよ。翼を持ったガードン人に会える、またとないチャンスだからね」
「私もお供しましょう。石を探すほうが、この環境に慣れる近道かもしれません」
「確かに、それは一理ありますね」
「もぉ~……わかったわよ」
「しゃーねーなぁ、行くか!」
「ありがとう、みんな!」
皆帆や座名九郎も次々と立候補し、その気持ちの強さと星の環境に慣れるために、どこか仕方ないというように真名部もさくらも鉄角も探索に付き合うことにした。他のみんなも一緒に来てくれるようで、天馬は改めて礼を言う。
「よし、三班に分けよう。そのほうが効率がいいはずだ」
「じゃあ、グーチョキパーで決めよう。せーの!」
「「「「「グーチョキパー!」」」」」
神童がチーム分けするように提案し、天馬の合図で瑞貴を含め全員手を出したが、九坂のグー以外は全員チョキを出してしまった。
「おおっ、マジで!? 俺強ぇー!」
「勝ち負けは関係ないだろ、九坂」
「あっ……そっスね」
あくまでチーム分けだと神童は拳を振り上げて喜ぶ九坂に、半ば呆れるように半目で言う。
「もう一度! せーの!」
「「「「「グーチョキパー!」」」」」
もう一度天馬の合図でそれぞれ出すと、今度はうまい具合に分かれた。
グーチーム・天馬、座名九郎、鉄角、瞬木、真名部。
チョキチーム・瑞貴、神童、井吹、皆帆、好葉。
パーチーム・信助、さくら、九坂、ニセ剣城。
「これで決まりだな」
「葵ちゃん、みのりちゃん、留守番お願いね」
「はい。みんなあまりムチャしないでね? 危険だと思ったら、すぐ引き返してくるのよ」
「賛成です。この環境に対するみんなの適応度が、まだ万全と言えません」
「この戦いは、勝利するだけじゃダメなんだ。カトラが導いてくれる、宇宙を救う方法に辿り着かないと!」
「キャプテンは、いるかどうかもわからない人の言葉を信じて、行動するというのですか?」
「うん! 俺はカトラを信じる!」
「いや、信じる信じないの問題ではなくてですね……」
カトラは天馬の前にしか姿を現さないため、同郷のポトムリはおろか他のメンバーも半信半疑でいる。それに鉄角や真名部の言うように今は試合前の大事なときだが、天馬はカトラの言葉を信じて行動したいと願っていた。
「ああ。確かにそういう問題ではないな」
「そんな……!」
「だが、試してみる価値はあるだろう。それが宇宙を救う唯一の可能性ならばな」
「神童さん……! ありがとうございます! これから、東の山を探索しよう。みんなで探せばすぐに見――……あっ」
神童が同意してくれて天馬は礼を行って周りのみんなを見るが、乗り気じゃないメンバーが多かった。
「やっぱり今は、試合前の調整に集中すべきなんじゃ……」
「みんな……」
「――じゃあ、私一人で行ってくるよ」
「瑞貴さん!?」
「「「「「えっ!?」」」」」
さくらもまた、鉄角や真名部たちと同じように練習するべきだと思っている。だが、そこへ瑞貴が軽く手を上げて立候補したので天馬は思わず声を上げると他のみんなも勢いよく振り向いた。
「陣一郎くんたちが言うように練習も大事だけど、天馬のい言う宇宙を救う方法が1パーセントでもあるなら私は信じたい。それに私は選手じゃなくてコーチだから、万が一何かあっても試合に影響は――」
「何言ってるんですか! 影響ありますよ!」
「えっ?」
「瑞貴さんもまた、チームの大事な一員っス!」
「ガードン人は俺たちを敵視してるんスよ。今までの星みたいに過激派とかいたら単独行動する瑞貴さんなんて格好の獲物ですって」
「それにここ、マグマとか熱い所とか危険がいっぱい……!」
「「「「「うん」」」」」
(……私、そんなに頼りないんだろうか)
一人で向かおうとした瑞貴に、さくらや九坂や瞬木や好葉は真剣な口調で止めた。周りを見れば他のみんなも力強く頷いている。みんなが心配してくれるのは嬉しいが、大人として若干複雑な気持ちになる瑞貴だ。
「それに、カトラの声を聞いたのは俺一人です。責任もありますし、何より俺が行きたいんです!」
「天馬……」
「だったら、俺と天馬と瑞貴さんで行く」
「拓人くんまで!?」
神童は驚く瑞貴に頷いたあと、次いでみんなに顔を向ける。
「みんなは練習を続けてくれ」
「いや、俺も行くぜ」
「井吹!」
「面白そうだしな」
天馬と瑞貴に続いて神童も東の山に行くと告げると、井吹もまた立候補した。
「僕も行くよ。翼を持ったガードン人に会える、またとないチャンスだからね」
「私もお供しましょう。石を探すほうが、この環境に慣れる近道かもしれません」
「確かに、それは一理ありますね」
「もぉ~……わかったわよ」
「しゃーねーなぁ、行くか!」
「ありがとう、みんな!」
皆帆や座名九郎も次々と立候補し、その気持ちの強さと星の環境に慣れるために、どこか仕方ないというように真名部もさくらも鉄角も探索に付き合うことにした。他のみんなも一緒に来てくれるようで、天馬は改めて礼を言う。
「よし、三班に分けよう。そのほうが効率がいいはずだ」
「じゃあ、グーチョキパーで決めよう。せーの!」
「「「「「グーチョキパー!」」」」」
神童がチーム分けするように提案し、天馬の合図で瑞貴を含め全員手を出したが、九坂のグー以外は全員チョキを出してしまった。
「おおっ、マジで!? 俺強ぇー!」
「勝ち負けは関係ないだろ、九坂」
「あっ……そっスね」
あくまでチーム分けだと神童は拳を振り上げて喜ぶ九坂に、半ば呆れるように半目で言う。
「もう一度! せーの!」
「「「「「グーチョキパー!」」」」」
もう一度天馬の合図でそれぞれ出すと、今度はうまい具合に分かれた。
グーチーム・天馬、座名九郎、鉄角、瞬木、真名部。
チョキチーム・瑞貴、神童、井吹、皆帆、好葉。
パーチーム・信助、さくら、九坂、ニセ剣城。
「これで決まりだな」
「葵ちゃん、みのりちゃん、留守番お願いね」
「はい。みんなあまりムチャしないでね? 危険だと思ったら、すぐ引き返してくるのよ」